おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
今回はデッドプール2をディズニープラスで視聴しましたので、その感想を綴っていきたいと思います。
デッドプール&ウルヴァリンに繋がる要素を抽出していくという目的で視聴しましたので、最新作との関連性に着眼してレビューしていく所存です。
あらすじ
恋人ヴァネッサと幸せな日々を送っていたデッドプール。だが、未来からやってきた最強マシーン人間ケーブルがデッドプールを脅かし、強力なパワーを秘めた少年を狙う!仲間のミュータントのごろつきを集めて“Xフォース”を結成。超能力をもつ少年をタイムトラベルをする残虐なサイボーグ、ケーブルから守ろうとする。
ディズニープラス 公式サイトより引用
MCU合流への伏線となったタイムトラベル要素
**デッドプール&ウルヴァリン**のファーストトレーラーで多くのファンを驚愕させたTVAに拉致させるウェイドの描写。
なんでTVAがウェイドを拉致するのか疑問に感じたのですが、デッドプール2を視聴して謎が解けました。
ウェイドがケーブルの用いていたタイムトラベルデバイスを活用して4回も過去に飛び歴史改変を引き起こしているのですよね。
- 1回目:デッドプール2冒頭で死亡してしまうヴァネッサを救うため
- 2回目:Xフォースのチームメンバーを不幸な事故から救うため
- 3回目:ウルヴァリン X-MEN ZERO に登場するウェイドを射殺するため
- 4回目:グリーンランタンのオファーを受け喜びに浸っているライアン・レイノルズを射殺するため
3回目と4回目はネタのようなものですが、1〜2回目はガチで歴史改変を起こしている。
その証拠にデッドプール&ウルヴァリンの予告編にはヴァネッサが生存していることが確認できます。
TVAは歴史の流れを管理守護する組織なのでウェイドを標的にするのも納得です。
本編レビュー
予告編だけの情報だとMCU合流の布石となった要素前述したタイムトラベル要素くらいしか推察できないので、その他本編の良かったところについて綴っていこうかと思います。
わずか2秒!ブレットトレインに繋がるブラッドピットのカメオ出演
本作に登場する透明のミュータントがいるのですが、彼が電線に触れ感電することで一瞬だけその姿を確認することができます。
なんとあの大物俳優ブラッド・ピット。
セリフもなくアクションらしいシーンは一切なく、ただの透明人間となれるミュータントが感電死するシーンにだけ起用されるという謎の贅沢なキャスティング。
正直、劇場で最初に鑑賞したときはあの透明人間の俳優が誰かわからなかったので配信で確認してみたところガチでブラピで驚愕しています。
しかも、このわずか2秒のブラピ出演が巡り巡ってブラッド・ピット主演映画**ブレット・トレイン**にライアン・レイノルズが2秒だけ出演するという恩返しが実現しているのだからたまげたものです。
この奇妙な俳優の絆。ハリウッドの歴史長しといえど、なかなか無い事例なのでいろんな映画を見ていたものだけが味わえる感動なのかもしれません。
私はブレット・トレインを劇場で鑑賞してほんの数秒画面を占拠したライアンレイノルズが面白すぎて吹いてしまった。そしてライアンレイノルズが数秒だけ出演した背景にデッドプール2での出来事が絡んでいたと知り、配給会社の枠を超えて粋な恩返しをするライアンに感動しましたとさ。
幸運を味方にするある意味最強ミュータント ドミノ
デッドプールに立ち塞がる強敵ケーブルを打倒するためにウェイドが求人をかけて結成したチームXフォースの一員ドミノ。(画像の左側の女性)
求人をかけて面接にやってくるスーパーパワーを持ったキャラクターなんているのか!?というツッコミをしたくなるかもしれないですが、そのツッコミを見事に打ち破るのがドミノなのです。
ドミノのパワーは幸運。
目からビーム出せたりテレパシーを使えたり、磁力を自由に操れたりとかはできない彼女ですが劇中の活躍を見た人ならマジで幸運というスーパーパワーを持っていると断言せざるを得ない活躍を彼女は披露するのです。
