TVアニメ版第20話の原作となった原作コミック5巻収録の第40・41話。
概ね原作通りながら随所にアニメオリジナル要素がトッピングされていたことを発見!
奇人制作スタッフの愛の結晶をピックアップ!

おはようございます。『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』こと通称『100カノ』を🍿映画館で堪能したいと考えている奇人兼ブログ管理人のあーさんです。
彼女2人ごと(コミックス表紙コンビ)にエピソードを厳選したセレクション集という形なら映画化できるのでは・・・と日頃から思っています。

TVアニメ2期『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第20話「美しきものたち」を視聴しました。
面白いですね。毎回、面白さで腹を抱えながら視聴していますが、今回は個人的にお気に入りのエピソードがアニメ化されたこともあって満足度が桁違いでした!

本記事ではその面白さを伝える・・・のではなく、原作と何がどう違ったのかを取り上げていきます。
原作と結構異なる描写が多いTVアニメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』。
TVアニメは原作を再現するだけではなく随所オリジナルアプローチを加えております。
彼ら奇人スタッフの愛と労力の成果をほんの少しだけご紹介していきましょう。

それでは本編スタート。
アニメオリジナル要素5選

まずはアニメオリジナル要素を解説していきましょう。
因みに第20話の原作となったエピソードは原作コミック5巻収録の第40・41話となります。
おそらく番外編は未映像化のままで終わりそう。
育の個性が覚醒する幼少時代の物語。興味ある方はコミックスでチェック推奨!
【アニオリ1】得点板

美しさ探し対決で用いられた得点板。こちらはアニメにしか登場していないアイテム。
原作では💬吹き出しスタイルで読者に得点がわかる形でしたが、アニメでは💬吹き出しではなく視覚的にわかるオブジェクトに改変されました。
非常にわかりやすい配慮!
【アニオリ2】「美しさ探し」でのリアクション

2つ目のアニメオリジナル要素は美しさ探し対決で原作にはないリアクションが確認できたこと!
羽々里 「あらまぁ」
胡桃 「なんだよそれ」
芽衣 「滅相もございません」
薬莉 「えっへんなのだ」
育 「あはは」
羽香里 「それほどでも」
以上6名のリアクションが追加!
コミックスでは表情のみで、スペースの都合上台詞はカットされていたのかもしれません。
大画面を活用できるTVアニメならではのアプローチで原作を補強してくれたことに感謝!
【アニオリ3】洗濯バサミ?

こちらはもしかしたらアニメオリジナルではないかもしれませんが一応ご紹介しましょう。
コミックスだとサイズの都合でよくわからないというのが本音ですが、アニメ版だとかつて恋太郎だった生き物のTKBに洗濯バサミ?ないしはクリップのような装飾がされていた。
HENTAI度がパワーアップしている!
声まで原型を留めていないことにも驚く!!
原作の段階でも一度見たら一生忘れることのできないインパクトを誇っていたのに、地上波放送でそれをパワーアップさせてくるとはスタッフの奇人レベルは測定不能。
【アニオリ4】血流描写

媚薬と言って差し支えないリップを用いたキスによる快感。これをアニメでは視覚的にわかりやすくする演出がなされていましたね。
血管を快感物質が移動しているイメージが挿入されていましたが、これもアニメオリジナル。
原作だと恍惚な表情を浮かべる彼女たちだけの描写でしたが、アニメ版はポップなデフォルメキャラの出番が追加された形。
このデフォルメキャラ。コミックスの目次で確認できる等身に似ていることもあって原作ファンには嬉しいサプライズ!
【アニオリ5】謝罪会見

キスの快感によって薬莉のダムが決壊する展開。これ原作通りです。
アニメでは謝罪会見をする追加要素がなされていました。
原作通りにするのはなかなかピーキーなシーンだったと思います。こんなご時世ですからどこからクレームが飛んでくるのかわからない。
それでも原作を尊重してそのままお出しするために謝罪会見シーンを追加した判断を指示したい。
原作コミックからカットされた場面3選

それではお次は惜しくもアニメではカットされてしまった原作コミックの場面を3つ紹介していきましょう。
美しさ探し対決の制限時間

アニメでは特に説明されていませんでしたが、原作だとより明確な「美しさ探し」対決のルールが紹介されています。
一つのお題で設けられる制限時間は最も美しいとされる数=完全数に因み6分。
さすが「世界美しさ協会公式認定競技」。しっかりとルールが設けられています。
ということで、6分✖️お題9名の試合が行われたということになりますね。54分かぁ。。。実際にはもう少しお題とお題と中継するための時間が必要であることが予測されるので1時間以上の舌戦が行われたということになりますね。
6分から褒められまくっているのでそりゃ上機嫌にもなってしまう。
眉を剃った恋太郎に対する2名のリアクション

かつて恋太郎だった生き物へと至るファーストステップとして眉を剃った場面の直後。コミックスではその後の展開がございます。
間髪入れずに育が恋太郎に続き自分も眉を剃ろうとする。
⬇︎
それを唐音が食い止めるためにホールドする。
⬇︎
そのホールドの刺激で育が喜ぶ。
という流れ。
文章だけでもイメージが湧いてくるでしょ?
短いやり取りながら、個性(ドM)と個性(怪力)の化学反応が堪能できる素敵なシーンです。
君太郎君のその後

羽香里がキスの快感で崩れた後、駆け寄る唐音。朦朧とする意識の中、相手を誤認してキスしてしまう2人。
その百合の花が咲き乱れる光景に興奮し📷撮影する羽々里。主人の🩸鼻血を一滴も落とさず回収する芽衣。
アニメではここまでですが、このシーンにはちょっとだけ(1コマ)続きがあります。
羽香里からのキスを力業で抜け出し唐音が、羽々里に
「・・・なんか見た・・・ッ!!?」
と問うが、「見てない 見てない 何も見てない」と返答する。
そう言いながらも2人のキスシーンを撮影したデータが収まった📱スマホを芽衣にこっそり渡すという場面。
このシーンもユニークな場面なので多くの人に知っていただきたいです。1コマだけのシーンだけど情報量が非常に豊富。
果たして、守ったデータはその後どのように活用されるのでしょうか?
まとめ

いかがだったでしょうか?今回はTVアニメ2期『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第20話「美しきものたち」の原作との違いをご紹介しました。
最後にそれらを一挙にまとめていきましょう。
アニメと原作コミックの違い8選
アニメオリジナル要素で追加された以下の5つ。
得点板・美しさ探しでのリアクション・TKBに洗濯バサミ・血流とデフォルメキャラ・謝罪会見
原作コミックからカットされたシーンは以下の3つ。
美しさ探しの制限時間6分・育と唐音の化学反応・スマホを死守する羽々里&芽衣。

それでは今回は以上となります。
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