おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
2024年7月24日に公開を控えるシリーズ最新作**デッドプール&ウルヴァリン**。
フェーズ4以降不調に突入してしまったマーベルシネマティックユニバースことMCUの今後を左右するといっても過言ではないデッドプールのMCU合流について個人的見解を述べていきたいと思います。
20世紀FOXがディズニーに買収され、XーMENの権利がマーベルスタジオにカムバックするという報道を目にした時、歓喜した私ですがまさかMCU版XーMENのトップバッターを務めるのがデッドプールになるとは思いもしなかった。
ケヴィン・ファイギ率いるマーベルスタジオはいつも私を脅かせてくれます。
しかも引退宣言をしていたヒュー・ジャックマンを連れてデッドプールとウルヴァリンの2大看板でファン待望のミュータントがMCUの世界に新風を巻き起こすのです。
期待値はSTOP高。
今回の記事では高い期待値を言語化して参りたいと思います。
MCUの不調
アベンジャーズエンドゲームを最後にインフィニティーストーンを巡る物語は幕を引き、新たなるステージに突入したMCU。
通称マルチバースサーガ。
マルチバースサーガに突入してからというものMCUは正直迷走しているというか、どこに向かっているのかわからないように見える。
フェーズ1〜3の頃はサノスというスーパーヴィランと6つのインフィニティーストーンという軸が存在していたこととメディアのプラットフォームが映画に限定されていたこともあってシンプルで分かりやすかった。
しかし、フェーズ4以降は
- 世界観の拡張=マルチバースの本格的導入
- スーパーヴィランの不透明さ(一応カーンらしいけど、演じるジョナサン・メジャース氏の逮捕報道もあり今後の見通しが明るくない)
- インフィニティーストーンのような明確なキーアイテムの欠如
- ディズニープラス始動による多数の配信ドラマ勢力の出現。
といった要因の影響でシリーズの着地点がよくわからない感じになった上に作品数の急激な増加に伴い品質の低下問題や新規ファンに不親切と言えてしまうほどシリーズの肥大化が起きてしまっている。
シリーズ肥大化問題
もし、私がフェーズ4以降にシリーズ鑑賞しようと思うとその作品数の膨大さに面食らうことは間違いない。
作品数の多さに加えて配信ドラマを見るのは基本的にディズニープラスに加入している必要がある。一部の配信ドラマはBlu-ray版のリリースされるようになったので少しだけ敷居は低くなったかな?
映画を120%楽しむには配信ドラマの視聴が不可欠な映画もフェーズ4以降生まれてしまっているので既存ファン視点でも不親切な状況です。私のような熱心なファンなら迷わずディズニープラスに加入を決意できます。しかし緩く作品を嗜む人もいるので配信ドラマ前提の映画作りはデメリットの方が大きいように感じます。
本題:デッドプールはMCUの流れを変えることができるのか
さてここからが本題です。
2020年以降逆風が吹くMCUに満を持して姿を表すミュータント**デッドプール**。
無責任ヒーローを自称する彼が窮地に立たされたMCUの流れを変えることができるのか考察していきましょう。
デッドプールはMCU既存ヒーローとは異なるカラーのキャラクター
デッドプールほど唯一無二の存在感を放っているヒーローはいません。
- 下ネタ発言のオンパレード
- 第4の壁を破り視聴者に話しかけて来る
- メタ発言を平然と放つ
戦闘面でいうと日本刀と拳銃を武器とするスタイル。MCU既存ヒーローと異なる武器を使うという意味では被っていない。しかし、デッドプールの真骨頂は彼のキャラクター性にあります。
下ネタ・メタ発言・第4の壁、これらを持ち合わせるヒーローは今後も彼だけでしょう。
ここまでユーモア溢れるキャラもいない。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのようなアウトローなヒーローはいてもデッドプールほど下品なやつは今までのMCUにはいなかった。
デッドプールの下品さと溢れるユーモアはこれまでのMCUには無かったテイストをもたらすことは間違いなでしょう。
既存ヒーロー・既存勢力とどう化学反応を起こすのか
デッドプール&ウルヴァリンに登場するデッドプールは映画**デッドプール**及び**デッドプール2**のウェイド・ウィルソンと同一人物と仮定した上で話を進めます。(まさか**ウルヴァリン XーMEN ZERO **のウェイドと同一人物じゃないよね!?)
おそらくマルチバース設定を活用して別のアースに属していたウェイドが何かの理由でMCUの世界に合流する流れだと予想しています。
MCUと言えばクロスオーバー。
デッドプールのような型破りのキャラがどのようにMCUのメンバーや勢力と関わっていくのか予想ができません。
2代目キャプテン・アメリカことサムのような真面目な人物と噛み合うのか。
ニック・フューリーのようなザ・リーダーに手綱を握られるのか。
女性ヒーローと会わせて良いのか。
MCUには未成年の女性ヒーロー:ミズ・マーベルもいますからエンカウントさせるのはまずい気がする。カマラを守るために色んなキャラがウェイドの足止めをするみたいな展開は面白いかも。それこそフューリーが妨害工作に必死になるのは見てみたい。
ファン待望のスパイダーマンとの共演は実現するのか。
余裕がないのを隠すために戦闘中にジョークをいうスパイダーマンとジョークを言わないと生きていけないデッドプールは混ぜるな危険と言われ続けてきた。それが映画で見ることはマーベルファンの悲願の一つ。
こうして考えていくと、女性ヒーローが増えてきた現在のMCUにデッドプールが参加するのは想像以上に面白そうです。
TVA ❌デッドプール
ウェイドをMCUに連れて来るのは配信ドラマ**ロキ**にて初登場した組織**TVA **。
これまでロキシーズン1とシーズン2にのみ姿を表していたTVAが銀幕に姿を出すだけでも仰天ですがTVAがウェイド=デッドプールをMCUに連れ込むのはあまりに予想外。
TVAはマルチバースの肥大化を防ぐための組織。行動選択の分岐による別の時間軸の発生を管理してマルチバースが生み出されすぎないのを阻止するための組織。
現状**ロキ**だけの描写しかTVAのことを知る術はないのですが、ロキシーズン2の顛末が影響してTVAは外部のサポート・手助けを必要としなくてはならないことになったのかな?
TVA自体が時間の流れから逸脱した場所にいるので作品の時系列的なものを理解するのが難しい。
少なくともロキシーズン2の後に世の中に提供される物語なのだから、というメタ的な解釈でロキシーズン2の結末がデッドプール起用に繋がったと思いたいですね。それだけロキの決断がTVAを変えたといことでもあるので。
MCUの時間軸を守護する組織TVAと第4の壁を破る型破りなヒーロー:デッドプール。
この組み合わせにワクワクしないわけがないでしょう!
どちらも逸脱した存在。
終着点がよくわからないとファンから苦言が飛び交うマルチバースサーガに大きなテコ入れをしてくれると期待できます。
まとめ
今回はデッドプールは苦境に立たされたMCUの流れを変えることはできるのか考察しました。
私はデッドプールなら逆境に立たされたシリーズを再び盛り返してくれると確信しております。
- 満を辞してのMCU版:X-MENのトップバッターであること
- ウルヴァリンを連れてMCUに来ること
- 唯一無二のユーモアと下品さを持つ無責任ヒーローであること
- MCUに多く在籍する女性ヒーローと予想のつかない化学反応が期待できること
- TVAという規格外な組織と手を組むことが確定していること
以上の理由でデッドプールならばマルチバースサーガのテコ入れを映画一本約2時間で可能にしてくれると信じています。
頼んだぞ。デッドプール。いや、マーベルジーザス。
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