【シンデレラグレイ】タマモクロス 8連勝の軌跡

タマモクロス ウマ娘

おはようございます。
『ウマ娘シンデレラグレイ』の映画化を心より夢見るブログ管理人のあーさんと申します。

今回は『シンデレラグレイ』で最重要ウマ娘の一人:タマモクロスのスポットライトを浴びせた記事となります。

1984に生誕したウマ娘をピックアップする記事の第2弾でもあります。
因みに第1弾はゴールドシチーでした。

タマモクロス。
主人公:オグリキャップにとって最初にぶつかつ大きな壁として立ち塞がったウマ娘。

彼女は遅咲きながらも現役ウマ娘最強と評される実力の持ち主としてコミックスで大きく存在感を示したいました。

そこで本記事では史実に名を刻んだ競走馬タマモクロスの戦績を記載。ウマ娘:タマモクロスのモデルとなった競走馬の実績を学んでコミックスでは描写されていない情報を補完するというのが本記事の目的となります。

まずは戦績をご覧いただきましょう。
上記表に記載している2年間のレース戦績がタマモクロスの成績となります。

198710月からの破竹の8連勝。これだけでも十分凄いと言えるのですが、どういった相手に背中を見せつけゴールをしてきたのか知ることでもっとこの成績に凄みを感じられるようになります。

本文の方で対戦相手を掲載してきますので、タマモクロスと戦ってきた名馬を知りたい方はお付き合いのほどよろしくお願いします。

それでは本編スタート!

タマモクロスの戦績を輝くしく彩る8連勝。

本記事ではコミックスで明確な描写があった鳴尾記念を起点に6つのレースでの対戦相手をご紹介していきます。

いずれのレースも強敵を相手にしてきたということが伝われば嬉しく思います。

鳴尾記念。コミックスでタマモクロスの3連勝め且つ重賞初勝利が大々的に描写されたレース。

コミックスでは勝利後のタマモクロスの描写しかなかったのですが、史実を紐解いていくとこのレースには同世代でクラシック3冠レース(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)に出走したゴールドシチーさんもターフを駆けていた事がわかります。

この事実は非常に面白い。

クラシック3冠に挑めなかったタマモクロスがその全てに出走し着入り経験をしているゴールドシチーさんに競り勝っているのは、もしもタマモクロスがクラシック3冠に挑んでいたら・・・というifを想像させてしまう。

菊花賞に1着という戦績を誇るメジロデュレンにも競り勝っているのも驚異的ですね!

金杯。こちらも重賞レース:GⅢなのでレベルの高いメンツが揃っているのは間違いない!

2番人気のニホンピロマーチはタマモクロスの同期であり、日本ダービーで3着に着入りした実力者。

一つ前のレースとなる鳴尾記念でもマッチアップ済みの相手ですね。

その実力差にも2度も勝つ!これは運だけで勝っているわけではないと証明しているようなもの!

すごいですよね〜

阪神大賞典。注目すべきはメジロデュレン。鳴尾記念でも対決している相手。

今回のレース距離は菊花賞と同じ3000m。この距離でもタマモクロスが勝利をもぎ取るのだから凄まじい総合力の持ち主と言わざるを得ないですね。

天皇賞(春)。18名もの名馬が出走し、その中にはすでにマッチアップ経験があるメジロデュレン・ゴールドシチーといった猛者の名も確認できます。

今回の最注目はメリーナイス。タマモクロスやゴールドシチーと同期にあたり、同世代最強を決める日本ダービーを制した猛者。

天皇賞(春)は3200mの長距離戦。総合力が試されるレースでこれだけのメンツを相手に1着に辿り着くのって凄まじい限り。

宝塚記念。ここまで1番人気をキープして続けてきたタマモクロスが2番人気に後退するという異常事態が発生。

それもそのはず、このレースには現役最強と呼び声が高いニッポーテイオー(ウマ娘:アキツテイオー)が出走するのですから。

ニッポーテイオー。天皇賞(秋)・マイルCS・安田記念といったGⅠレース3つを制覇している傑物!一個だけでも勝てていれば凄いと評されるGⅠを3つ制覇しているといのは異常なのです!

