【何度でも味わいたくなる日常譚】うまむすめし第1巻レビュー&プレゼン

うまむすめし第1巻 プレゼンEmulate

前半ネタバレ無し・後半ネタバレ少々。古畑任三郎風で贈るコミックス『うまむすめし』の魅力3選と心にグッとくるお気に入りエピソード2選をご紹介。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。

今回はコミックス「うまむすめし」第1巻の魅力を皆さんにお伝えしたい。

ただのプレゼンでは味気ないので、古畑任三郎エミュレートで味付けしていきます。

是非、田村正和さんのお声をイメージしてお楽しみください。

 

えぇーーー、皆さん。 ご無沙汰しております。

いきなりですが、質問です。皆さんにとって、家庭の味とは何でしょう?

お母様が作ってくれた味噌汁・カレーライスなど人それぞれ思い浮かべる料理があると思います。

・・・なぜこのような質問をしたかと言いますと今回は、ウマ娘の世界に生きる彼女たちの身近な料理・グルメとの関係性を紡ぐ物語「うまむすめし」の魅力をご紹介するからに他なりません。

「うまむすめし」

レース模様のないウマ娘たちの日常を切り取った作品。人によっては興味をそそられないとお答えになるかもしれません。ですが、ちょっと待って頂きたい。―とっても素敵な作品なのです。

そうですね~。例えるなら・・・・・・あっ、いい表現を思いつきました。

「ウマ娘シンデレラグレイ」のような熱いレース模様を大黒柱とする作品に対して、「うまむすめし」は温かさを売りとする作品。その温度感こそ異なるかもしれませんが、―同じ方向性を持つ作品であることに変わりはないと思います。

どちらも人の心に熱を与えるものですから。

今回はそんな「うまむすめし」第1巻の魅力を取り上げていきます。短い時間ですが、是非、―お付き合いください。


それでは―掻い摘んで「うまむすめし」1巻の魅力を3つご紹介させて頂きます。

それほどネタバレ要素は含まれていないで、ご安心ください。

 まず、大事な大前提を共有しておきましょう。

「うまむすめし」には絶対的な主人公はいないという事実。毎話毎話、異なる主人公によって彩られていくのが大きな特徴です。

基本1話完結。

・・・そうですね~。オムニバス形式のようなイメージをしてもらっても構いません。

この、1話完結と毎話異なる主人公を採用することで、たった1巻で大勢のウマ娘の新たな一面との出会いが叶ってしまいます。

コミックス1巻は800円にも満たないのけれど、出会える主人公の数は・・・・なんと20名。

基本1話につき最低2名の主人公を配置してくるので、1巻だけで20名ものウマ娘が主人公という箔を纏うことが出来てしまう。

ウマ娘に脇役などいない。

シリーズ全体に通じる精神性を体現している点も素敵ですね。

では、魅力の2つ目。先程申したように本作は実質的にW主人公体制を敷いております。1話完結で交代制W主人公。

通常であれば味気ない作品になってしまう可能性大!

ですが、そこは流石のウマ娘ブランド。誰を主人公にしても毎度の如く美味!しかも、異なるキャラクター同士の関係性にフォーカスすることで毎話毎話異なるテイストをもたらしてくれます。

 例えば。

本作のファーストエピソードを飾るスペシャルウィークさんとサイレンススズカさん。アニメ1期でも深い交友の描かれた両名の新たな関係性に触れることが叶います。食事という日常に根深いアイテムがそれを実現してくれるのです。

 他にも。

実はルームメイトなオグリキャップさんとタマモクロスさんの心温まるエピソードも収録されている点にも注目して頂きたい。「ウマ娘シンデレラグレイ」とはまた異なる両者の関係性。同作のファンであれば、驚きに連続に・・・なるかもしれません。

それでは、最後の魅力紹介です。それは浅草九十九先生により見事な料理作画。やはりこれに触れないわけには参りません。

毎話、異なる料理が登場し、そのどれもがこれでもかと美味しそうに描かれております。

あまり空腹時に読むことをオススメできないかもしれません。それほどに食欲をそそってきます。

白黒のコミック故に料理本来のポテンシャルを発揮しづらいというディスアドバンテージを抱えているのにも関わらず、丁寧に描かれた料理、料理が持つ温度感を伝える技法。

そして、それを食したウマ娘たちのリアクション。

どれも読者の食欲スイッチをONにしてしまう魔法・・・そう解釈したくなってしまいます。


ここで、少しだけ余談を挟ませて頂きます。
私が、個人的に気に入っているエピソードの紹介をしたい。

一つだけに絞りきれなかったので、2つご紹介します。

なお、少々ネタバレとなる情報を含んでいますのでご注意ください。

えぇーー、まず一つ目。ゴールドシチーさんとユキノビジンさんが主役となるエピソード。

ギャルであるゴールドシチーさんと素朴な味わいが魅力的なユキノビジンさんという一件チグハグな組み合わせ。

ですが、私。ナイスキャスティングであると絶賛した次第。

このエピソード。外見の方が評価されやすいゴールドシチーさんのある種のコンプレックスともいうべき一面にスポットライト浴びせ、それに対する救いとなる品を偶然にも差し入れするユキノビジンさんという・・・なんとも微笑ましいやり取りが拝めます。

一見ミスマッチに見える組み合わせにこそ、真価を引き出す化学反応が起こるものなのかもしれません。

続いて2つ目。サクラチヨノオーさんとマルゼンスキーさんが主役となるエピソード。

私がこのお話を選出した理由は、お察しできますよね?

・・・・・・

そう。史実でも🧬血縁関係にある両者のエモーショナルな関係を紡いでいる物語だからです。

TVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』でも色濃くお二人の関係が描写されたことも記憶に新しいですよね。

『うまむすめし』でも負けず劣らずの関係性が描かれております。

🍝イタ飯で結ぶお二人の関係性。シンデレラグレイでサクラチヨノオーさんのファン・虜になってしまった方は是非チェックしてみては如何でしょうか?

さて、―そろそろお時間です。『うまむすめし』第1巻の魅力が伝わっていたら嬉しく思います。

そして、一つ謝罪しなければなりません。ユキノビジンさんがゴールドシチーさんへ出した「品」について触れることを忘れておりました。

歳ですかね?

それはさておき、最後に改めて言及しよう・・・そう思っていたのですが、お止めします。

ここまで来たら、いっそクイズにしてしまいましょう。

果たしてユキノビジンさんが出した品の正体は一体何か?

ヒントは2つ。

❶ユキノビジンさんの出身地は岩手県

❷ゴールドシチーさんはある種のコンプレックス解消のヒント・気づきとなる品であったこと

この2つ。

これでお分かりになったのであれば、大したものです。

答えは・・・・・・・是非📚コミックス本編でお確かめください。

サイコミ公式サイトで基本無料で読めますので、是非こちらでチェックすることをお勧めします。

それでは今日はこの辺で。


それでは今回は以上となります。

このブログではプレゼンノウハウの提供競走馬ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。

今回は古畑任三郎エミュレートでちょっと意地悪な締め方を試みてみました。多少S気があった方がそれっぽいかな〜と。

テキストでどこまで古畑節を表現できているかは分かりませんが、こういった挑戦も面白い!

ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。またのご縁をお待ちしております。

ボーナストラック:ゴールドシチー&ユキノビジンと言えば「これ」

この動画、『うまむすめし』と密接・・・というわけではないですが、ゴールドシチーさんとユキノビジンさんを記事で触れたのであれば紹介しないわけにはいかない。

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