【求めていたアニオリ満載】アニメ ウマ娘シンデレラグレイ 原作勢の感想

ウマ娘シンデレラグレイ アニメ第1クール シングレ最新話感想

TVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』の各話感想を原作勢がショートレビュー形式で綴る。原作比較・アニオリ考察・制作陣への感謝まで、すべての“シングレ愛”をこの一本に。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』の🎞️映画化を夢見る🦉あーさんです。

単行本を重ね読むたびに筆者はこう思ってしまう――『シンデレラグレイ』は映画化に値する作品であると❗️
 

この記事では2025年4月6日より放送されたTVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』の感想を、短く、積み重ねていくショートレビュー&スタック形式でお届けします。

原作購読者として、可能な限り原作との比較を交えながら「ここが素晴らしいっ!」をピックアップしてお届け。長い記事になるのは申し訳ないと思いつつもブログには便利な機能=目次ジャンプがございます。好きな話数だけつまみ食いして頂ければ何より。


 

それでは、出走です!

開幕から30分、全てに圧巻の出来。冒頭の日本ダービー(1987年)再現は熱量が尋常ではなく、疾走感・演出・作画、すべてに感謝。第1話で最もに印象的だったのは🌇夕刻のトレーニングシーン。オグリキャップのアスリート性と母親との絆を象徴するアニオリで、原作補完としても秀逸。顔ブルブルの細やかな作画なども含め、**「追加要素のラッシュ」**に原作勢として脱帽です。


第2話では、オグリがベルノライトに恥ずかしい場面を見られて逃げるシーンが光る。原作では曖昧だった描写を明確化する新規アニオリアプローチ。決して派手なシーンではないが、プリティー要素を盛るという方向性に表情筋が緩んでしまう。レース作画も超高クオリティで、展開を知っていてもワクワクが止まらない。

第3話ではノルンの過去回想やウイニングライブ強化など、「アニメならではの魅せ方」が炸裂。まさか、シングレの1stウイングライブが「新カサマツ音頭」になるとは……。異様に気合の入った作画。製作陣の熱量が滲み出ている。

第4話のジュニアクラウン編は神回ですね❗️北原が“オグリ”と呼ぶ理由が明言されたのは原作との大きな違い。Cパートにてシンボリルドルフがカサマツに訪れる伏線の配置。ジュニアクラウンの映像化クオリティのハイレベルっぷりにもご満悦なのにアニオリも豊富ときては神回であったと言わざるを得ない。

第5話では“ベルノの涙”と小西克幸さん(北原穣役)の“演技”が完全に筆者の心を撃ち抜きました。原作でも指折りの名シーン=「北原を叱責するベルノ」を最上級にグレードアップするアプローチをCAST&STAFFで作り上げてくれた……。感謝しかございません。

第6話は大きなアニオリはなく原作準拠ながら、オグリの髪留めが解ける演出が……まぁ凄いのなんの‼️涙腺崩壊してしまったのは筆者だけではないと信じます。

コミックスで1コマのみでそれほど印象に残らなかったシーン。それがアニメで化ける化けるっ❗️



因みに、北原とオグリの約束の行方は下記記事でまとめておりますので、気になる方はどうぞお越しください。

第6話にてマーチが放った「お前より長く走ってやる」発言。

これはモデル馬・マーチトウショウ(1987~92年出走)の史実を踏まえた台詞。

競争成績ではオグリと比肩するとは言えない彼女が“やられ役”で終わらない理由がここにある。

第7話は細かいアニオリラッシュが目を引く。マルゼンスキー×チヨノオーの会話、

クリークのクレジット追加、ルディたちのアドバイスで上着ベシッなど、の原作勢に嬉しい補完描写が心に沁みます。

第8話はブラッキーエールとの約束を削った分を、ヤエノムテキ戦に尺を回してくれたことに感謝ですよ。チヨノオー×マルゼンスキー関係の掘り下げも素晴らしく、筆者待望の藤井×ルドルフ対面まで収録という贅沢構成。すんごくテンポの良い回です。

第9話はアニメ映え抜群の日本ダービーが最高であったと言いたいが、それ以上にグッと来たのがルドルフの声の“震え”。自分が読んだ時の解釈を凌駕する田所あずささんの芝居に驚きを隠せません。あの皇帝が声を震わせる……。とんでもないものを見せられたものです。

マルゼンスキーがなぜ、日本ダービーに出走できなかったのか。コミックスではどのような理由づけなのか不明ですが、史実の競走馬マルゼンスキー号は持込馬だったから・・・という答えになります。

