史実を知らずに読みたかったエピソードNo.1❗️物語はトレーナー2名とドクター1名だけで進行し、作品の花形であるウマ娘も競争風景も不在な地味な展開が続く。だがしかし、著者陣営=文殊咲&保谷伸の手腕によって競走馬サクラローレル号の馬生を知っていても心の底から唸ってしまう怪作に仕上げられる‼️

おはようございます。いつもご愛読いただきましてありがとうございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!フリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第60話「命があってよかった」を先読みさせて頂きました。ヤンジャンアプリのメンバーシッププログラムに加入しているので少しばかり早く読書機会に恵まれ喜ばしい限り。
早速、ネタバレ無しでの感想を記すとしましょう。

『史実すら知らずに読みたかった極上のエピソード』・・・——————という感想に辿り着きました。
競走馬サクラローレル号が辿る道のり———というネタバレを既に摂取してしまっている以上、本エピソードの真髄を十二分に堪能することは叶わず無念でしかないっ‼️
第59話(後編)のヘビィな展開を引き継ぐ流れなので当然なのですが、笑いどころ皆無のシリアス成分100%が豪速球で読者を襲いかかってきます。本来はそれを“ノーガード”で受け止めて続きが気になるぅぅぅぅ~~~~という精神状態にたどり着くはずが、なまじ史実を知ってしまっているがために、今後の展開をどのように著者陣営は調理して行くのだろうか❓———という予想思考が疾走してしまう。
今回のような弩級の衝撃エピソードはネタバレなしで摂取するに限るのにやってしまった。しかし、ネタバレ込みでも面白いと唸らせるのは流石と言わざるを得ないでしょう。
以上、ネタバレ無し感想でした。詳細は本文にてお届けします。

本編は大きく分けて2部構成。
- 第1部:レポートパート
- 第2部:エミュレートプレゼンパート
第1部では第60話がどのような内容だったのか登場キャラとシナリオの流れについて。第2部は感想プレゼンということで当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion“杉下右京”でテキストを味付けしていきます。『相棒』の主人公:右京を模倣したテキストで文章を彩っていきますよ。是非、水谷豊さんの声を思い浮かべながら、お楽しみください。
🟠《⚠️ネタバレ注意》第1部:エピソードレポート

~登場キャラクター~
- サクラローレル
- 明石椿
- 明石梧郎
- ドクター
~ストーリーライン~
🔻緊急搬送
トレーニング中に倒れたサクラローレルは病院へと緊急搬送される。
🔻診断結果
病院の処置室前で待つ明石親子。そこに担当ドクターが現れ診察室へ招き、サクラローレルの診断結果が伝えられる。
🔻リハビリの向こう側は・・・
ドクターの言葉を受け止めて、今後の治療について言葉を絞り出す椿トレーナー。そして最も重要なリハビリ後の展望について質問するが・・・
🟠エミュレートプレゼンSTART
サクラローレルと椿トレーナーが交わした凱旋門賞制覇という頂の夢。無論、読者である僕たちもそこにたどり着くために伴走している身です。
現代的に表現するならば“フォロワー”と言ったところでしょうか。彼女たちが夢を成し遂げるその瞬間を見届けるためにフォロワーシップの矢印を作品とキャラクターに向けているわけです。
そんな矢先に起こった本事件。無論、史実に即しているものであることは明白で競走馬サクラローレル号の波乱な馬生を反映させた内容であることは存じ上げています。
その馬生を語る上で最も重要なターニングポイントなる“骨折”。あっさり流されるわけもないことは予想していましたが、まさかここまで弩級の代物をぶつけてくるとは思いもしませんでした。
史実を知っているのにも関わらずある種の感動を覚えてしまったのは、最小限のキャラクターを活用した作劇と保谷伸氏の画力が冴え渡る表情作画あってのものと言えます。
~史実を知ってなお、衝撃を受ける表情作画の妙~
本エピソードの実質的な登場人物は3名。
明石椿、明石梧郎、そして担当医。
彼らの会話劇のみで進行する話運びは絵的は極めて地味。タイトルの花形であるウマ娘の煌びやかな笑顔も熱くなるレース風景も不在です。
ですが、ここには作品の未来を左右するドラマがある。
おそらく何度となく競争ウマ娘を診てきたプロが下す重い判決=競争能力喪失。ベテラントレーナーとして幾度となくこのような場面に出くわしてきた事が匂わされるほど冷静な明石梧郎の態度。
対して、初めて受け持った担当ウマ娘の事実上の競争人生終了宣告に表情が瓦解せざるを得ない明石椿。
本作のメインディッシュは間違いなく椿トレーナーの表情芝居であり、そこに至るまでの“静”の流れが豪快に崩れる表情作画とのギャップを生み出していた。
鮮やかな手腕です。史実を知っている者として先の復帰劇を脳裏によぎらせる余地のない力ある画作り。
賞賛する他ありませんよ!
🟠結びに

如何だったでしょうか?今回は『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第60話「命があってよかった」について感想プレゼンを実施しました。
「命があってよかった」
僕はこのエピソードタイトルがどうにも心憎く思えて仕方ありません。せめてもの救いとして一命を取り留めた。不幸中の幸いといえば耳触りがよいの確かですが、ハッピーエンドとは程遠い現実を隠蔽しようとする魂胆が見据えてどうにも快く受け止める気が湧いてこない。
失礼。
決して著者陣営のタイトルセンスにケチをつけたいわけではないのですが、そう聞こえてしまったかもしれませんね。
ですが、僕がこのような発言してしまったのは、それほどまでに劇中での明石椿トレーナーの感情表現が素晴らしかったことに他ならないのでしょう。
それほどまでに何度でも何分でも目が釘付けにされてしまう“魔力”があった。おそらく「命があってよかった」というタイトルを思い出すたびに椿トレーナーの表情・テキスト上では聞こえてくるはずのない叫び声などがフラッシュバックしてしまう事でしょう。
著者陣営も困った呪いを授けてきてくれたものです。
願わくば、全くネタバレに触れていないまま本エピソードとの対面を叶えたかった。忘却能力に秀でていないこの脳が恨めしい限り。

それでは本プレゼンは以上。実に素晴らしいエピソードとの出会い。誠に感謝します。ご愛読いただきありがとうございました。またの機会にお会いしましょう。
このブログではプレゼンノウハウの提供・実践や競走馬・ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。
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