おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
今回は2024年8月9日より公開された映画『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』を鑑賞して参りましたので、そのレビュー記事となります。
率直な感想を申します。
面白かったけど、私の好きなシーンがカットされまくっとるやないかいっ!
という感想になります。
面白かったのは間違い無いです。上映時間約90分にアニメ1期の後半戦を濃縮されていたことでキャラクターの変化=特に喜多ちゃんの成長っぷりがわかりやすくまとまっていたと思います。
しかし、しかしですよ!俺の好きな面白シーンの数々がダイジェストになっていたりそもそもカットされて無くなってしまっているじゃないか!?公式さん、原作ファンにこの仕打ちはあんまりじゃないか!?本誌連載時に一目惚れしてコミックスを購入するに至った大好きなシーンの数々が劇場でも楽しめると心待ちにしていたのにひどいよーーーー!
おっと。取り乱してしましました。
申し訳ありません。
しかし嘘偽りのない本音なのでブログというテキストメディアで感情表現するには少々大袈裟な表現しないと伝えたいことも上手く伝えられないのです。
前置きはこれくらいにして本編へ行きましょう。より具体的に映画の内容について触れていきたいと思います。⚠️ネタバレとなる箇所も多々あると思いますのでご注意ください。
また、意味深な映画ラストシーンについても原作勢の視点を踏まえて解説していきたいと思います。
心に触れたシーンの数々
まずは心に触れたシーンの数々をリストアップしていくとしましょう。TVシリーズの総集編映画なのでそこまで真新しいシーンはないかもですけど。
- 虹夏とリョウの夫婦漫才でお送りされる映画マナー講座
- デフォルメキャラで前編と同じように映画のマナーについて解説される。
- 金銭的にがめついところがあるリョウのキャラが端的に表現されていてGOOD
- リョウに厳しい愛のツッコミを入れる虹夏もGOOD
- 原作にもアニメにもなかった喜多ちゃんが結束バンドのライブを断るロインを送るシーン
- 原作&アニメ第1話の裏側的シーン。申し訳ない気持ちいっぱいの表情の喜多ちゃんが印象深く、その後ギターを背負ったぼっちちゃんを目撃するシーンで思いに耽る喜多ちゃんの表情も良い。
- 新規OP「ドッペルゲンガー」
- 前編のOP「月並みに輝け」が後編でも続投されると思っていたので完全新曲で驚愕
- TVアニメではカットされた台風が襲来した日の3曲目の楽曲が遂に銀幕で初お披露目!
- 新OPで描かれるのは夏休み中の結束バンドメンバーの日常風景
- コミックス2巻の巻頭特典を映画のOPに昇華させてきやがった!
- アニメではコミックス準拠の見せ方だったのに映画で別のアプローチをしてくるとはっ!
- セミのお墓を作るぼっちちゃん
- 精神の末期っぷりが如実にわかって腹がよじれそう(笑)
- 江ノ島へ思い出作りへ向かう結束バンド
- 気絶したまま目的地に到着し、蛸煎餅を食しただけで満足して帰宅しようとするぼっちちゃん
- ソフトクリームをベンドメンバーと食していたらぼっちちゃんだけ野鳥に襲われヤ○○ャとなるぼっちちゃん。
- 文化祭への出場を迷うぼっちちゃん
- 承認欲求に素直なぼっちちゃんと陰キャなぼっちちゃんがせめぎあう様子が面白い!
- 喜多ちゃんの無断申請により、映画でも原作通りの作画崩壊を披露するぼっちちゃん
- やっぱり後藤ひとりといえば作画崩壊だよね!
- シックハックのLIVEに招待される結束バンド
- 原作でも後の重要キャラとなる大槻ちゃんが顔見せ(ここでも台詞なし)
- ここでも『スロウループ』のキーホルダーが登場!
- 顔は厳つい、でも心は乙女の銀ちゃん登場。やっぱりキャラ濃いよこの人
- 文化祭への出場用紙をぼっちちゃんの意思に反して提出したことを謝罪する喜多ちゃん
- 無断で文化祭に出場申請したことを謝る喜多ちゃんとそれで良かったと語るぼっちちゃん
- たぶん映画限定のオリジナルシーンとなった喜多ちゃんがぼっちちゃんの手を握り喜びを表現し、手を握られたことで頬を赤くするぼっちちゃん
- 百合だ!百合の波動を感じる!
- 文化祭1日目を謳歌する結束バンド
- ダーウィンが喜多
- 立ったまま気絶して謎の世紀末学生(CV:千葉繁)を撃退するぼっちちゃん
- メイド服姿のぼっちちゃん、可愛い!!!
- 映画でも登場!TでMでRevolutionなぼっちちゃん(つまりHOT LIMIT)
- 冷凍オムライスを陽キャテンションと呪いで美味しくする喜多ちゃん
- 文化祭2日目、LIVEパフォーマスをする結束バンド
- 機材トラブルで窮地となったぼっちちゃんをフォローする喜多ちゃんの姿にウルって来てしまった😭
- ボトルネック奏法をするぼっちちゃん、やっぱりカッコいいです!
- 意味深なラストシーンの意味とは
こんなところかな?
