最終章-19。有マ記念がフィナーレを迎え、物語はエピローグへと向かう。読者が気になっていた引退勢=クリーク・イナリ・etcの未来が示される!ウマ娘シンデレラグレイ第209R『「神はいる」』の感想プレゼン。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
ヤングジャンプ2026No.3に掲載されたシングレ最新話を読みました!残すは最終話のみとのこと。つまり、次週はTVアニメとコミックス、双方でフィナーレが迎えられるということです。🎉めでたい!そして寂しくなる。しかし、笑顔で迎えるとしましょう。
それでは最新話『ウマ娘シンデレラグレイ』第209Rの感想プレゼンを実施します。
まずは率直なネタバレなしの感想をご覧あれ。

「これが観たかったぁあああああ!」――という感想になりました。うん?つい最近、似たような感想を綴ったような気もしなくはないですが、気にせず行きましょう。
今回のエピソードは謂わばエピローグのような代物でした。最終レース=有マ記念を終えた以上、作品を飾ってきた数多のキャラクターたちの“その後”について語っていくというのは必定。加えて、過去のエピソードで提示された課題と向き合わなくてはなりません。
あまりにも見せるべきキャラクターが多すぎるので、観たかったものが観れずに終わる可能性もあったのですが杞憂でしたね。
――以上!ネタバレなし感想プレゼンでした。

本編ではネタバレ情報を色々解禁してお届けしましょう。まずは第209R未読の方へのレポートパートをお届けします。その後、詳細に突入し当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion杉下右京にてお届け。是非とも水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみください。
第1部:《ネタバレ注意》エピソードレポート

登場キャラクター
- オグリキャップ
- ヤエノムテキ
- メジロアルダン
- サクラチヨノオー
- ミルワカバ
- ブライトロック
- (メジロライアン)
- スーパークリーク
- イナリワン
- バンブーメモリー
- タマモクロス
- 六平銀次郎
- 小宮山勝美
- 奈瀬文乃
- 檮原太郎
- 檮原龍子
- 奈瀬英人
- 秋川理事長
- 藤井泉助
ストーリーライン
ストーリーの流れは大雑把に記します。ネタバレに配慮する都合上、かなり本編の肉と脂を削ぎ落としたような内容となっております。
🔻Chapter1:報道分析と理事長のジャッジ
有マ記念を報じる番組に出演している藤井のコメントに小言を挟む六平。同室にはタマモクロスと小宮山勝美がいる。タマモクロスは六平トレーナーの引退が却下された話を持ち出す。
🔻Chapter2:リハビリとサボり
トレセン学園グランドでリハビリプランを実施するクリークとイナリ。それに付き添うバンブー。三名のトレーナー=奈瀬親子・檮原親子も揃いリハビリの様子を見守る。
場面変わってトレセン学園屋上? 例の如く、サボりを決め込むミルワカバに差し入れを持っていくブライトロック。ミルワカバは静かに空を見上げ、オグリキャップが去ったトゥインクルシリーズへの気持ちを口にする。
🔻Chapter3:空港
空港にてアメリカに渡るアルダンを見送るヤエノとチヨノオー。彼女らは、全てはオグリキャップの転入から始まったと過去を回顧する。
そのオグリは今後どうするのかとチヨノオーは思案するが、ヤエノとアルダンは・・・
第2部:エミュレートプレゼンSTART
本エピソード=第208R「『神はいる』」は第178R「奈瀬文乃の父」で提示したスーパークリーク&奈瀬文乃のクライマックスエピソードのアンサーを示していた!
これが何より嬉しかった点です。
奈瀬文乃とスーパークリークが“課題”と向き合う光景

第4章“芦毛の怪物篇”におけるスーパークリーク&奈瀬文乃のクライマックスエピソードと相当するのが第178R「奈瀬文乃の父」でした。
同時に第178Rはシンデレラグレイ屈指のエピソードであると僕は捉えています。
スーパークリーク&奈瀬文乃。もう1人のシンデレラストーリーと銘打たれて始動した彼女らの物語はグランドフィナーレを飾ることなくスーパークリークの“故障”によって終わりを迎えようとしていた。そこに奈瀬親子の“確執”の物語が交差し…ピリオドが打たれようとしていた彼女たちのシンデレラストーリーに新たな目標が刻まれる。
ファイナルエピソードではなくクライマックスエピソードであった―――そう記さなくてはならないと思わせる力が第178R「奈瀬文乃の父」にはありました。
そして、第209Rにて刻まれたスーパークリークとイナリワンのリハビリテーションの模様。それをアシストするバンブーメモリー。三名のウマ娘の担当トレーナーも揃い彼女たちの物語はまだまだ終わっていないと思わせる作劇。
これです。これが観たかった!故障を乗り越え、父を超える。それを成し遂げるまで彼女たちのシンデレラストーリーは終わりません。
スーパークリークと奈瀬文乃。彼女らのファイナルエピソードはまだまだ先の未来に訪れるのでしょう。
トレセン学園は黄金時代へ