しかし、勝利の軍配を勝ち取ったのはタマモクロス。

このレースで現役最強の座を奪ったといっても過言ではないでしょう!

ついに8連勝目となる天皇賞(秋)。このレースはオグリキャップとタマモクロスの芦毛の競走馬が初めて激突するレース。コミックスでもかなりの尺を割かれて熱い激闘が描かれました。

宝塚記念で現役最強の座に就いたタマモクロスを差し置いて1番人気を掻っ攫うオグリキャップも化け物じみているが、それを下すタマモクロスの剛脚。是非ともコミックス第5巻で堪能していただきたい!

8連勝の軌跡をご紹介し終えましたが、ここまできたら引退まで蹄跡にお付き合いしていただきたい。

天皇賞(秋)での決戦を皮切りに最強の芦毛2名はその後も2度激闘を繰り広げていきます。

ジャパンカップと有馬記念。

最後までタマモクロスは強かったということを知っていただければ何よりです。

ジャパンカップ。1着こそ米国からの伏兵ペイザバトラー(ウマ娘:オベイユアマスター)に敗れますが、オグリキャップには勝つ形になっている点に着目して頂きたい。

まだまだ芦毛最強の座を譲る気は無いということ!

有馬記念。タマモクロスにとって最後のレースとなる引退試合。

その最後に相応しくオグリキャップが挑戦者として立ち塞がる。

結果はご覧の通り、オグリキャップが1着、タマモクロスが2着。引退試合を最高の舞台となる有馬記念で迎え、最強の相手と言えるオグリキャップをターフを駆け競り合ったことはタマモクロスにとって最高の花道であったと私は思います。

コミックスではそれはもう、凄い熱量で激闘が描写されているので是非とも一読・・・いや何度でも味わって頂きたく思います。

それだけ凄いレースなのですよ!

いかがだったでしょうか?

今回はタマモクロスに焦点を当てて彼女の輝かしい戦績8連勝の凄さを少しでも深く知って頂きたく筆をとりました。

最後に改めて重要メッセージを厳選して締めとしたいと思います。

何度見ても8連勝という成績に目移りしてしまう。表に記載している通り鳴尾記念以降のレースはコミックスでも描写があるので興味ある方は是非手に取ってその凄さを味わってみましょう。

あっさり描かれているものもあればボリューミーに描かれているレースもあります。そこの匙加減も流石の一言なのです!

印象深いマッチアップ相手としてはゴールドシチー・ニッポーテイオー・メジロデュレンの3名。

クラシック戦線に合流できなかったタマモクロスがクラシック戦線を駆けたゴールドシチーと相対する展開は熱い!

菊花賞を制したメジロデュレンや天皇賞(秋)などのGⅠレース3つを制したニッポーテイオーに勝つ展開も凄すぎるというもの!

8連勝目を飾る相手に相応しいオグリキャップとの激闘を制した天皇賞(秋)。

このシナリオが史実に存在する実話であるというのが恐ろしい限りですね。


そして、これらのタマモクロスの軌跡を堪能できてしまうのがコミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』である!


この作品がこの世に存在する現在に世を受けている我々はとてつもなく贅沢な環境に身を置いているのだと思いませんか?

私はそう思わざるを得ない毎日です。

それでは今回は以上となります。

このブログでは映画レビューや映画化に値する作品(例:ウマ娘シンデレラグレイ)の紹介を行なっております。他の記事に目を通したり、ご家族や友人に紹介やSNSで拡散していただけると励みになります。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。

第1弾はゴールドシチーさん。
第2弾は本記事で特集したタマモクロス。

とくればお次はイナリワンを特集せねばなるまい。



近日中に執筆したい・・・。

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