- パラシュートを用いた着陸に他のXフォースのメンバーが全員失敗する中、ドミノのみ成功する
- ドミノに致命傷を負わせるような攻撃は何故かトラブルで妨害されてしまう
- まるでピタゴラスイッチ。ドミノが敵と乱闘していると周囲の家具が彼女たちの攻撃で倒れドミノの攻撃をアシストするように敵に連鎖的な打撃を与える
うまく言語化できないところもあるのですが、ドミノ自体は何もスーパーパワーを活用するような描写はないけれど周囲の人間の行動や周囲の物が勝手にドミノに都合よく動いてしまう。
そういう因果を引き寄せているといえば良いのかもしれないです。
ミュータントは多数いますが、ドミノのように意図的にパワーを披露せず周囲に影響を与えるタイプは他に類を見ないので彼女のバトルは新鮮かつ絶対に死なないという安心感まであってとても頼もしいキャラですね。
未来からやってきたター〇〇〇ター ケーブル
ターミネーターの如く未来からやってきた男ケーブル。(上の見出しを○にした意味はちょっと使ってみたくなったから)
中盤までデッドプールらに立ち塞がるヴィランかと思いきや終盤のバトルでは味方サイドに回るベジーターみたいなキャラ。
大塚明夫さんの吹き替えがまた良いのですわ。渋くてカッコいい!
本人にスーパーパワーは備わっていないが、片腕がメタルアームになっており人間離れしたパワーを発揮できる。他にも未来のテクノロジーで作られた装備を有しており、メインウェポンとなる銃・銃を引き寄せるマグネットギミックを備えたデバイス・ケーブルの巨体を覆えるほどデカいバリアを発生させるデバイスなどを持っている。
如何にも未来から来ましたというキャラクターでシュワちゃんっぽいよね。
強面な外見だけど、行動理念は未来に起きた事件で救えなかった嫁と娘を救うために過去へとやってくるという泣かせるもの。
未来を変えるためならデッドプールにも頭を下げることができる男でもあり、映画中盤までの悪役ムーブとのギャップ効果で私はうっかり惚れそうになっちゃいました。
ツンデレ!? クーデレ!? ケーブルに惚れる瞬間
惚れそうになっただけで惚れなかった私に追い打ちをかけるイベントがやってくる。
自分が未来へと帰還するために残されたタイムトラベルデバイスのエネルギーをウェイドの命を救うために使うという献身っぷり。
ツンデレかよ、このヤロー!
いやどちらかと言うとクーデレか!?
どっちでもいいや!
あんなにウェイドと仲良くする気なかったくせにずるいぞ!なんて優しさを披露するんじゃ!
好きになるしかないじゃないかっ!!!
終わりに
今回はデッドプールシリーズ第2作**デッドプール2**についてレビューしました。
シリーズ第3作**デッドプール&ウルヴァリン**直前の鑑賞ということで、続編に繋がる要素を探しながら視聴しましたが、TVAとの接点を発見できて良かったと思いました。
ずっとTVAがなんでデッドプールに接触するのか疑問に感じていたので、その答えをようやく得られました。
何せ劇場で公開されたのが2018年6月1日ですからね。もう6年前の作品なのかということにもビックリですが、本編の内容をだいぶ忘れてしまっていた自分にもがっかりです。
もうちょっとちゃんと覚えておこうよ私!
映画ラストの歴史改変ラッシュに劇場で爆笑したでしょうが!
特にグリーンランタンのオファーに感極まるライアン・レイノルズを撃ち抜くシーンが大好きです。
前作から予算が2倍となりやりたい放題の作風に拍車がかかったデッドプール2。
ドミノとケーブルという魅力的なキャラクターの登場が個人的に一押しポイント。デッドプール&ウルヴァリンに登場しなさそうなのが残念ですが、ウルヴァリンことヒュー・ジャックマンのカムバックというビッグトピックがあるので仕方なし・・・なのかな?
今回の記事では触れなかったですが、デッドプールとコロッサスの友情など他にも見所盛りだくさんの作品なので是非読者の皆さんもデッドプール2の鑑賞をオススメします。
コメント