衝撃の走るクライマックスページに至るために述べ9ページを活用した視覚演出=コマ割り配置は天晴れ‼️ついに訪れるサクラローレル最大の試練の時。ナリタブライアンの故障エピソードと対をなす作劇。スタブロ初となる“前後編”という意義を受け止める他ないシナリオ構成に拍手👏。

☀️おはようございます。いつもご愛読いただきましてありがとうございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!フリープレゼンターの🦉あーさんと申します。ちなみに人生で骨折を経験した回数は4回(左肘、左肘、右足首、鼻)あったりします。昔は貧弱ボディでしたねぇ。
『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第59話「オマエに何ができる」(後編)を先読みさせて頂きました。ヤンジャンアプリのメンバーシッププログラムに加入しているので少しばかり早く読書機会に恵まれ喜ばしい限り。
早速、ネタバレ無しでの感想を記すとしましょう。

『前後編と銘打っただけの価値あるエピソード』・・・——————という感想に辿り着きました。
どうにもこうにも前回のエピソードこと第59話(前編)に引き続き、今回の後編も脂に乗りまくって筆を取っているように思えて他なりません❗️
スターブロッサムでは初の試みとなった前後編エピソード。2つで一つと呼べるエピソードの“群”を放った価値は間違いなくある‼️そう思わせてくれる名エピソードでした。ナリタブライアンの故障報道とほぼ同時期に起こった“あの出来事”を前後編という形で読者に提供するアプローチ。お見事という他ない。
以上、ネタバレ無し感想でした。詳細は本文にてお届けします。

本編は大きく分けて2部構成。
- 第1部:レポートパート
- 第2部:エミュレートプレゼンパート
第1部では第59話(後編)がどのような内容だったのか登場キャラとシナリオの流れについて。第2部は感想プレゼンということで当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion“杉下右京”でテキストを味付けしていきます。『相棒』の主人公:右京を模倣したテキストで文章を彩っていきますよ。是非、水谷豊さんの声を思い浮かべながら、お楽しみください。
🟠《⚠️ネタバレ注意》第1部:エピソードレポート

~登場キャラクター~
- サクラローレル
- 明石椿
- 明石梧郎
- 黒田自由
- ダンスリムリック
- エアグルーヴ
- (ナリタブライアン)
- (サクラバクシンオー)
- (ノースフライト)
~ストーリーライン~
🔻春天への意気込み
ナリタブライアンの故障報道を目にするサクラローレルと椿トレーナー。待ち焦がれていた正面対決はお預けとなってしまったものも先のマイルCSでの学びを胸にモチベーションを落とすことなく天皇賞(春)へ臨む心意気を示す。
🔻ベテラントレーナーでも慣れないもの
4月20日、天皇賞(春)を目前に控えたタイミング。明石梧郎と黒田自由(ダンスリムリックやエアグルーヴが所属する名門チーム〈レグルス〉のトレーナー)はナリタブライアン不在の天皇賞(春)について会話を進めていた。
会話の核はアスリートには避けて通れぬ“怪我”に発展し、ベテラントレーナーになっても決して慣れることのない故障という不運に対しての見解が述べられていく。
🔻バキッ
ウッドチップコースにてトレーニングに勤しむサクラローレル。予兆など何一つ見せることなく“不運”が訪れる。
🟠エミュレートプレゼンSTART
後にマヤノトップガン号とマーベラスサンデー号と共に“3強”と謳われることとなる名馬サクラローレル号。
彼の馬生は波乱に満ちており、非常に多くの怪我・故障との格闘の日々が記録されております。
その最たるものが1995年天皇賞(春)を目前に控えていたタイミングでの“骨折”による競争馬生にピリオドを打たれる寸前まで追い込まれる事態。
いつかは劇中にて訪れることを覚悟していましたが、まさかナリタブライアンの故障エピソードと抱き合わせる形で畳み込まれるとは思いもしませんでした。
~《試練に試練を重ねる》故障エピソードを前後編にした手腕~
第59話「オマエに何ができる」(前編)。こちらのエピソードタイトルを目にした時、前例のない(前編)という配列に違和感を覚えました。
これまでエピソードを2分割するような表現をしたことは皆無。強いてあげるのであれば「番外編」という名目で本編とは少し距離の置いたエピソードを提供したことがあるに限る。
なぜ、前編・後編という表現を採択されたのか・・・。
おそらく狙いは読者に“違和感”というフックをプレゼントすることだったのではないでしょうか?
今までと異なる“何か”をしようとしている。タイトルにわずか4テキスト(前編)&(後編)と記すだけで著者陣営の目論見のようなものが透けて見えてきますからねぇ。
事実、2つのエピソードは2つで一つと呼べる関係性・連動性を帯びており2名のウマ娘を襲う“故障”という試練・ピンチを重ねることによる相乗作用で物語に大きなうねりをもたらそうとしている。
天皇賞(春)という大舞台でマッチアップし、ついに交わるはずであった主役2名の物語が片方の呼称によって交差することなく終わるかと思いきや、もう片方も故障することによって想像もしない形で繋がりリンクしようとしている。
運命を超えた宿命のような因果がそこにあるのかもしれない。
そう思わせてくれる見事なシナリオ構成でした。
~1ページを8分割にて表現して秀逸なコマ割り~
シナリオ構成もさることながら、僕がどうしても絶賛したい点が☝️一つあります。
それは本エピソードの最重要シーン=サクラローレルの脚に故障の衝撃が放たれる次のページ。著作権への都合でページままを掲載することは叶いませんが、⬇️下に再現した小回りだけでもイメージ画像として載せます。

ご覧いただいた通り、1ページを満遍なく活用して斜めに走るコマ割りのラッシュ。このページに辿り着くまで9ページでは極力斜線を省いたスタンダードなコマ配置を心がけていたことも手伝い、事態の異常性が読者の心にダイレクトに突き刺さる秀逸なアプローチです。
コマ割りだけでなく被写体の写し方にも一工夫どころでは済まないので、漫画家を志す方の手引書としても推奨したくなってしまいます。
🟠結びに

如何だったでしょうか?今回は『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第59話「オマエに何ができる」(後編)について感想プレゼンを実施しました。
一言で感想を述べるのならば前後編と銘打っただけの価値あるエピソード・・・——————と言ったところでしょうか。
最初期の頃から多くのエピソードにてトレーナーの心強さを描いてきた『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』。対して、前話では「オマエに何ができる」と阿武隈紗季トレーナーが担当ウマ娘に言い放たれる弩級の展開が描かれ、トレーナーという存在の無力さもまざまざと突きつける展開でした。
それに引き続き後編と銘打った本エピソード。
サクラローレルが倒れる様を見ていることしかできなかった作劇とタイトルが噛み合い、こちらでもトレーナーの無力さを描く内容であったと言えます。
畳み掛けてきますねぇ。トレーナーに感情移入しやすい読者としては辛くもあり、続きが気になって仕方ありません。
何せ物語の中腹というものは往々にしてエンディングと異なる面構えを示すもの、つまり、ここで悲劇を見せたのであれば後は・・・。
失礼。これ以上勘繰るというのは野暮ですねぇ。著者陣営がどのような顛末を紡ぐのか楽しみとさせていただきます。
それでは本プレゼンは以上。実に素晴らしいエピソードとの出会い。誠に感謝します。ご愛読いただきありがとうございました。またの機会にお会いしましょう。

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