ローレルの原点=凱旋門賞への想いに触れることができるエピソード=第61話「世界一のかたち」(前編)。見目麗しい幼少期ローレルの姿をお目に書かれることにも感謝だが、1シーンで“虚構”と“真実”という相反する要素を融合させて出力させてきた著者陣営の執筆力にも脱帽。前回のエピソードタイトルはこの時のためだったのかぁ・・・。

おはようございます。いつもご愛読いただきましてありがとうございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!フリープレゼンターの🎥あーさんと申します。
『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第61話「世界一のかたち」を先読みさせて頂きました。ヤンジャンアプリのメンバーシッププログラムに加入しているので少しばかり早く読書機会に恵まれ喜ばしい限り。
早速、ネタバレ無しでの感想を記すとしましょう。

『憎い演出しやがってぇ❗️』・・・——————という感想に辿り着きました。
このタイミングで記せることは限りがあるので抽象的なことしか書けませんが、私は心底“明石椿”というキャラクターが好きなんだなぁ~と思いました。椿トレーナーの表情作画・読者への見せ方=演出、これが憎いのなんの‼️
読者を信頼しているのか、最小限の表現で魅せてくるのですよねぇ。ローレルの回想メイン回だけども椿トレーナーに心奪われるエピソードです。
以上、ネタバレ無し感想でした。詳細は本文にてお届けします。

本編は大きく分けて2部構成。
- 第1部:レポートパート
- 第2部:エミュレートプレゼンパート
第1部では第61話(前編)がどのような内容だったのか登場キャラとシナリオの流れについて。第2部は感想プレゼンということで当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion“杉下右京”でテキストを味付けしていきます。『相棒』の主人公:右京を模倣したテキストで文章を彩っていきますよ。是非、水谷豊さんの声を思い浮かべながら、お楽しみください。
🟠《⚠️ネタバレ注意》第1部:エピソードレポート

~登場キャラクター~
- サクラローレル
- 明石椿
- サクラローレルの父
- サクラローレルの母
~ストーリーライン~
🔻トレーナーとしての務め
明石椿はトレーナーとして告げるべき責任を果たすべく病室へ向かい、担当ウマ娘へ言葉を紡ぐ。その言葉を受けてなお、サクラローレルは“夢”への意思を灯し続け、幼少期の出来事を回想する。
🔻サクラローレルの憧れの人物=父親
回想で語られるのが父親との思い出。世界一を志して日々仕事に臨む姿勢に目をキラキラさせる幼少期のローレル。そんな彼女は父親に「世界一」とはどういう意味なのか質問する。
🔻「世界一」が目の当たりにできる場所=凱旋門賞
ローレルの父はその問いに答えるべく、ある場所へ彼女を招待する。その場所、凱旋門賞で目の当たりにした光景は強くサクラローレルの心を突き動かし、今に至るまでの原動力をもたらすのであった。
🟠エミュレートプレゼンSTART
第61話(前編)。
そのタイトルが示す通り、今回は前後編で一つとなるエピソード。つまり現時点でさほど大きく触れることができる情報はないと言えます。
無論、無味無臭のエピソードかといえば全くもって異なる。
ついに語られるサクラローレルの夢の原点=凱旋門賞の出来事。作品のファーストエピソードの段階で朧げながら紡がれていたそれを、父親との関係性に厚みを持たせて再投稿するアプローチ。
幼少時代のサクラローレルの見目麗しさも相待って非常に付加価値の高いエピソードであると言えます。
ですが❗️僕の目に止まったのはそこではなく、サクラローレルの担当トレーナー=明石椿に対する表現。
著者らは今回、事実上一度も明石椿の表情を描いていない‼️——————これは著者らからの挑戦状もとい読者への信頼の表れに思えて他なりませんでした。
~2つの虚構と1つの真実を織り交ぜた至高のシーン~
実際にエピソードをご覧になった方なら確認できると思うのですが、一応椿トレーナーの顔が詳細に描かれるカットはありました。
一コマのみ、サクラローレルに前話=60話のタイトル「命があってよかった」を引用するタイミングで同時に描かれた“作り笑顔”。
そう!作り笑顔なのですよ。無理に繕い塗り固められた仮面。言葉も父=梧郎の借り物。表情と台詞の双方が虚構=フィクションという一コマ。
このシーンのために前回のエピソードタイトルに「命があってよかった」を採用したのではないかと思えるほど秀逸なシーンでした。
さらに付け加えるのならば、このシーンで唯一明石椿の感情を包み隠さず出力している物がある。
“何か”で黒く染まった手の甲。具体的な描写はないので憶測でしかありませんが、おそらく血痕。残酷な現実に対して手を強く地面に打ち付ける行為を何度も繰り返した証拠。悲しみ・怒り・その他諸々の感情を拳に込めた結果の残滓・・・——————だと僕は受け取りました。
表情と台詞は虚構だが、その拳にだけは真実の想いが込められている。
著者らはこの1シーンに明石椿に惚れ込むもならば、作り笑顔を見破れり、心の深奥を掴み取ることができると読者に委ねた。
そう思わせてくれる素晴らしいシーンとの出会いに言葉もありません。
🟠結びに

如何だったでしょうか?今回は『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第61話「世界一のかたち」(前編)について感想プレゼンを実施しました。
僕は自分が思っている以上に明石椿というキャラクターに惚れ込んでいるのだと強く再認識した次第です。
だからこそ、今回のエピソードは溜めの回であったと思いたい。
やはり笑顔が1番似合うキャラクターですからねぇ。心の底から笑顔満開の姿を披露してくれる瞬間が訪れることを切に願います。
それでは本プレゼンは以上。実に素晴らしいエピソードとの出会い。誠に感謝します。ご愛読いただきありがとうございました。またの機会にお会いしましょう。

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