クラシック芝で二桁台を刻み続けた馬がいた。ヴァーミリアン。朱を意味する彼の名は伊達じゃない。血に刻まれた才覚を開花させダートの主役に転じる物語。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ。フリープレゼンターの🦉あーさんです。
クリムゾンノヴァというウマ娘をご存知でしょうか?
フリオーソのシナリオに登場する異様に強いモブウマ娘がクリムゾンノヴァ。そのモデルとなっているのが競走馬ヴァーミリオンであると目されております。
ディープインパクトの同期(クラシック04世代)でダートの主役の一角を担った名馬です。今回は彼についてプレゼンしましょう。
彼について一言先述するなら……戦場にこだわるな!
ですかね。なんだか転職サイトの謳い文句みたい。

それでは本編へと突入しましょう。
しかし!ただのプレゼンではつまらない!🪞エミュレート——有名な人気ドラマ『半沢直樹』の主役=半沢直樹を模倣したテキストでプレゼンを彩っていくとしましょう。
声のないテキストメディアなので自由に声を想像できます。是非、名優:堺雅人さんのお声をイメージしてお楽しみください。
エミュレートプレゼンSTART
この業界に生きていると“島流し”といった言葉が背後の忍びよることがある。大舞台からの左遷を命じられてプライドに傷をつけられない奴はいない。
だが……、異なる大舞台に挑むのであれば話は別だ。
Slide 1|Introduction

ヴァーミリアン。彼の物語は舞台を…戦場を変える選択に対する勇気をくれる。
Slide 2|Why Now — 今語る理由

成功だけが評価され、失敗を恐れる。そんな時代だからこそ――私たちは、この男ことを胸に刻んでおく必要がある。
たとえ大舞台で大敗を喫しても、立ち上がる“蹄音”を思い出すために。
Slide 3|Beginning — 原点

父エルコンドルパサー。母は名牝スカーレットインク系。母父はサンデーサイレンス。
有識者ならば期待せずにはいられない血統だ。
「これは名馬になる」と。
だが――血統だけで将来が確約されるほど、競馬は甘くない。
Slide 4|Struggle — 壁

デビュー戦、勝ちで喝采を浴びた。次走、二戦連続2着と1着を逃すも好走。2歳暮れのラジオたんぱ賞で1着を攫い初の重賞制覇を飾る。
しかし、3歳クラシック戦線で大きな壁にぶつかる。スプリングS14着・皐月賞12着・京都新聞杯12着……。クラシック前半はズタボロだ。夏季休養で十分な調整期間を設けた秋、初戦神戸新聞杯。結果は……——10着。
同期最強格:ディープインパクトの影すら踏めない。
Slide 5|Breakthrough — 転換点

ヴァーミリアンはこのまま終わるのか?答えは否だ❗️
陣営は芝を捨てる決断を下す。決して逃げではない。半兄サカラートがダートで積み上げた実績。
血に宿る才覚を陣営は信じ戦場をダートへと転じる。
Slide 6|Success — 成功

そして、結果がすべてを証明した。
エニフS、彩の国浦和記念連勝。2007年、挑んだレース5つは全てはG1級。内勝ち星を逃したのは海外G 1ドバイワールドCのみ。年間ダートGⅠ級を4冠するハイスコアを刻む。
その後も彼は偉業を刻み続ける。
七年連続重賞制覇。五つの競馬場でGⅠ級制覇。
陣営が信じた血の答えをヴァーミリアンは示してくれた。
Slide 7|Beyond — 種牡馬として

2010年12月。7年間のキャリアの最後を締めくくるジャパンCダートに挑んだのち、引退。種牡馬入りを果たす。
種牡馬として初年度産駒ノットフォーマルがフェアリーS制覇。2017~2024年の8年間、現役を続けたリュウノユキナ。
彼の血は、今なお受け継がれ未来にその血がつけ継がれていくことだろう。
Slide 8|Closing

戦場にこだわる必要はない。自分が主役であると貫き通せる場所に進めば良い。
島流し・左遷なんて言葉は我々の辞書には不要だ。心の辞書からそんな言葉捨て去り、空いた空欄に彼の名を刻めば良い。
朱い字でヴァーミリアン——と。

【One More thing】Slide 9|Rival — 越えられなかった壁

綺麗に終わったところ恐縮だが延長戦を願いたい。よろしいでしょうか?
彼の現役時代。越えられなかった同期がいた。
カネヒキリ。
砂のディープインパクトと呼ばれる傑物だ。最強の代名詞と言えるディープインパクトの名を彼から剥がすことができず彼は現役を退くこととなった。
G1級9冠・7年連続重賞制覇・5つの競馬場でGⅠ/JpnⅠ制覇。これだけの偉業を成し遂げているのにも関わらず、唯一影を落とす実績があるのもまた事実。
このまま終わって良いのか?
Slide 9|Vision — 遠くない未来

2024年9月12日。
ヴァーミリアンは静かに息を引き取った。種牡馬としてディープインパクトに比肩することなく、砂のディープインパクトの名も同期カネヒキリの独占を許した。
だが――物語は終わらない。私はそう信じる。いやこの表現は生ぬるい。確信している!
『ウマ娘プリティーダービー』。
彼の魂は、同じ名を受け継ぐウマ娘に宿り誰も知らない運命を切り拓く——と
Slide 10|Audience Shift — あなたへ

できないと言われた時こそ、考えろ。
本当にできないのか。
ヴァーミリアンは、陣営は、できない理由ではなく、やる方法を探した。
我々はただ待っているだけではいけない。ヴァーミリアンに今一度偉業を成し遂げて欲しいのなら行動しなくてはならない。
難しいアクションは不要。SNSの海に、一つの声を。
「ヴァーミリアンの偉業が更新される瞬間に立ち合いたい」と。種を巻けば良い。
その声が、未来を動かす。距離を縮める。
ここにSNSボタンを置きます。あとはあなたの気持ち次第…。

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