ハイライトとなる感想を綴ったところで、その他の注目点にも触れていくとしましょう。語るべきポイントが山のようにありますからねぇ。嬉しい限りです。
まずはトレセン学園が黄金時代へと突入するという秋川理事長の見解について。
🔻秋川理事長はサンデーサイレンスをスカウトしていた?
秋川理事長がシンデレラグレイに姿を現したのは最終章“シンデレラグレイ篇”の中腹。かなり遅い登板でしたが、どうやらそれには大事な理由があったようです。
彼女自身の発言によれば海外でのスカウト活動を進めていたとのこと。そしてこれから黄金時代が始まるという発言も見逃すわけにはいきません。
黄金時代――――間違いなくスペシャルウィークら黄金世代のことを示唆していると観て良い。そして、海外でのスカウト活動。どう考えても日本を代表する🐎大種牡馬=サンデーサイレンス号をモデルとするウマ娘をスカウトしていたと受け取れる発言です。
憶測の域を出ませんが、可能性としては十分あり得るでしょう。
🔻六平銀次郎の進退は久住先生の今後を示唆か?
憶測ついでにもう一つ僕の空想あるいは妄想を記します。武坂銀次郎トレーナーが秋川理事長のジャッジによってトレーナー続投という素晴らしい着地点になったのですが、これは久住先生の今後を示唆しているのではないでしょうか?
この素晴らしき事態を引き起こした責任というならもっと適切な方法で償って頂きたい!
秋川理事長が武坂トレーナーに放った言葉。これは見ようによってはCygamesが久住先生に向かって発した発言と解釈することもできる。そのような構図にしか見えない―――と強い言葉に良い改めても構いません。
半分ほど願望混じりの推察ではありますが、存外的外れではない――そう思いませんか?
憑き物が落ちたようなミルワカバ

今回、1カットだけミルワカバの瞳がクローズアップするコマが確認できました。その瞳はどこか憑き物が落ちたかのように澄んでいた。
登場当初、小悪魔系のウマ娘という心象を抱かせたミルワカバはオグリキャップへの強すぎる感情に囚われ、半ば闇堕ち状態と言って差し支えない状況にまで陥っていました。
彼女の瞳には闇があった。しかし、有マ記念での一戦、領域=勝利の鼓動に覚醒したオグリキャップの表情を目の当たりにした彼女ことによってミルワカバは救われたのでしょう。
シンデレラグレイにて最も救われるか否か危うかった彼女が救済されたと証明する1カット。こちらも目の当たりにできたことを強く感謝します。
永世三強が再び集う未来も夢ではない

まだオグリキャップについて触れていませんでしたねぇ。今回、彼女はセリフ0。出演シーンも2度程度かつ後ろ姿のみ。と語れるところがないと思うかもしれませんがとんでもない!引退レースを共にしたヤエノムテキとメジロアルダン。二名の見解がオグリキャップの出演シーンの乏しさを補って余りある。
サクラチヨノオーの「・・・オグリさんはもう・・・走らないのでしょうか?」という問いに対して、一才の迷いなく「否」と返答したヤエノムテキとメジロアルダン。
その後に映し出されるロードワーク中の芦毛の少女の後ろ姿。顔など見せなくてもオグリキャップであることは明白です。走るために生まれた少女は競争人生から引退を迎えてもなお、走ることを辞めない。
なぜなら、走るために生まれてきたのですから。
顔は映っていませんが、満面の笑みで大地を蹴り風を切る―――その感覚に心を委ねているのでしょう。
結びに

如何だったでしょうか?
ウマ娘シンデレラグレイ第209R「『神はいる』」。一読者として咀嚼させていただきました。
観たかったものが観れた。この言葉に尽きます。スーパークリーク&奈瀬文乃の物語の続き、ミルワカバの救済を示す瞳―――これらを拝めたことが何よりの収穫です。
他にもエピローグ回とあって見所が尽きません。本音を言いますと藤井泉助についてやタマモクロスについてなどまだまだ触れたい・語りたい点はあるのですが、このくらいにセーブするとします。
本プレゼンは以上。ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしております。

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