マルゼンスキーの現役時代となる1970年後半は持込馬はクラシックレースに出走してはいけないという制約が課されていたのです。その制限が撤廃されたのはマルゼンスキーが引退した後の出来事。

しかし、そのマルゼンスキーの無念は産駒サクラチヨノオーが果たす。いつ聞いても美しすぎるノンフィクション。


第10話で本格的にタマモクロス登場。待ってましたよ❗️そして気になるのが第1クールのゴール。天皇賞(秋)まで描くのか?という展開予測が巻き起こり、原作勢を掻き乱す。この作品、まぁテンポが良いのですよね~~~。良すぎてどこまで映像化するのか全く読めない。だけど、この未知数が目の前にあるという感覚……原作勢に提供できるのは大したものですよ。

 

第11話は毎日王冠が舞台ということでシリウスシンボリら新顔続々参戦。おぉ~~~、シリウスはともかく君たちこういう声してたのねっ❗️——と、素直な反応を示してしまう。そして、シリウスのキャラ造形が原作ままでニッコリ😄

まだキャラクターディテールが纏まり切っていないときの出演なのでシングレ独自の味付けになっているのが面白い。それをそのままお出ししてくれたことにも感謝!
 

第12話ではタマの幼少期が丁寧に補強されているのが嬉しいことこの上ない。更に本バ場入場で全ウマ娘を描く“愛の精神”が炸裂。ここまでやるか製作陣営、恐るべしっ‼️

この描写は尺稼ぎかもしれない。だけれど、シリーズの理念=全てのウマ娘が主役が凝縮されているのですよ。


そして第1クール最終話。“領域=ゾーン”演出、第1話のセルフオマージュを放つオグリキャップ……などなどコメントすべきポイント豊富なのだが、全て持っていったウマ娘がいる❗️――オベイユアマスターです。

ここで先に“こっち”の姿を出演させるなんて聞いてないぞっ⁉️

いや~~~衝撃的な幕引きですよ。第2クールがどうなるのかますます読めなくなってきた。オベイユアマスターの印象はコミックとアニメでだいぶ変わるかもしれませんねぇ~。

 

このブログではある時期(2025年5月下旬)を境にエミュレートスタイルで文章をタイプしていくというアプローチを始めました。そのきっかけを与えてくれたのがオベイユアマスター。彼女には感謝してしきれません。


オンエアー後、追ってレビュー投稿予定。

流石に各話の感想を記していくと記事ボリュームがえげつなくなりすぎるので、個別記事にその役目は任せます。以下にリンクを貼っておくので、ご興味惹かれる方はどうぞお越しください!

謀ったな!制作陣営!!【アニメ・シングレ】第14話「新たなる山」 感想

あの一コマをここまで盛るかっ❗️【アニメ・シングレ】第15話 感想


Blu-rayも購入。ブックレットやコメンタリーのレビューもしておりますので購入を検討している方は検討材料にご活用頂ければ何より。👇下に随時更新していきます。

2025年4月29日、笠松競馬場×シングレコラボイベント参戦。幸運にも仕事が休みだったため日帰り弾丸参戦。

レポート内容は以下の6つにカテゴライズ

ギャラリー集
トークショーレポート
設定資料展示のリアクション集
レース観戦
戦利品報告
2026年への備え

聖地巡礼に興味あるけど、資金・時間的な都合で困難な方は上記記事で疑似体験してみては如何でしょう?

筆者が毎回書く「シンデレラグレイの映画化を夢見る」は本気で唱えております。

しかしながら、夢だけ描いていても実現する可能性は矮小でしょう。――だから提案します。プレゼンターらしく映画化による付加価値が如何なるものかプレゼンしますとも❗️と言ってもそれぞれ別記事でプレゼンするしかないので、詳しく下記記事をご覧いただきたい。

  • 🎬 序章カサマツ篇映画化:ベルノのウイニングライブの機会を軸に
  • 🎬 中央編入篇〜白い稲妻篇序盤映画化:マーチ外伝との同時上映構成で

いつか必ず、この夢をスクリーンで。遅かれ早かれ映画化すると確信しています。

そして、願わくば「なる早で」。それがファン――いや、トレーナーの常。

より速く・より強くをウマ娘に実現してあげるのがトレーナーの役目ですからね。

このブログではプレゼンノウハウの提供・実践競走馬ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。

毎日読んでくれる方・ブックマークしてくれる方・SNSで拡散してくださる読者の方々。誠にありがとうございます。そして、ここまで読んでいただき重ね重ね感謝。多謝です。
またのご縁をお待ちしております。

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