【感想レビュー】コードギアス 奪還のロゼ 第4話 蛍火 -Alliance-

映画

おはようございます😃ブログ管理人のあーさんです。

今回はディズニープラスにて好評配信中**コードギアス 奪還のロゼ 第4話 蛍火 -Alliance-**を視聴しましたので、その感想を述べていきたいと思います。



話的に大きな動きはなく第5話から予想される激戦の準備回という印象の第4話でした。

第4話の見所は以下の2点。

  • 旧作からのサプライズゲスト多数確認!
  • ロゼの卓越したコミュニケーション能力

今回はバトルはほとんどなく、アッシュの見せ場的なものはないエピソード。その分ロゼの出番が多く、ロゼのコミュニケーション能力の高さが強く現れたエピソードでしたね。

そして旧作からのゲスト出演と呼べば良いのかどうかわかりませんが、懐かしい顔ぶれが多数現れたのが第4話最大のハイライト。

  • ルルーシュ
  • C.C.
  • コーネリア
  • ニーナ

ニーナはロゼら七煌星団ともガッツリ絡んできたのは嬉しかったですね。

懐かしい面々の登場と懐かしいワードの数々も登場して、この用語どういう意味だっけ?となってしまった自分もいますので感想と並行して用語解説もして作品理解を深めていきたいと思います。

あらすじ

ホッカイドウ解放のため、以前から七煌星団を助力していた黒の騎士団。だが、ネオ・ブリタニアが所有する天空要塞ダモクレスとそこに搭載された大量破壊兵器フレイヤの存在、さらに七煌星団内にも混乱が生じる事態が起こる。
サクラの身を案じながらも、サクヤはロゼとして、七煌星団が討つべき敵を見定めさせ、団員たちを鼓舞する。そんな折、黒の騎士団から補給物資と追加の人員が到着する。出迎えたロゼたちの前に現れたのは…

コードギアス 奪還のロゼ 公式サイトより引用

天空要塞ダモクレス

コードギアス 反逆のルルーシュR2にて登場するフレイヤ発射口が搭載された要塞。

フロートシステムを搭載し上昇高度300km以上を記録する。

防御機構としてブレイズルミナスを備えており、堅牢さも折り紙付き。

奪還のロゼの舞台となるホッカイドウブロックではシトゥンぺバリアによってKMFのフロートシステムは軒並み弱体化されてしまうので、これをどうロゼらが攻略するかが見もの・・・。

反逆のルルーシュからのゲスト出演者

今回は4名も**反逆のルルーシュ**から重要人物が**奪還のロゼ**に顔を出してくれました。

復活のルルーシュのアフターが描かれるルルーシュとC.C.

冒頭からルルーシュとC,C,の会話から始まってファンサービス精神旺盛の第4話。

現在の2人は**ギアスの欠片**というものを回収する旅をしていることが会話からわかります。

**復活のルルーシュ**を鑑賞した人にはご褒美のような2人のやり取り。復活のルルーシュから5年の歳月が経過した奪還のロゼの時系列でも2人が行動を共にしているというのはファンなら誰でも顔がニヤついてしまうのではないでしょうか?

黒の騎士団、総司令となったコーネリア

黒の騎士団の総司令というポジションとなって再登場を果たすコーネリア。
復活のルルーシュで黒の騎士団に所属していたのは存じておりましたが、まさか総司令に上り詰めるとは思いませんでした。

本人の実績や才覚を考えれば適任なのは間違い無いのですがブリタニアの人間を黒の騎士団のトップに据え置くというのは政治的に不協和音を起こしかねないと思っていたので、意外な人選だと感じました。

黒の騎士団自体が日本奪還を目的に行動していた組織ですから反逆の**ルルーシュR2**でその目的を果たした後だからこその人選なのかもしれない。

出番は短くモニター越しの登場ですが、女傑っぷりは遺憾無く発揮していましたね。敵として立ち塞がるノーランドの実力とホッカイドウブロックを覆うバリア**シトゥンペバリア**を冷静に分析し敵の強さを正直に認める姿。そして、相手の強さを認めつつも負ける気はないと豪語する姿。

これぞ女傑!これぞブリタニアの魔女!

ホッカイドウブロックの沿岸部に立ち並ぶタワーから発せられるエネルギー波によって形成されるエネルギー障壁。
このエネルギー波により、サクラダイトの活性化が抑制されるため、従来の兵器は本来の出力を発揮できず、バリアに触れると完全停止する。
ブレイズ・ルミナス絶対守護領域などの技術の進歩に伴い皇歴2017年以降に実用化に至るも、世界が平和になったことでその必要性を失い、稼働されないままであった。
しかし、ホッカイドウブロック侵攻の際に、ネオ・ブリタニアによって起動され、黒の騎士団による奪還作戦の大きな障害となってしまう。

コードギアス 奪還のロゼ 公式サイトより出典

七煌星団へ希望を託すニーナ・アインシュタイン

今回のゲスト出演で一番優遇されていたニーナ。

ニーナ・アインシュタイン(CV:千葉紗子)