やっぱり今回の映画は文化祭がメインということでぼっちちゃんと喜多ちゃんの活躍が非常に目立っていた印象です。虹夏とリョウも魅力抜群なのは言うまでもないのですがメイン舞台による恩恵・バフが掛かるのはぼっちちゃんと喜多ちゃんにどうしても偏ってしまいますね。
意味深な映画ラストシーンについて考察
今回の映画で一番印象に残ったのは映画ラストシーンですね。
文化祭を終え、新しくギターを購入したぼっちちゃんが通学のために電車に乗るシーン。走馬灯のようにこれまでの出来事を高速で振り返っているかのようなフラッシュバックのシーン。
このシーン意味深ですね。
そこで原作コミックス購入勢である私が考察をしていきたいと思います。
ラストシーンと完全一致する原作コミックスのコマ・エピソードはない
アニメ1期はコミックス2巻の途中で終わっています。そこでアニメ化されていないその後のエピソードを原作で確認してみたところ映画ラストシーンに完全一致・該当するようなコマは見当たりませんでした。
部分的にラストシーンと一致するシーンはある!
完全に一致するシーンはないのですが、部分的に一致するシーンは確認できました。
⚠️ここから先はアニメ化されていない領域なのでアニメで続きを見たいという方は目を閉じてスクロールするか、素直にブラウザバックを推奨します。
コミックス2巻での流れ
文化祭
↓
ギター購入(ここまでアニメ化済み)
↓
ぼっち&虹夏のギターヒーロー動画投稿
↓
新キャラ:ポイズン闇登場&ギターヒーローのことが結束バンド全員にバレる
↓
ポイズン闇にぼっちちゃんだけプロに転向した方が良いと勧められる。結束バンドはプロとなる見込みはない=ガチでバンドやっていないと否定される
↓
否定されたことで結束バンドに覚悟が生まれる!音楽フェス「未確認ライオット」へ出場を全員が決心する!
といった進行となります。
部分的に一致するシーンというのは新キャラ:ポイズン闇に結束バンドが否定・酷評された後に確認できました。ガチでやってこなかったと指摘されてぼっちちゃんが過去を振り返るシーンが4コマ=ページの半分ほどのボリュームで費やされています。
電車内でもないですし、時間も夜なので一致しませんが過去を振り返るシーンという内容はマッチしておりましたので、このシーンで間違いないかと思います。
ロケーションと時間帯が異なるのはポイズン闇が登場していない状況で全く同じシチュエーションを用意するのは不自然だったかだと推察します。
また、わざわざ映画にこのシーンを入れたのは2期への期待感を煽るプロモーション的側面が強いのように感じます。私もその制作サイドの意図によって考察させられたのではないかと疑ってしまっています。・・・深く考えすぎなだけかもと言われれば全くもってその通りなんですけどね(笑)
エンディング曲「Re:Re:」が使用されたアニメ『僕だけがいない街』のオマージュ
コメント欄よりご指摘がありました。
エンディング曲「Re:Re:」が使用されたアニメ『僕だけがいない街』のオマージュであるとの意見を頂戴しました。
コメント主のひろ様。誠にありがとうございます😊
カットされたシーンの数々
メインディッシュの解説&考察も終えたのでカットされてしまったシーンについてコメントしていきたい!
映画の大スクリーンでぼっちちゃんとりょうが勉強不出来であることをあの手この手で対策しようとするシーンが見たかったな〜。
江ノ島から帰宅して筋肉痛になって2学期早々欠席することとなってしまったぼっちちゃんの顔を拝みたかったな〜。
動画の広告収入で巨額をものにしたぼっちちゃんの顔を見たかったな〜。
などなど映画の尺の都合でカットされたシーンが多いこと多いこと!TVアニメを見た方が作品の面白さ・エッセンスをフルに味わえるのは間違いないので映画が初めての『ぼざろ』という方がいらしたら是非ともTVアニメないしは原作コミックスで作品の真髄を味わって欲しいです。
品質は保証します!中毒性があるけど合法だからセーフ、セーフ!
終わりに
今回は『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』をレビューしました。
アニメの総集編ということでそこまで真新しい印象は受けませんでしたが、そもそもの原作&アニメの出来栄えが素晴らしいので映画となってもその魅力は健在です!尺の都合でカットされた部分・ダイジェストになってしまった箇所はありますが尺の都合なのですから仕方ないと受け入れましょう!
・・・
・・・・・・・
やっぱ無理だ!カットされたシーンもダイジェストになってしまったシーンも私にとってはかけがいのない大切なシーンなんだ!!
この気持ちをどこにぶつければ・・・原作を読めば良いのか💡
といこうことで私はこれから原作を読み込もうと思います。
原作を再読する機会を設けてくれてありがとう!そして、ありがとう!
アニメ2期でも完全新規映画でもなんでもバッチこいなのでCLOVER WORKSさん今後の映像化を心よりお待ちしております。着せ恋2期も待っているよ〜。でもスタッフの心身の健康を最優先でお願いします。
コメント
ラストシーンはEDが使用されたアニメ、僕だけがいない街のオマージュだと思います