S評価3、A評価8、B評価8、C評価2。混戦を極める2026皐月賞。特別登録馬21頭を適正・スピード・末脚性能———3つの角度で診断。総合トップ評価は中山芝2000にて不利なスローペース戦を差してWINしたグリーンエナジー。同馬に肉薄できる見込みの高い馬から順にランク付け。C評価組は実力不足というよりもローテーション的に仕上がり不足の可能性で選出。


おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ。フリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
2026年4月19日に施行予定となる🟦GⅠ皐月賞(中山競馬場 芝2000 3 歳)の予想精度向上のために特別登録馬21頭の全頭診断を試みます。
フルゲート18頭だったはずなので3頭は出走できない運びとなり、ここで目星をつけた馬が出ないことも想定できますが、限られた時間を有効活用すべく週中予想で的中確率を上昇していきたい限り。
なお、診断の方向性は冒頭に記してある通り、3つの角度で行きます。
- 適正(右回り・距離・急坂・中山)
- 持ち時計
- 末脚性能
3つ目は独自に作成した指数計算シート=競馬偏差値でジャッジします。これを信じるかどうかはあなた次第ですが、書籍を参考にした代物であること、直近重賞(NZT・桜花賞)で活用してみたところ結構良い形に結果が連動できているので私は信じるのみです。
~末脚性能=競馬偏差値ランキング~
- 68.13ゾロアストロ
- 67.47グリーンエナジー
- 66.79オルフセン
- 65.67バステール
- 61.28ラージアンサンブル
- 59.34ライヒスアドラー
- 59.23フォルテアンジェロ
- 57.35サノノグレーター
- 56.70アドマイヤクワッズ
- 56.46サイモンシャリオ
- 55.88ロブチェン
- 55.21パントルナイーフ
- 55.11アスクエジンバラ
- 54.63サウンドムーブ
- 53.12マテンロウゲイル
- 52.41アクロフェイズ
- 51.04カヴァレリッツォ
- 48.32アルトラムス
- 46.32リアライズシリウス
- 43.77ロードフィレール
- 43.51アスクイキゴミ
こちらが指数を用いた今回のメンバーの末脚性能もとい競馬偏差値。レースペースの影響を考慮して補正をかけているので本編で取り扱っている値とは若干異なる点はご了承ください。ペース補正をかけても脚質(追込≧差し≧先行>逃げ)に大きく影響を受けるので鵜呑みにはできませんし、数値の大きさと持ち時計が正比例しているかはまた別のお話。最終的な受け取り方は分析者次第ということになりますね。
それではそろそろ本編へと突入しましょう。の評価は適正・持ち時計・競馬偏差値のトライアングルでの査定となります。21頭と多いですが、可能な限りテンポ良くスピーディーにプレゼンしていきます。
🟠S評価~時計良し!指数良し!~

グリーンエナジー ⏰20-119.3秒 📈67.47(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
個人的評価No.1。スピードを示す持ち時計、末脚性能を示す指数、双方ともにTOPクラスの値を有しているのがグリーンエナジー。前走=京成杯は前有利のスローペースの展開の中で後方から差してWIN。非常に強い競馬をしたと言える。その舞台が中山芝2000であり、時計が1分59秒3というのも素晴らしい限り。ペースがタイトになるGⅠでもこの持ち時計ならば1秒時間を詰めて1着を掴む見込みは十分ある。
ロブチェン⏰18-105.5秒📈45.88(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
前走=共同通信杯にて早い競馬もできることを証明。その前のホープフルSで中山芝2000を攻略済みと文句のつけようがない馬。
東京芝1800で1分45秒5を刻めるのであれば中山芝2000で1分59秒台は視野に入る。仕上がり次第でさらにタイムを短縮できる見込みも高い。
指数は45.59とグリーンエナジーの61.98に大差をつけられているが、後者はスローペースでこちらはミドルペース。上がり3Fで指数を導く都合上、どうしてもペースの影響を強く受けてしまうのでミドルペースであれば➕10の補正をかけるとイーブンになる。すなわち指数の実数値は55.59。これなら肉薄できる。
マテンロウゲイル⏰20-118.5秒📈53.12(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
京成杯にてグリーンエナジーの2着に甘んじたマテンロウゲイル。しかし、タイムは同タイムなので悲観することなく強く推せる。(とはいえ、スローペースを先行してでの着順なので有利であったことは認めなくてはならない)
前走は阪神競馬場芝2000の若葉S。ここで超好タイム1分58秒5を刻んでいるのは素晴らしい。今年の阪神は高速馬場の傾向が確認できるとはいえ、スローペースでこのタイムを出せるのは驚異的。前走若葉S組は例年、皐月賞で芳しくない成績を刻んでいるということで割引対象かもしれないが、消すのも怖い1頭。
🟠A評価~S評価組に肉薄できるポテンシャルホース~

