初勝利を目指して【スタブロ2巻】未勝利戦

ウマ娘

未勝利戦と侮るなかれ!レースの格は関係ない。脚部不安を乗り越え勝利を飾るべく全力を注ぐローレル。重賞制覇の姉のようにと願うシュガー。真剣勝負として臨む者がいればそれはいつだって極上の味わいを醸す。『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第2巻の講談風プレゼン。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。スターブロッサムもメディア化して欲しいと切に願っていますとも‼️


 

今回は🪭講談風プレゼンという趣向でコミックス『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』2巻にて紡がれたレース=未勝利戦をご紹介していこうかと思います。

未勝利戦。新バ戦ことメイクデビューで勝ち星を逃したウマ娘が挑むセカンドキャリア。その名から察せられる通り重賞のようなハイレベルなレース模様が繰り広げられることはないのですが・・・

侮るなかれ!

どんな勝負であろうと真剣勝負。

たった一枠の勝利を手にするために奮闘する者の姿が貧相に見えることなどあり得ない!🪭講談風プレゼンという変な角度ではありますが、その魅力をプレゼンしたいと思います。

講談=実況みたいなところもありますからねぇ。意外と相性抜群であると自負している所存。
 

🪭講談を採用する以上、語り部の味わいが強烈に作用します。いや、させねばならない。しかし、筆者はどうにもこうにも薄味朴訥ヒューマンなので、このまま進行するわけにも参りません。そこで、🪞エミュレート=模倣という技法を盛り込んでプレゼンしますよ!

相棒の主人公:杉下右京をエミュります。『相棒』season24第2話で右京さんが披露した講談を意識していきます。是非とも、名優:水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみください。

 

1番人気で迎えたデビュー戦ことメイクデビューを9着という苦々しい結末で迎えることとなったサクラローレル。

負けてなお闘志は消えることなし!🪭そんなやわなウマ娘ではありませんよと言わんばかりに中2週間というローテンションで挑んだデビュー2戦目。それの結果も振るわず惜しくも3着。

次こそは!!🪭―――と、勇む想いに冷や水を刺す不貞の輩がいた!🪭
 

その名は脚部不安。忘れちゃならないのがサクラローレルは少し前までレースを完走することさえ困難であった身。競争心に身体が追いついてくれないジレンマが再び襲いかかる!🪭

と言ってもご安心ください。

担当トレーナー:明石椿の観察眼が当人が我慢で済ませようとしていたそれを見抜き病院で適切な処置を施したので大事には至らず。

めでたしめでたし……―――ではありませんねぇ。

 

これで終わって良い話ではありません。彼女らはウマ娘は走るために生まれ、そして勝つために蹄を鳴らす!🪭まだ公式戦で一勝も果たせていないのに幕を閉じるわけには参りません。

しかし、進むもリスク立ち止まるも焦燥。どうしたものか…。あなたならどうお考えるになる?

急に振られても困りますよねぇ。失敬。

答えは椿トレーナーが模範的なそれを示してくれました。

それは1週間の絶対安静期間次走を芝ではなく砂=ダートとすること!🪭脚に蓄積したダメージを解消するための休養期間と次走を脚の負担が軽減できるダートコースとする。

加えて次走を2週間後=休養期間から空けて1週間後とすることで出走者のモチベーションも維持する3段構え!🪭

見事な采配であると褒めちぎってしまいましょう!🪭
 

そして迎えた絶対安静期間。下半身のトレーニングはもちろんのこと上半身を含めた全身を休めせなくてはならない期間です。

レースもなければトレーニングもない。物語的に味気ない期間となってしまうのでは?―――と首を傾げたくなっているそこのあなた!🪭

ウマ娘シリーズがそんなユーザー配慮に欠ける展開を設けるわけがないじゃありませんか。

レースもトレーニングもない。しかしながら出会いならばある!🪭

サクラローレルは何の因果か次走:未勝利戦で相対することとなるウマ娘:シュガーネイションとの縁を結ぶことっとなりました。

どちらかというとシュガーネイションにとって運命の切り拓くきっかけを得る好敵手との出会いを果たしたと言った方が適当かもしれませんねぇ。

片や脚部不安を抱えながらもいつの日か頂点、世界に届き得ると確信するウマ娘。片や非凡な姉2名に憧れと劣等感を入り混じる自身を平凡と決めつけるウマ娘。

そこにある共通点は未勝利という一点のみ。そのわずかな共通点がシュガーネイションの心に「自分でも」…と光を灯すきっかけになるのですから十分すぎるというもの!🪭

 

サクラローレル―――実に罪なウマ娘です。
 

そして、迎えるは1月末の未勝利戦。重バ場、ダート、1400mという舞台にて顔を合わせることとなったサクラローレルとシュガーネイション。

悲願の初勝利を目指して両雄が激突する!🪭

そのレース模様をご説明しよう‼️――――と言いたいところですが、それを語らぬが華

講談でも、プレゼンでも、この一戦の味わいは“読者自身の胸中にて完成する”べきである。

 

 

この未勝利戦の真髄=サクラローレルとシュガーネイションの対決がどのような味わいを醸成するかはご自身でご確認あれ!🪭

初めてのダート戦への不安、初めての勝利を飾りたい、椿トレーナーへの想いに応えたい、そんな想いが渦巻くサクラローレルが勝つか。

自分も姉たちのようになりたいと願うシュガーネイションか。


 

果たしてどちらの勝利の女神が微笑むのか。あなただったらどちらを応援する?

それではお後がよろしいようで。『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』未勝利戦の一席でございました。

 

~~講談風プレゼン閉幕~~

 

如何だったでしょうか?

今回は講談風プレゼンというアプローチでウマ娘プリティーダービースターブロッサム第9~12話=4話分の物語を断片的ながらお届けしました。

あくまで味見。

本編の旨み成分については大分オミットしています。講談風が前面ですがあくまでも本質的にはプレゼン。題材が持つ本来の味に興味惹かれるよう心がけましたので是非ともコミックスをお手に取っていただければ何よりです。

🪭講談=第3者視点での物語・歴史を語る日本殿堂芸能の一つ。スタブロに秘められた魅力をプレゼンしようにも本編そのままを説明するというのは野暮というもの。そこで少々変な角度でプレゼンしようかと発想し、🪭講談という芸を採用する形となりました。🪭講談として成立しているかは正直わかりませんが、あくまで講談“風”ということでよしなに。上手くできていたかな?

 

それでは本プレゼンは以上となります。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしております。ご愛読いただきありがとうございました。



 

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