【映画レビュー】ミッキー17(ネタバレ有り)

ミッキー17 映画

おはようございます。
ブログ管理人のあーさんです。

2025年3月28日より劇場上映された映画『ミッキー17』を鑑賞して参りました!
面白い、面白い!!

ポン・ジュノ監督の作家性に溢れる2時間強の映画体験。堪能させて頂きました!!

これでもかとブラックなテイストで仕上げられ、人間の醜さを味わいつつも同時に優しさも滲むような作品。

期待値以上のものであったと太鼓判を押させていただく!

この記事では、ネタバレ成分を含んで

1.ストーリーラインも簡易的に解説
2.本作品の見所・魅力を5つ紹介
3.おすすめの関連タイトルの紹介

といった流れで進行していこうかと。

それでは本編へGO!

本作のストーリーは大きく区分けすると5つに分割できます。
イントロでいきなりミッキー17の🕯️命の灯火が潰えそうという危機的状況を観客に提供。いきなりクライマックスで観客の心を掴んでくる。

その後、走馬灯のような過去回想が始まりミッキーが死と復活を繰り返すに至る経緯が語られていく。

回想が終了とオーバラップするように冒頭のシーンに繋がっていく。そこから先が波乱の展開。
ミッキー17は死んでおらず基地に帰還。無事に帰ってこれたと思ったらミッキー18がいる
17VS18の展開に発展。ここが物語の中盤。

そして17と18が同時に存在する異常事態と別のイレギュラー要素が交わってクライマックスへと突入し、作品全体で独裁者っぷりを披露するマーシャルとの最終決戦へと発展していく。

みたいな流れ。


ネタバレ成分を控えめ且つ簡潔に説明するとこんな感じかな?

さて、ここからが本題。
私が実際に鑑賞して感じた1次情報として、本作品の素晴らしかったところを5つピックアップしていきましょう。

本作品のテイストは間違いなくブラック。
ブラックユーモアに溢れているといった方が正確かな?

兎にも角にも登場人物の人間性・倫理観・道徳観を疑いたくなるような光景を目の当たりにする。

残機♾️なミッキーを実験動物扱い(わざと放射線をミッキーに浴びせさせるなどする研究者・独裁者の横暴な態度が観客に襲いかかってくる。

特に物語パート:序で特段にこれを摂取させられるので、見ているこちらはどんどんミッキーに同情し感情移入してしまう。監督はおそらく計算でこれをやっているんだろうな〜

人間の闇と言える醜さをこれでもかと見せられると同時に一部の人間の優しさある行動(🍚食事を半分にされたミッキーに食料を分け与えるなども随所に登場する。これが比較効果によって非常に光って見えてくるのが素晴らしい。

観客に飴と鞭を提供する匙加減が非常に達者な作品。

本作の主演:ロバート・パティンソン。私の中では格好いいイメージが強い役者さん。主に『ザ・バットマン』でのブルース・ウェインのイメージの影響ですね。

そのイメージを引っさげて鑑賞した本作品。良い意味で彼のイメージが覆る体験ができたと断言できる。

ミッキー17の🐶負け犬演技が完璧だったのですよね。大したスキルもなく💰借金を抱えて危険なプログラムに志願したミッキーはこれでもかと非道徳的な扱いを受ける。それに対して歯向かう姿勢を見せないミッキーの態度の弱さを完璧にアウトプットしていたロバート・パティンソンの表現力。🎩脱帽ものです。

これだけでも凄いと断言できるが、ミッキー18で全く異なるキャラを演じていたので参ってしまう

粗暴乱暴、ミッキー17とは真逆を行く18のキャラ造形。声色・姿勢などを駆使してそれを体現するロバート・パティンソンに拍手!

序盤の過去回想が終わってからの一幕。ここが楽しい時間でした。
ミッキー17と18が同時に存在している異常事態=マティリアル。

これに直面した4名の対応が面白い!

この4名とも過激さを持つ人物もいるが、基本善属性。だが善人といえど欲は持つ。より正確にいうと人間の3大欲求の中のアレです。アレ。

ミッキー同士が生存競争をするのは、まぁわかる。
そこに女性陣が参入することで欲に塗れた関係性にシフトしていく。

ナーシャは作中屈指に善人なのですが、この一連のやり取りの時だけは欲望に正直に行動しているのがユニークですね。

カイも良識を持つ人物として描かれましたが、ミッキー17を欲するなどそれって倫理的にどうなの!?とツッコミを入れたくなる発言を披露。

このシークエンス。個人的に非常に気に入っております。緊急事態で命を行く末を左右していたはずが色恋に方針がシフトしていく奇妙な流れ、堪能させていただきました!


本作の重要キャラ:クリーパー。
序盤は主人公陣営に立ち塞がる害虫的な印象を抱くキャラだが、後半でそれが見事に反転していくのが素晴らしい限り!

エイリアン=外敵というのは映画史を育んできたイメージ。

本作はこれを逆手にとって来たのがお見事と褒めざるを得ない。この見た目で人間に友好的だったとは。私も誤解してしまった側なのでこの場を借りてママ・クリーパーに謝罪です。

第一印象は不細工・不気味だが、その行動の真意・コミュニケーションの態度などに触れれば触れるほど愛着の湧くキャラクターに仕上げられているのだから天晴れ!

私は唾を吐きつけたシーンがお気に入りです!

見所の最後としてご紹介するは伏線回収の巧みさ。

それって伏線だったの!?

と、舌を撒くしかなかった。あれは気付かない。気付けない。これを伏線にしようとするセンスは私にはない。

さすがブラックユーモアを扱いこなす監督だ!

本タイトルは単品で完結している作品。
なので特に予習すべき作品は次に控えている作品もない。(今のところ)

なので、監督の代表作『パラサイト 半地下の家族』とロバート・パティンソン主演の『ザ・バットマン』を推薦させていただきます。

どちらも非常に面白い作品。

本作で監督のブラックユーモア溢れる作家性に惹かれた方は前者を。主演のロバート・パティンソンを推しにすると決断された方は後者をご覧あれ。

いかがだったでしょうか?
今回は映画『ミッキー17』をレビュー&プレゼンしました。

最後にメインメッセージを厳選して締めとしましょう。

本記事のコンテンツは以上のラインナップでした。
ストーリーラインは大きく5区画に分けてご紹介。出だしから掴み抜群で右肩上がりに面白くなっていく作劇でした。

作品の見所を5つ紹介。監督の作家性・主演の演技力・キャラクターの関係性・ミスリードを活用したキャラ造形・伏線の巻き方。どれも素晴らしかった!!

最後に関連作として2タイトル『パラサイト 半地下の家族』と『ザ・バットマン』をご紹介させていただきました。

これだけ素晴らしい作品を堪能させていただいたので、作品評価はSSS。それなりに期待していったのですが、その期待値を上回るものを摂取させていただき感謝。

それでは今回は以上となります。

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ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。

2025年3月の注目作品は7タイトル。

ウィキッド ふたりの魔女
この素晴らしい世界に祝福を!3ーBONUS STAGEー
お嬢と番犬くん
白雪姫
ネムルバカ
『ミッキー17』
『BETTER MAN』

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