バステール⏰20-120.2秒📈55.67(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
弥生賞で圧倒的パフォーマンスを披露したバステール。4コーナーから末脚を炸裂してのゴボウ抜きは誰にでもできる芸当ではない。
持ちタイムが2分0秒2ということが少々懸念点。1分58秒前後の決着が想定される皐月賞で同様の切れ味を披露してくれるかどうか不安視する部分はあるが、あのパフォーマンスを見た身として期待せざるを得ない。
指数的にも55.67のミドルペース補正+10。実数値で言えば65.67ということで最上位である。
アスクエジンバラ⏰18-106.0秒📈45.11(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
スプリングSの2着馬。前走で中山適正、差す競馬もできることを証明したこと、1800mを1分46秒で走破できるスピードを示したことは大きな評価ポイント。
内差しということで距離の利はあったことは否めないので皐月賞での枠順次第では評価を下げるかも。
アクロフェイズ⏰18-106.0秒📈42.41(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
スプリングSではアスクエジンバラに一歩及ばす3着判定となったアクロフェイズ。しかしながら、こちらは外枠からのアプローチ。枠の有利不利を考慮すると悲観することはない。
評価ポイントはほぼほぼアスクエジンバラと同様なので枠次第では力関係が逆転する見込みあり。
サノノグレーター⏰18-106.2秒📈47.35(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
指数が45.96と上記2頭と比較して物足りない感じだが持ち時計的にはこちらの方に軍配が上がる。今回の出走登録馬の中で唯一中山芝2000で1分58秒台の持ち時計を持っている面でも適正距離は芝18よりも芝20という見方が強く、予想家の中で穴馬候補筆頭にされているとか。
私もその考えに右に同じくではあるが、1勝クラスとGⅠ。レベルの異なるステージでベストパフォーマンスを刻めるかは不明。
フォルテアンジェロ⏰20-121.1秒📈59.23(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
ホープフルSで好走したフォルテアンジェロ。トライアルレースは経由せずに皐月賞へと直行。持ち時計的には物足りないが指数的にはハイスコア。スローペースなレース展開を差したという意味でも強い競馬ができており、2歳から3歳へと月日を重ねて成長を果たしている可能性が高いことを考慮すると適正面で不安がないことを含めてAランク帯に配置するしかない。
ライヒスアドラー⏰20-120.3秒📈49.34(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
弥生賞の2着馬。安定感の高さが売りで先行してなお指数57台をマークスのは素晴らしいの一言に尽きる。
しかし、安定感の代償に突出した何かが見えてこないのも確かなので1級ホースが揃う今回の皐月賞では良くて掲示板かも。
アドマイヤクワッズ⏰20-120.3秒📈46.70(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
前走は距離不安を覆して弥生賞で好走したアドマイヤクワッズ。時計的にも指数的にも良い数字を刻んでいるが、近走は勝ちきれない競馬が続いているのも確か。
ロードフィレール⏰20-118.9秒📈43.77(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山❓
マテンロウゲイルと同じく若葉賞=阪神芝20で好タイムを刻んだ馬。今年の阪神は高速馬場の傾向が強いので時計を鵜呑みにできないし、前述した通り若葉Sから皐月賞のローテは結果が伴っていない。
中山を経験していないことからB評価にしようか迷うところもあるが一応Aランク。
🟠B評価~指数は良いが適正に不安あり~

