原作では描写不足感が否めかったゴールドシチーらのレースシーンが大幅強化。『ウマ娘』はターフを駆ける全て者が主役なのです!製作陣営に感謝‼️TVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』第2クール 第17話「ジャパンカップ」感想プレゼン。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
TVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』第2クール 第17話「ジャパンカップ」を視聴しました。いや~~~素晴らしい30分間。原作を忠実になぞりながらもコミックと異なる画面比率で描かれるジャパンカップ。これによりレースに参戦している全てのウマ娘の描写が大幅にパワーアップしたことに感動を覚えます。
そして、予告のタイトルコール。ここが一番テンション上がった……―――かもしれない。
たった数秒「WILD JOKER」とベルノライトがコメントするだけの予告。これだけで来週が神回になる!待ちに待ったアレを拝むことが叶う……。そう思うと心がウキウキしてしまう。
以上。ネタバレ無しでの感想プレゼンでした。

本編ではもう少し深く切り込んで原作とどう異なっていたか・何がパワーアップしていたか…などに焦点を当てて第8回ジャパンカップへの想いを綴っていくとしましょう。しかし、この高揚したテンションのまま執筆するのは危険なので当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion杉下右京で冷静にお届けします。是非とも水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみください。
因みにヤングジャンプの📚コミックス最新話やスターブロッサムの方も感想プレゼンを実施しておりますので、よろしければそちらもどうぞ!
エミュレートプレゼンSTART
コミックス6巻より紡がれるシンデレラグレイ屈指のレース:第8回ジャパンカップ。一挙に5名もの海外ウマ娘が参戦する上に、日本からもタマモクロス・オグリキャップ・ゴールドシチーらを筆頭とする国内代表ウマ娘が揃い踏みする。
その都合上、どうしても尺・コミックスの小さなコマ=画角が障害となり全てのキャラの出番を平等に扱えなかった。
しかし、📺TVアニメではコミックスよりも潤沢な尺と画面比率という武器を味方にできます。
今回の第17話「ジャパンカップ」はアニメ化による恩恵が非常に素晴らしいエピソードであったと心より感じました。
開幕早々、原作にないオグリのジャパンカップへの意気込み

エピソード冒頭のオグリキャップのランニングシーン。こちらはコミックスにはないアニメ独自のもの。彼女にとって先の天皇賞(秋)の決戦の重みが強く感じられる内容でしたねぇ。
オグリキャップにとっては28日前のことでもTVを見る視聴者にとっては90日以上前の出来事。ここで彼女の想いを再度描写することは、キャラクターと視聴者の間にある溝あるいは時差を埋める見事なアプローチでした。
オベイユアマスターのトレーナーがチラリと映ったか?

更に冒頭でのオリジナルラッシュは続くのですが、その中でも異彩を放っていたのがオベイユアマスターのトレーナーらしき人物が確認できたこと。
顔が映っていなかったので断言できないのが申し訳ないですが、風貌・頭髪の色・飲酒できる年齢を考慮すると彼と見て間違いないでしょう。
海外ウマ娘のトレーナーが日本に来ているのか否かコミックス本編では米国のみならず全ての国において不明瞭な部分で、僕はこれが気になって仕方なかったのですが、原作勢の疑問に対する細やかなANSER=心遣いだと思うと頬がにやけてしまいそうです。
コミックスにはなかった本バ場入場の追加シーン

オープニングを挟んだ本編以降も原作にないシーンは止まることなし。とりわけオベイユアマスターの本バ場入場の追加シーンは興奮するなという方が無理というもの。
原作では恐らく尺の都合と注目度の低さを演出する狙いでカットされたであろうシーンをアニメではあえて表現する。人気について言及する流れが続いていたので原作の意図もフォローできるナイスアプローチです。
大幅に強化されたゴールドシチーらのレース描写

今回のアニメ化にあたり僕が密かに期待を寄せいていたのが、ジャパンカップレース中のゴールドシチーの描写。コミックスでは出走前後こそスポットライトを浴びるものも……本番中はどこにいるのかわからなかった。
ファーストインプレッション時は脚光を浴びている海外勢とオグリキャップらに熱中していたので、それほど気に留めなかったのですが、読み返せば読み返すほどゴールドシチーの描写不足に勿体無さを感じてしまう。
無論、彼女の最終着順を考慮すると見せないという選択は理解できるのですが、どうしてもレース中の彼女の走りを見たかったという想いは消えない。
だからこそ、アニメではこの思いを消化できる機会を―――と、密かに抱いていた次第。
その願いは概ね叶ったと見て良いでしょう。彼女に限らずレースに臨む全走者が満遍なく映されていることに深く感謝です。
原作より激しい海外文化=ポジション争い

アニメ化に恩恵といえば海外特有のポジション争い文化にも触れておきたいところ。原作でもその勢いは十分描写できていたと思っていたのですが、やはり動画の迫力は抜群ですねぇ。
ミシェルマイベイビーの腕の筋力描写・接触時にサウンド。これが合わさることでコミックスで感じた印象よりもより激しい接触描写にグレードアップされていて驚きました。
まさか、あれほどの筋肉が拝めるとは……。ノーマークだっただけに嬉しさが想像以上に込み上げてきます。
結びに

如何だったでしょうか?
TVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』第17話「ジャパンカップ」。一視聴者として、そして原作を愛読するものとして咀嚼させていただきました。
大変素晴らしい逸品であったと心より進言します。
原作を忠実になぞりながらも随所に追加シーンを施し強化を図る。まさに理想的なアニメ化アプローチ。何より前出走者を満遍なく描写したレースシーンは想像以上の代物でした。
14名の走りを描く。
テンポよく展開され、非常に疾走感に溢れるシーンながらその作画にかかるコストは膨大でしょう。どこかで手を抜くという選択肢もあったはずです。まだエピソードは中腹。今後はより一層高いクオリティを求められるエピソードが控えています。それでも妥協なしで14名のターフを駆ける主役たちを描いたことを僕は心より称賛します。
製作陣営の皆さんに拍手です。
本プレゼンは以上。また来週……あるいは別の記事でお会いしましょう。
ご愛読いただきありがとうございました。

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