第55話から紡がれた中山金杯も大詰め!今回のハイライトはレース中にナリタブライアンへの想いを思案するサクラローレルのシークエンス。第45話「何もない」に対する一つの回答を示した重要エピソードの感想プレゼン。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!フリープレゼンターの🦉あーさんです。
『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第58話「照らす光に」を一読させて頂きました。ヤンジャンアプリのメンバーシッププログラムに加入しているので少しばかり早く読書機会に恵まれ喜ばしい限りです。
早速、ネタバレ無しでの感想を記すとしましょう。

「キラキラしてるなぁ~」———という感想になりました。
ピカピカしてるなぁ~でも良いかも。これだけだと主語が抜けているので補足します。サクラローレルがキラキラしてるなぁ~という表現がより適切。中山金杯のレース模様も大詰め。決着の時を迎えます。初重賞制覇を目指しての一戦、これでもかとローレルの煌めきを表現されていてTHE主人公と言いたくなります。
以上、ネタバレなし感想でした。これ以上コメントするとボロが出そうなので本編へと突入しネタバレ解禁といきましょうか。

本編は大きく分けて2部構成。
- 第1部:レポートパート
- 第2部:エミュレートプレゼンパート
第1部では58話がどのような内容だったのか登場キャラとシナリオの流れについて。第2部は感想プレゼンということで当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion“杉下右京”でテキストを味付けしていきます。『相棒』の主人公:右京を模倣したテキストで文章を彩っていきますよ。是非、水谷豊さんの声を思い浮かべながら、お楽しみください。
🟠《⚠️ネタバレ注意》第1部:エピソードレポート

登場キャラクター
- サクラローレル
- 明石椿
- サクラチヨノオー
- サクラチトセオー
- ヨシノプリヴェール
- サクラバクシンオー
- ノースフライト
- 明石梧郎
- 猿山トレーナー
- ダンスリムリック
- セレスタルポール
- ステイゴールド
- ファイナルサード
- (ナリタブライアン)
ストーリーライン
大雑把ながらストーリーの流れをここに記します。本編の魅力たる“旨味”の部分は可能な限りカットしますので、その真髄はご自身の瞳と心でご堪能あれ。
🔻(悪)夢から醒める時
4コーナーを越えて最終直線へ入線。後方から怒涛の捲りを仕掛けてきたサクラローレルに迫られファイナルサードの顔が歪んで行く。同時にナリタブライアンの餌食に直面する事となってしまうウマ娘が増える———という想いで思考を支配されていくが、その思考は視界に入った一つの情報によって散りのように消えていく。
🔻ナリタブライアンは怪物ではない
最終直線を駆けるサクラローレルはナリタブライアンへの想いを思案していた。怪物と呼ばれるウマ娘=ナリタブライアン。だが、サクラローレルの瞳には違う印象が焼きつかれていた。それは・・・
🔻中山金杯、決着
勝利者インタビューの場にて記者らに応えるローレル陣営。サクラローレルは次なる目標を宣言する。
🟠エミュレートプレゼンSTART
史実に刻まれた名馬サクラローレル号の初重賞制覇となった第44回日刊スポーツ賞金杯(GⅢ 中山競馬場 芝2000 晴れ/重馬場)。現在における中山金杯ですね。
12.1 – 10.7 – 11.3 – 11.8 – 12.2 – 12.3 – 12.8 – 13.0 – 12.2 – 12.1
このハロンタイムが示すように重馬場にも関わらず前半4ハロンが非常にハイペース。後半はその反動でペースが緩んでいるのがわかります。サクラローレル号のコーナー通過順位は9-9-11-2。2着ゴールデンアイに0.4秒差、3着には1.1秒差をプレゼントする結果を刻むのです。
確かに圧勝と読んで差し支えないパフォーマンスですね。『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第58話「照らす光に」では、この圧巻のパフォーマンスに敬意を払いつつ“ウマ娘”としての味付けがブレンドされておりました。
ファイナルサードを救ったサクラローレルの笑み
僕が最も「おや?」と感じたのはサクラローレルがファイナルサードを抜き去るシークエンス。黒いオーラをまとい続けてきたファイナルサードから、彼女を象徴するオーラが消しとばされるような演出が目を引く場面です。
こちらのシーン、作品の例に漏れず説明セリフが乏しい。
続くシーンでは表情が柔らかくなり涙を瞳に浮かべて呪縛から解き放たれたファイナルサードの捨てセリフが連なって行くのですが、最も肝要となるファイナルサードがサクラローレルから何を感じ取ったのか全く名言されていないのですよ。
気になりますねぇ。
著者らからの出題のように思えて仕方ありません。ならば、こちらも解答を用意しなくては。そこで僕がたどり着いた答えがサクラローレルの表情=笑み————です。
この表情を見たファイナルサードから黒いオーラが消え去り、「ハハ 何だよ それ・・・」と言葉を投げかける。ハードなレース展開にも関わらず満面の笑みで疾走しゴールを目指すサクラローレルの姿にナリタブライアンとは異なる強さを垣間見たのではないでしょうか。そして、それはかつて自分が目指していたもの・・・いや、自分自身が持っていた強さを想起させる。走ることへの喜び。千ハロンの道も一歩から・・・————怪物ナリタブライアンに心折られる前に抱いていた想いが再び火を灯す。
そのきっかけをサクラローレルの笑顔から得たのでは・・・と思えて仕方ありません。
読者とサクラローレルの解釈が一致する心地良さ
ファイナルサードが救われる作劇も実に素晴らしかったですが、本作の主人公はサクラローレル。彼女が読者に届けてくれた感情も素晴らしかった。
解釈一致。
この言葉に尽きますねぇ。かつて僕はこのような記事を投稿しました「幻影に囚われたヒロインへ【スターブロッサム】が描こうとするナリタブライアン」。わざわざ足を運んで目を通すのも億劫でしょうから、簡潔にメッセージを要約します。
ナリタブライアンは怪物ではなく、救うべきヒロインである。
それが一読者として僕がたどり着いた答えだった。その答え合わせの時が訪れることはないことを百も承知で感想を記したのですが、このタイミングにて主人公=サクラローレルも同じ想いを秘めていたことが明らかとなってしまいました。
おやおや・・・。これは予想外の不意打です。思わず表情筋が緩んでしまいそう。そして、この解釈を抱いていたのは僕だけではないはずです。作品を愛読する読者であれば自然とたどり着く答え。劇中にて作品を代表するキャラクター自らが読者の想いに応えるかのようにナリタブライアンへ心象を出力する。
これほど心地良い体験はそう巡り会えるものではありませんねぇ。
🟠結びに

如何だったでしょうか?
今回は『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第58話「照らす光に」について感想プレゼンを実施しました。
素晴らしい!実に素晴らしいエピソードであったと太鼓判を押させていただきます。
中山金杯を巡るエピソードが一段落し、次なる目標=天皇賞(春)を宣言したサクラローレル。彼女の今後に期待を抱きたい・・・————そう申し添えたいところですが、どうなるでしょうか?
波乱に満ちた馬生を歩んだサクラローレル号の本当の戦いはここからですからねぇ。著者らはどのように調理するのか———楽しみです。
それでは本プレゼンは以上。実に素晴らしいエピソードとの出会い。誠に感謝します。ご愛読いただきありがとうございました。またの機会にお会いしましょう。

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