カヴァレリッツォ⏰16-93.2秒📈31.04(H)
➡️右回り⭕️🛣️芝20❓↗️急坂⭕️🏟️中山❓
昨年=2025年朝日杯FSのウィナーホース。芝2000の適正が未知数、中山経験なしという2点の不安はあるがポテンシャルは高い。
指数は31.31と矮小に見えるかもだがハイペースであった朝日杯FSの上がり3Fを参照しているのが原因。ペース補正をスローペース組に合わせるなら+20の値を加算して51.31。
それでもAランク組には見劣りするという意味も込めてB評価で。
リアライズシリウス⏰18-105.5秒📈36.32(M)
➡️右回り❓🛣️芝20❓↗️急坂❓🏟️中山❓
右回り・距離・急坂・中山———あらゆる面で不安要素があるのがリアライズシリウス。指数が低いのは逃げアプローチであったため。ここはさほど気にする必要がないとはいえ、どの道逃げて上位に到達できる舞台とは思えないのが皐月賞。
NHKマイルカップの方に出てほしい。
サウンドムーブ⏰18-106.2秒📈44.63(M)
➡️右回り⭕️🛣️芝20❓↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
スプリングSを惜敗したサウンドムーブ。芝2000を未経験ということでB判定。それ以外に特に悪い点はないが、強力な差し馬が揃っている本レースだと不安が一つあるだけでも印を打ちにくい。
オルフセン⏰20-121.6秒📈66.79(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
適正面はクリア。指数も超高評価。しかし、持ち時計が心許ない。脚質が追込み寄りの差しなので位置取りと仕掛けどころ次第で馬券に絡む可能性は捨てきれない。
ゾロアストロ⏰18-108.0秒📈68.13(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20❓↗️急坂❓🏟️中山❓
指数は最高をマークしたのがゾロアストロ。前走は京都芝18のきさらぎ賞。そこで上がり3F33.0をマークしたのは驚異的。とはいえ急坂のないコースレイアウトと超スローペースであったので高い数値が出たことは否めない。
何より持ち時計の面で遅すぎる。ミドルペースに換算すれば106秒といったところなのでスプリングS組と同じと思えばあるいは・・・
パントルナイーフ⏰18-106.0秒📈55.21(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20❓↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️⚠️ローテに不安あり
実力はトップクラスだが、確か前走弥生賞を予定していて出走回避した記憶がある。ローテの面で不安が多い。
アルトラムス⏰20-105.5秒📈48.32(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20❓↗️急坂⭕️🏟️中山❓⚠️ローテ間隔が短い
前走、毎日杯で好タイムをマークしたアルトラムス。単純に次走との間隔が詰まっており、ベストコンディションで皐月賞に臨めるか怪しい。それ以外は素晴らしいのだが、良くて掲示板内というイメージが湧き上がる。
ラージアンアンサブル⏰22-132.4秒📈61.28(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20❓↗️急坂⭕️🏟️中山⭕️
阪神芝2200で132.4秒を刻めているということで中山芝2000でも好タイムを刻める見込みはある。同中、かなりペースが緩んだとはいえ指数61.28も驚異的。
芝2000では成績がパッとしないのも確かなので、悩ましい一頭。
🟠C評価~何かが足りない、もしくはローテがきつい~

