【ファーストレビュー】アガサ・オール・アロング 第1&第2話 感想

アガサ オール・アロング 感想 ディズニープラス

おはようございます😃ブログ管理人のあーさんです。

今回はディズニープラスにて配信されたMCUドラマ『アガサ・オール・アロング』についてのファーストレビューとなります。

配信初日にリリースされた第1話&第2話を鑑賞し終えたので、ドラマの掴みはどうだったのか・今後に期待できるのかについて記事にしていきたいと思います。

結論から言ってしまうと、概ね好評です。嘘です。白状すると無茶苦茶面白くてテンション高まっています。

主観・独断でのジャッジではありますがMCUドラマ群の中でも上々のスタートダッシュではないかと思っています。

逆境・崖っぷちから始まる物語。しかも一癖も二癖もあるヴィラン寄りなキャラクターたちが主役を務めるのだから、旧来のMCUドラマ群とは異なるテイストが味わえることは約束されていると言って良いでしょう!

今までのMCUにはなかった旨味が堪能できそうだと期待感が膨らむ一方です。


今回は絶賛寄りの記事となりそうです。なんせ私はアガサのことがかなり好きなのですから。彼女の主演作を褒めたくなってしまう気持ちを抑えることはできません!

注意点として第1話&第2話の内容に触れ込む都合上ネタバレとなってしまうところが随所に発生しますのでまだ未見でネタバレNGの方はご注意くださいませ。

主観的満足度:星*8 ★★★★★★★★☆☆

まずは独断と偏見でジャッジする満足度について。これに関しては大変満足しております!なんと言ってもアガサのカオスっぷりが健在で、変にヒーロー路線に走っていないのだもの。やっぱりアガサはカオス側のキャラなのでそのキャラクター性がぶれていない事に一安心しております。

物語のつかみも👌!『ワンダビジョン』の顛末から『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』を経てアガサがどうなったのかが徐々に明らかになっていく第1話の文脈は好奇心をそそります。

第2話も曲者揃いの魔女の面々がテンポよく集まっていく小気味の良さ。なぜか個人情報が死守される謎の少年の存在。アガサ邸に詰め寄る魔女団のホラー演出などなど、見応え抜群のエピソードでした。

第1話&第2話の満足度は非常に高いです。

序盤で高めの評価をつけすぎると後のハードルが高くなってしまうので少し控えめに星*8!

客観的面白さ:星*8 ★★★★★★★★☆☆

上記の主観的満足度の欄では10年以上嗜んでいるMCUファンとしての意見を述べましたが、そのファン目線というフィルターを抜きにした評価を下しておきます。

主観を抜きにしても一つのドラマとして良い出だしであったと感じています。好奇心をそそるストーリー構成。アガサの軽妙でヴィランともヒーローとも異なる味わい深いキャラクター造形。テンポよく仲間を集めていくプロセス。どの角度から見ても一級のクオリティであったと思います。

キャラクターの魅力:星*9 ★★★★★★★★★☆

ドラマを面白くする柱は間違いなくキャラクターです。

その点、『アガサ・オール・アロング』の登場人物たちは皆いいキャラクターしているな〜とつくづく思います。

なんと言ってもアガサです。

アガサは善人とも悪人とも言い切れぬ絶妙な立ち位置のキャラクター。力を欲して同門の魔女から力を奪うという行為は悪徳に属するが、第2話で確認できたように少年を魔女の道から遠ざけようとする美徳的一面も持ち合わせいて実にカオスな人物です。

また、今回からの新キャラである少年。彼が自分の名前や出身地などの個人情報を言おうとするとアガサにはなぜか聞こえなくなる不思議現象が起こる。まことに謎です。現状、無害でアガサに協力的な人物に思えてならないのですが何か秘めているのは間違いなくこちらも好奇心をそそられる対象です。

役者の芝居:星*10 ★★★★★★★★★★

アガサを演じるキャスリン・ハーン。第1話の演技の振り幅は素晴らしいの一言に尽きます。記憶を改竄されて刑事として振る舞っていた序盤から記憶を取り戻してアガサ・ハークネスに戻ってからの「詮索好きな隣人」へのカムバックはお見事でした!

キャスリーンの女優魂炸裂!すっぽんぽんで撮影された「あのシーン」について



また、記憶を取り戻したアガサは文字通り「スッポンポン」を披露。大事な部分はアガサの長髪やカメラアングルで映さないようにする配慮がされているが間違いなくスッポンポン=ヌードです。このシーンを快諾するキャスリーンの女優魂はその美しい素肌と共に視聴者の目に焼き付きました。

大事な部分は隠し通すと思いきや最後にお尻だけしっかり映すというサービスもやってのけて恐ろしい限りです。

アクション・殺陣:星*7 ★★★★★★★☆☆☆

殺陣についても第1話で披露されていましたね。VFXを活用したエフェクト等は控えめな印象(というか0に等しい)ですがワイヤーアクションやカメラワークを駆使した視覚的に見応えのあるアクションには仕上がっていたと思います。

ここら辺は魔女の力を取り戻してからどれくらい派手なものを見せてくれるのかという期待をこめて今回は控えめに星*7ということで。

MCU初心者歓迎度:星*5 ★★★★★☆☆☆☆☆

MCUをこの作品から見ようと思う方がいらっしゃるか不明ですが、個人的には可もなく不可もなく興味がそそられるのならば視聴してOKという回答になるでしょうか。

MCUにかれこれ10年近く付き合いのある私の立場からは他にもっと初見に相応しい作品があると断言します。しかし、せっかく興味を抱いている方の鼻っ柱をへし折る真似も無粋だと心得ています。

なので、MCUにこれまで触れてこなかったけれどアガサに興味持ったという方はファンの声など無視して今作からMCUという沼に飛び込むのは大いに賛成です。

ワンダビジョン視聴者へのサービス:星*12 ★★★★★★★★★★⭐️⭐️

本タイトルは『ワンダビジョン』の続編的立ち位置。

アガサが記憶を取り戻すプロセスで衣装を脱ぐたびにワンダビジョンの印象的コスチュームに変化していくシークエンスは『ワンダビジョン』を視聴していた者に対する嬉しすぎるファンサービス的な場面に仕上がっていました。


こういう演出を盛り込まれると『ワンダビジョン』見ていて良かった!と心から思えて嬉しくなってしまいますね。

終わりに


今回は『アガサ・オールアロング』をレビューしました。

記事の9割方はアガサについての意見になってしまっていますね(笑)。


それだけ彼女には心惹かれるものがあります。とても魅力的なんです。

その立ち位置が独特なのが良いんですよね。ヒーローともヴィランとも異なるカオスなポジション。どちらかといえば私欲を優先するヴィラン側の人物のように思えるけど、『ワンダヴィジョン』での被害は明らかにワンダ>>>>アガサでしたからね。

現状アガサのヴィラン度合いは未知数です。

一体彼女がどういった立ち位置に落ち着くのか最終話まで見届けて確認したいと思います。

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