ガラスの靴が渡される刻【シンデレラグレイ】第198R『00:01』感想

シンデレラグレイ第198R「00:01」 シングレ最新話感想

最終章-7。この刻を待っていた❗️深夜0時が訪れる。それは魔法が解ける時?いいや違う❗️オグリキャップと北原穣にとっては……。ウマ娘シンデレラグレイ第198R『00:01』の感想プレゼン。古畑任三郎エミュでお送りします。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。

今回はヤングジャンプ2025No.41に収録された『ウマ娘シンデレラグレイ第198R』のレビュー&プレゼンを実施。

まずは率直なネタバレなしの感想を記します。

「はぁあ…………~~~~~~」

ネタバレ抜きの感想は以上。
情報が薄すぎるって?……――ごもっとも!ですが、あまりにも素晴らしいエピソードを摂取すると人の語彙力は麻痺してしまうものなのです。

同時に、読者が求めているのは具体的な感想・エピソードの中身だということも重々承知しております。どういった📖ストーリーラインで誰が出演し、筆者が唸った演出がどういったものだったのか。詳細を後述していくといましょう。

その詳細は当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion古畑任三郎にて。是非とも田村正和さんのお声をイメージしてお楽しみください。

 

えぇーー、皆さん。ご無沙汰しております。今回でこの最終章と伴走するレビュー&プレゼンシリーズ第7弾となりました。

第6弾までは作品に終始陰鬱な雰囲気が漂っていました。

で・す・が!
今回は全く異なります❗️待ちに待った刻(とき)が訪れたようです。ネガからポジへと変遷する……それが今回プレゼンするエピソード第198R「00:01」。

 

登場キャラクターはこちらのお二人。

🔷オグリキャップ
🔷北原穣

一応、他にも出演者はいらっしゃるのですが…名もな方々ばかり、台詞も1度きり、なのでここでのクレジットはエピソードのセンターを担った2名に絞らせていただきます。

 

皆さんがもー~~っとも気になっているであろうストーリーをご説明していこうかと思います。
大体こんな感じでしょうか。

 

今回のエピソードは北原穣さんの過去回想パートから開幕。オグリキャップさんと出会い前の北原穣さんが受け持っていた担当ウマ娘との関係性が描写されます。

この過去回想。短いながらも今回のエピソードに必要不可欠な要素を2点網羅していた点が非常に素晴らしかったです。

その2つとは……🕰️時計の時刻表示と担当ウマ娘の🔥出走意欲についての言及!これがあるかないかで今回のエピソードの旨みは天と地の差になると言ってもよろしいです。

 

過去回想が終わりますと、前回のエピソード=第197Rから直結するオグリキャップさんの胸中吐露パートがスタートします。

やはりこのパートはお辛い……。

彼女自身の口から自身のピークアウトについて語られ、極め付けには“芦毛の怪物”にはもうなれない……と敗北宣言と受け取れる台詞が飛び出してくるのですから。

 

オグリキャップさんお吐露がひと段落しますと……―――ここからがネガからポジへと転じる刻❗️待ちに待っていたパートが幕開けします。

北原穣さんは問います。「有マ記念に走りたいか?」――と。

オグリキャップさんはその言葉に戸惑う。先ほどご自身が吐き出した敗北宣言……北原穣さんから問われた出走意欲にについて……この2つは結びつき難い。

ですが❗️

難いだけであって結びつかないわけではありません。何故なら彼の問いは走りたいか否か。

「勝ちたいか?」ではないのです❗️

 

その問いの真意を理解したオグリキャップさんは・・・問いと共に差し出されたご自身の👞靴を受け取り返答します。

その返事は………ここまで来れば説明不要ですよね?

ネガからポジへ…――全てが変わり、始まります。

 

毎度のことながら素晴らしい演出にもお会いできたので、ご紹介したいと思います。

今回のエピソード2回🕰️時計が登場します。1度目は過去回想で。2度目はエピソードの最後に。

過去回想の時の時刻表示は12時00分……いえ00時00分と言ったほうが良いかもしれません。そして2度目は今回のタイトルとなっている「00時01分」。

この演出には唸ってしまいます。過去回想パートでは東海ダービーについて北原穣さんの担当ウマ娘の方々複数名が口を揃えて負けるレースには出走したくないとコメントを残し、時刻00時00分が描写されます。

対して!

有マ記念への出走意欲を問われたオグリキャップさんから放たれた“走りたい”という意思表示の直後に今回のエピソードタイトルクレジット「00:01」と共に描写される時計の時刻00時01分。

冒頭で私が記した感想「はぁあ…………~~~~~~」という幸せなため息が飛び出してしまうのもご理解いただけるのではないでしょうか?

 

更に!

前述した名演出の手前には思わず膝を打ちたくなるようなハイライトシーンとのご対面も叶ってしまっていたのです。

ストーリーラインで説明したChapter3のシーン。オグリキャップさんが北原穣さんの問いに答えるシーンなのですが……これがシリーズ屈指の名シーンでした❗️

「走りたい…!!」

悲痛な叫びと共に流した涙で腫れ尽くした瞳から改めて零れ落ちる大量の涙を流しながら、彼女が口にした本心。

その表情はこれまでのオグリキャップさんと打って変わって決意めいた強い意思が込められていました。

久住先生の作画もさることながら、このシーンと同時にクレジットされる最終章の真の名称は……―――

最終章 シンデレラグレイ篇

これはずるい!反則技ではないでしょうか?

最終章の開幕が宣告された時、いつもであれば同時クレジットされていた〇〇篇というタイトル名が記されていませんでした。

それは何故だったのか……今回のエピソードのために読者を、ファンを焦らして焦らして飢えさせるためだったのでは…と今なら思います。

実際に私がそうでした。まんまと著者らの手のひらの上で踊っていた……いいえ調理されていたのかもしれません。誠に恐ろしい方々です。

 

さて、如何だったでしょうか?
ウマ娘シンデレラグレイ第198R「00:01」。一読者として咀嚼させていただきました。待ちに待ったエピソードを味わえたことを心より感謝し、可能な限りその魅力をプレゼンさせて頂きました。

しかしながら、このプレゼンでお伝えできたのは本編の魅力の1割にも満たないのは間違いありません。

その真髄は是非ご自身の眼と心で味わい尽くしていただければ……と。

それでは・・・また次回の感想プレゼンでお会いしましょう。

====ℹ️Information・関連記事紹介====

前回のエピソードの感想はこちらとなります。

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