アスクイキゴミ⏰16-94.1秒📈43.51(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20❓↗️急坂⭕️🏟️中山❓ ⚠️ローテ間隔が短い
単純にローテの感覚が厳しすぎる。
サイモンシャリオ⏰20-120.4秒📈56.46(S)
➡️右回り⭕️🛣️芝20⭕️↗️急坂⭕️🏟️中山❓ ⚠️ローテ間隔が短い
3月末に未勝利戦をWINしたということで・・・レベルの高いGⅠで通用するのか?ローテの間隔的に大丈夫なのか?
という不安の過ぎる馬。
🟠結びに

如何でしたか?今回は2026年皐月賞に特別登録している21頭の診断をプレゼンしました。
適正・持ち時計・競馬偏差値(末脚性能)の3つの角度で分析し、S・A・B・Cの4段階でカテゴライズしましたが、C評価ですらローテ的に厳しいだけという結果に着地。
力量差はそこまでなく誰が勝っても不思議ではないという見方が界隈で囁かれているのも頷けます。私は今年が初の皐月賞なので「こういうものかなぁ~」程度の温度感だったのですが、今年が特殊なのでしょうか?
それはともかく競馬偏差値という特殊なデータ分析を交えて臨んだ全頭診断。一般的ではないでしょうが、だからこそ大衆とは異なる視点を持てるのは間違いありません。
この記事が何かの参考になれば嬉しく思います。

診断方法~指数&適正~

最後に診断方法について詳細を記しておきます。私の主観オンリーではなく、独自に開発した指数シートこと競馬偏差値シートVersion3にて各競走馬の競争能力を数値化してジャッジしました。
■ 競馬偏差値(Version3)の考え方
本シートは、競走馬の「上がり性能(末脚)」を数値化し、異なる条件のレース同士でも比較できるように設計したオリジナル指数です。以下の5つのデータを手入力することで本来視覚化できない能力値を導き出せる。
1️⃣距離(m) 2️⃣走破タイム(秒) 3️⃣上がり3F(秒) 4️⃣馬体重 5️⃣馬場係数(任意入力)
従来の上がりタイムは、競馬場・距離・馬場状態によって大きく影響を受けるため、そのままでは能力比較が困難でした。本シートではそれらの要素を補正し、「純粋な加速性能」に近い形で評価します。
■ 指数の算出ロジック
① 平均ラップと上がりラップから「擬似加速度(A)」を算出
→ レース全体に対してどれだけ加速できたかを数値化
② 距離補正
→ 基準1600mに対して短距離は割引、長距離は加点
③ 馬場補正
→ 高速馬場は割引、力の要る馬場は加点
④ 補正後Aを偏差値化
→ 異なる条件でも比較可能な統一スケールへ変換
—
■ この指数で分かること
・瞬発力に優れた馬
・展開に左右されにくい差し脚の質
・異なるレース間での能力比較
・人気に対して過小評価されている馬の発見
■ 活用方法
・出走馬の前走データを入力し、偏差値の高い馬を抽出
・同条件での再現性を確認
・展開(逃げ・先行・差し)と組み合わせて最終判断
※逃げ・先行馬は指数が低く出やすい(特に逃げ馬)。レースのペース(スローペースは数字が大きくなりやすい)に応じてスコアが上下してしまう。ため、別途評価が必要。
値を入力するだけで完結するシートではありませんが、競馬偏差値(Version3)は、「上がりタイムを補正し、条件差を超えて比較する」ことを目的とした指数です。
シンプルな入力でありながら、実戦的な能力比較を可能にするツールとして活用できてしまう。なお、実際の予想に活用するにはこれだけでは完結することはありません。枠・脚質・ローテによる補正を見積もる必要があります。
と、まぁ~長々説明してしまいましたが素人の主観よりも確かなロジックなので多少は確度はあると思っていただければ何より。

ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。また、別の記事でお会いできることを楽しみとしております。このブログではプレゼンノウハウの提供・実践や競走馬・ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。毎日読んでくれる方・ブックマークしてくれる方・SNSで拡散してくださる読者の方々。誠にありがとうございます。そして、ここまで読んでいただき重ね重ね感謝。多謝です。
またのご縁をお待ちしております。



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