シリーズ初見の映画レビュー「猿の惑星 キングダム」

映画

こんにちは。あーさんです。
今回は映画「猿の惑星 キングダム」を鑑賞しましたので、その感想レビュー記事となります。
私はシリーズ初見。事前知識は今回の映画の予告編のみしか見ていない状況で見てきました。
結論から言って

めっちゃ面白かったよ😆

と言う感想になります。
映画の尺は約2時間半くらい。
初心者にもわかりやすく導入で世界観の説明があり、冒頭から初心者を置いてけぼりにしない配慮がなされていてグッド👌
その後の展開もメリハリあり、面白かったので睡魔が訪れることなく最後まで鑑賞することができました。

過去シリーズとの繋がりがある作品でもあるので過去作を見ていたほうがより楽しめたのかなとも思いますが、私個人の結論としては大満足。見てよかった作品だと思っています。
前置きはこれくらいにしてより具体的にレビューしていきましょう。

登場人物と勢力

本作を理解する上で必要な要素としてキャラクターと勢力を始めに解説します。ネタバレ要素は極力回避していきます。
また、私の解釈を織り交ぜていきますのでご容赦を。

🐒主人公:ノア
イーグル族と呼ばれる猿の部族に属している。
・物語の扱い的に年齢は成人の一歩手前
  ←本作はノアの成長物語なので未熟さが見える序盤と物語クライマックスの彼の姿の変化は必見!
鳥使いの父親を持つ。

⚫️イーグル族の集落
・主人公が暮らす村みたいな所でとても平和で穏やかな印象を受ける
 ←ここが大変なことになってノアは旅立つことに・・・。

👩ヒロイン:ノヴァ
・年齢は不明。映画の活躍を見るとたぶん成人女性と思って良さそう。
・人間が野生化した本作の世界観において明らかに浮いた知性賢さを持っている。

🐒ノアの先生ポジション:ラカ
・多分旧作のキャラクター
・世間知らずなノアに色々教えてくれる良い人じゃなくて良い猿

🐵敵:プロキシマシス
・ノアが物語の中盤で訪れることとなる猿の王国のトップ
・かつて人間が持っていたテクノロジーを欲している。

⚫️プロキシマシスの王国
・物語後半のメイン舞台
・かつて人間が作った叡智が保管されている開かずの扉がある

ストーリー流れを解説

ストーリーは大まかにネタバレに配慮して解説
パート1 ノアの旅立ち
 イーグル族の集落にプロキシマシスの勢力が襲来。集落は崩壊し部族の多くが敵に囚われどこかに連れて行かれてしまう。
 ノアは襲来時に勇敢に立ち向かうも力及ばず、運よく命は助かる。部族の仲間を助けるために旅に出る。

パート2 ラカとの出会い
 旅に出たノアはオラウータンのラカと出会う。(たぶん過去シリーズのキャラクターかな?)
 ラカとの出会いで知らないことを色々教わり、ノアは人間に対する見方・接し方を変えるようになっていく。

パート3 プロキシマシスの王国
 なんやかんや(ネタバレ回避)あって敵の拠点に着いたノアはプロキシマシスの野望を聞かされる。その野望や王国の力強さを身をもって体験したノアだがラカから学んだことを胸に立ち向かう決心をする。

パート4 最終決戦
 ノアとプロキシマシスの最終決戦。詳しくは映画を見てね。

こんな感じ。ノヴァについてはネタバレ要素を含むので完全にカットしました。

作品の見所:ノアの成長が素晴らしい

本作の魅力は主人公のノアの成長具合が素晴らしいこと。
彼は物語冒頭で自分が父親に認められるための儀式に使う鳥の卵を手に入れにいくのですが、ここで彼が仲間思いであることと難しいことにチャレンジする勇敢さを持っていることが伝わってきます。
しかし、同時に未熟さも垣間見えてきて怖がりなところもあることがわかります。

そして敵が登場してから彼は一気に大切なものを失います。集落が壊滅状態になり仲間は敵に囚われてしまう。
ただそこで挫けないのが本作の主人公ノア。仲間のために旅立ちに出る彼の姿はとてもカッコ良かったです!

旅に出るが、彼はまだまだ未熟でその未熟さのメタファーとしてイーグル族のシンボル🦅鷲が登場してきます。
イーグル族は鳥を僕とする部族。ノアは僕とする🦅に全く認められていないことが随所で描写されていきます。

しかし、物語のクライマックスでこの描写が生きてくる。
序盤に丁寧に何度も描写された🦅に馬鹿にされていたノアがクライマックスでは・・・

ということで、なんとなく予想がつくかと思いますがその予想を超えたエモさがクライマックスにはあると思います。

まとめ

ということで、今回は映画レビュー記事「猿の惑星 キングダム」をお届けしました。
シリーズ初見でも問題なかったです。ノアの成長っぷりは素直に見ていて心地よかった。

若者が成長する姿はいつ見ても心の栄養になります。

続編も匂わせていましたので、今後が楽しみですね。

それではこの辺で。(^^)/~~~




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