
おはようございます。ブログ管理人のあーさんと申します。

この記事では2025年4月よりオンエアーされた作品『ざつ旅-That’s Journey-』の各話感想を綴っていこうかと思います。
スタイルはショートレビュー&スタック形式を採用。
ショート=短く
スタック=積み重ね
1話ごとに記事を投稿しても良いのですが、昨今のYouTube shortsなどのショート動画ブームを鑑みると短い意見・感想の方が喜ぶ人が多いと思いこのスタイルを採用させて頂きます。

それでは本編スタート。
第1話感想:背景美術の豊富さに驚く

本作品は手に汗握るようなバトルなしの癒し系アニメ。女子大生の少女が無計画に旅をする雑な日常を味わう作品。
なのだが、テンションのボルテージが上がることになるなんて想像していなかった。
作風は間違いなくゆるい。だが、背景美術のガチっぷりに驚愕する他ない。実在する場所をモチーフとしていることへのリスペクトとは言えこの1話だけでどれだけの背景を見たことかっ!?
これは凄い作品だな〜舌を巻いてしまう。
背景美術って決して量産性に優れるものではないのですよ!
むしろ逆。高い描写力を要求される絵の方が多い。今作も手抜きをしているとは思えないクオリティの背景美術ばかり。
これほどハイクオリティで旅のロケーションを忠実に再現していると思われる背景美術の豊富さ味わえる作品に出会えたことに感謝!
第2話感想:聖地量産アニメ

第2話。主人公:鈴ヶ森ちかの行動力は中々ユニークですね。
私はなるべく計画的に行動する主義なので、彼女のような無計画に行動する人は自分と異なる価値観を観察しているようで面白い。
アンケートで毎回行き先を決めてしまう大雑把ぷりは彼女の長所なのでしょう。
前半は一人旅。後半は同伴者ありの旅。どちらも無計画に実行しているけど最終的に良い思い出に化けているのが素敵ですね。
1話24分で2箇所への旅を実行するペース感にも驚かされる。そして、旅先を再現する背景美術が豊富で素晴らしい限り。
毎回複数箇所に旅するとなるととんでもない数の聖地が爆誕してしまいそう。
第3話感想 作品の拡張性を示す名エピソード

第3話。1クールものもアニメにとって一つの鬼門とされるのが第3話。
ここで面白さのPRが不十分だと視聴者は3話ギリを発動して視聴を打ち切ると言われる。
私はざつ旅第3話が3話ギリ対策をどのようにしたかに着目してみました。
主人公ちかと同伴するトラベルメイトを複数人見せるというカードを切った本作。作品の拡張性を披露したのはナイス判断であると支持したい!
基本的に主人公のちかが何処かに旅するという1パターンの作品。
旅先が変われば紡がれる物語も当然変わるであろうが、それだけだとパンチが弱い。ちかが旅して良かった〜で終わってしまう。
そこにキャラクターの組み合わせパターンが加わることで様々なキャラクターの関係性を引き出すことができる。
やはり視聴者はキャラクターに惚れ込んでいくもの。
魅力的なキャラクター同士が生み出す化学反応を堪能したい。旅という非日常がキャラ同士の化学反応を活性化させる要素として機能としていくことも予想でき、ゆるりとした作風ながら味わい深い作品として今後も視聴を継続できそうだと思った次第。
第4話 メインキャラ紹介完了と共に新章突入

第4話はというか、第1〜4話に至るまでの構成の見事さに唸ってしまった。
第1話でちかの一人旅。後続する2〜4話で主人公と肩を並べるキャラ4名との同伴旅。
旅先のバリエーションとキャラクター同士のカップリングパターンを披露する話運びで作品の基本フォーマットは一応の完成を見せる。
おそらく、このフォーマットを継続するだけでも一定の面白さは確保できるでしょう。『孤独のグルメ』に通じる普遍的な面白さは約束されると思います。
だがしかし、本作がそもそも旅という路線を歩み始めたのがちかの🖋️漫画家ライフに新たな風を呼び起こすためでした。
それを再確認させてくれる第4話のフィナーレ!
ちゃんとキャラクターの物語が進行していることに感心してしまう。
このアニメ1クールのラストまでにネームが合格する展開を期待したい!
第5話 一人旅の魅力の再発見

前回の引きから勝手にアシスタントライフ篇が開幕すると思ったが、そんなことなかったぜ・・・
今回も安定の旅模様。
しかも原点に立ち返り一人旅。
同伴者が不在となることで味わいが薄くなるかと思いきや、一人旅ならではの感情も発露などが確認される。
味が抜けない作品だな〜とつくづく感心してしまう。複数人の旅を経験したからこそ生まれる視点の変化。それが結果的に一人旅特有の味を醸成していく。
後半は再び2人旅。1話で様々な旅を味わい尽くせるのは至れるつくせり。
この作品、無敵か!?
第6話以降

第6話以降の感想はオンエアー後なる早で実施致します。
最後に

いかがだったでしょうか?
この記事ではTVアニメ『ざつ旅-That’s Journey-』の各話感想を綴らせて頂きました。
最後に同時期放送タイトルの中で私が視聴している作品リストをご紹介して締めとさせて頂きます。
2025年春アニメ注目タイトル

2025年春。私が注目している作品は以上の8タイトル。
『ウマ娘シンデレラグレイ』
『ウィッチウォッチ』
『mono』
『ざつ旅』
『機動戦士ガンダムGQuuuuuuX』
『ロックは淑女の嗜みでして』
『九龍ジェネリックロマンス』
『秘密のアイプリ リング編』
秘密のアイプリは1年間に及ぶ通年放送なのでショートレビューを継続していけるかわからないので感想を述べる予定はないですが、他はできそうなので感想を述べていく所存。
宜しければ他のレビューも一読していただけると嬉しく思います。

それでは今回は以上となります。
このブログでは映画レビューや映画化に値する作品(例:ウマ娘シンデレラグレイ)の紹介を行なっております。他の記事に目を通したり、ご家族や友人に紹介やSNSで拡散していただけると励みになります。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。


コメント