黒の騎士団の依頼によってホッカイドウブロックに派遣された科学者。自ら生み出したフレイヤとの決着をつけるため、開発した新型のフレイヤ・エリミネーターをロゼたちの下にもたらした。

コードギアス 奪還のロゼ 公式サイトより出典



あの気弱な少女だったニーナが大人な落ち着きをまとったレディという印象で登場したので思わず見惚れてしまいましたよ。

彼女の登場=**フレイヤ**が大きく関わるということで、彼女はフレイヤ対策の装備**フレイヤ・エリミネーター**を託すために姿を現します。

フレイヤ

ニーナ・アインシュタインが開発した新型核兵器。コードギアス 反逆のルルーシュR2にて起きた第2次東京決戦にて史上初の実戦投入が行われ、一次被害として死者1000万人超を記録する。その後の2次被害で2500万人もの死傷者を生み出す。

フレイヤ・エリミネーター

フレイヤを無力化する機能を備えた槍状の装置。

今回登場するのは反逆のルルーシュR2にて登場したモデルの改良型。

改良前は0.04秒の猶予で直接フレイヤの弾頭に打ち込まなければ機能を果たさなかったが、今回のモデルは改良を重ねて直接出なくても半径100m範囲内で起動すればフレイヤを無力化できるとのこと。

R2でも自分の作ってしまった発明のせいで大勢の死傷者を出してしまったことに苦しみ、ルルーシュのゼロレクイエムに協力するという意外な道を辿ったニーナ。

彼女の中の贖罪の想いはR2から7年近く経過した奪還のロゼでも色褪せていない模様です。

涙ながら七煌星団に自分がフレイヤを開発してしまったことを告白するシーンはグッとくるものがありました。

誰かに誘発されたわけでもなく自分の口から自ら背負う罪の重さを曝け出すというのはそうそうできるものではありません。

強い女性になったと心の底から思います。



その後、ロゼがまるで私の気持ちを代弁するかのようにニーナに言葉を投げかけるシーンはなんだか嬉しくなりましたね。画面の中に映るキャラクターと一視聴者である自分の気持ちがシンクロするというのは中々できない経験ですし、何よりニーナの過去を深く知らない人物が彼女の言葉の重みに理解を示すというのが嬉しいのです。

ロゼの卓越したコミュニケーション能力

今回のエピソードはロゼのコミュニケーション能力が遺憾無く発揮されていましたね。

  • サクヤ新皇帝即位による七煌星団内部の波紋を鎮める手腕
  • レジスタンス勢力を団結させる言葉選び
  • エースパイロットに琉高ハルカを任命する際の言葉選び

さすがシャルル皇帝の血筋を引いているというべきか人の心を動かす言葉選びが上手い!

相手の心に響くワードをチョイスするのが上手いんですよね。

レジスタンス勢力には
❶少し生意気な態度をとって相手の耳を傾けさせる。

❷その後レジスタンスが追い詰めれているという事実を述べ反論を封じる。

❸仕上げに**同盟**という心地良いワードで対等な関係で協力関係を築こうという七煌星団の主張を伝える。

このスムーズな流れはロゼの話術・コミュニケーション能力が如実に現れていていいシーンだと思いました。

サクヤ(サクラ)が新皇帝に即位して、不安に掻き立てられる団員たちに第2話にてアバシリ収容所から連れ出される彼女の映像を見せることでサクヤが幽閉されていたという事実を周知させ本質的な敵がノーランドであると士気を高めるシーンがロゼの参謀としての実力が遺憾無く発揮されていた。

エースパイロットにハルカを任命するシーンでも、彼女のこれまで努力を認め今まで成果が上がらなかった理由までフォローするという隙のなさ

ロゼの話術というか人心掌握術がこれでもかと披露されていて、その上トップである黒戸を立てるので参謀として理想的なキャラクターだと惚れ込んでしまいましたよ。

終わりに

今回はコードギアス 奪還のロゼ 第4話 蛍火 -Alliance-を視聴した感想を記事とさせていただきました。

第4話は第5話から予想される天空要塞ダモクレスとの激闘への準備回といった印象。

画的に地味ながらもゲストキャラの存在で盛り上げ、ロゼの長所を如何なく披露する良エピソードでした。

アッシュはかなり控えめな出番でしたのが残念だったかな。今回の彼の見どころは両方の足の上に🐈ネコがのっかている状態で筋トレしている姿が印象に残った程度。次回以降の活躍に期待。

今回はニーナが一番良かった。

そこまで思い入れのあるキャラクターというわけでもないのですが、キャラクターのギャップに心惹かれている自分がいます。

初登場次は地味で控えめな印象だったのですがフレイヤの開発そして実戦投入を経ての彼女の成長っぷりが目覚ましくある意味シリーズ全体を通しても1番変化成長を感じるキャラ。

奪還のロゼで最もスポットライトを浴びる旧作キャラがニーナになるとは思いもしなくて、こういう予想外に私は弱いようです。公式さん、もっと不意打ちをください

第5話はいよいよ激戦の予感。楽しみですね。


コメント

タイトルとURLをコピーしました