【レビュー&プレゼン】ウマ娘プリティーダービー BNWの誓い

BNWの誓い ウマ娘

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』の映画化を心より夢見るブログ管理人のあーさんです。

今回は『シンデレラグレイ』ではなくプリティーダービーシリーズの一つOVA『BNWの誓い』の魅力をプレゼンしようかと思います。

メニューはこんな感じ。

全3話に及ぶ物語のストーリーラインをサクッと解説。
作品の魅力を4つほどご紹介。
BNWの3名と名を同じくする競走馬の史実での戦績をご紹介。

という構成になります。

それでは早速本編へと参りましょう。

OVA3話によって紡がれる物語をさっくり解説すると上記のような流れになります。

メインは駅伝。トゥインクルシリーズからは少し脱線した物語ですね。大トリにGⅠ大阪杯が配置されているのでウマ娘シリーズらしい熱いレース模様も描かれます。


私の解説では少々イメージしづらい部分もあると思いますので、公式サイトのイントロダクションと併せてイメージを補強して頂ければ何より。

ビワハヤヒデ・ナリタタイシン・ウイニングチケット(通称BNW)は『G1大阪杯』に出走予定だが走る意欲を失っていた。見かねた生徒会は、ファン大感謝祭で1チーム7人がタスキを繋ぐ『BNW駅伝』を企画し3人の奮起を期待する。成功を託されたスペシャルウィークたち<スピカ>メンバーは3人の説得に悪戦苦闘。ダービーの頃の熱き友情を取り戻してほしいと願うが…。感謝祭では「オグリキャップわんこそば1000杯食べられるかショー」も同時開催!

公式サイトより引用



重要なポイントを補足しますと物語は史実でのビワハヤヒデとウイニングチケットの引退試合となった天皇賞(秋)のその後を描くという文脈を持っている点。

これが粋な計らいなのです。詳しくは後述します。

ストーリーラインを解説を終えたところで、作品の魅力をプレゼンしていきましょう。

本作のメインを司どる駅伝。トレセン学園に残るチームスピカ6名が駅伝成功のために準備&レースで奔走します。

駅伝勝利の先に待ち構えている🍰スイーツを手に入れるべく必死に走るチームスピカの面々はトゥインクルシリーズで見せる勇姿とはまた違った味わいがある。

特にマックイーンのIQの下がりっぷりは面白いですよ!

ビワハヤヒデとナリタブライアン。この2名の姉妹が持つ強い絆を駅伝で堪能するとこができます。

駅伝という襷を繋げるレースなので、二人が同じチームに所属してバトンを渡す構図を予想するかもですが違います。

もっとエモいものが描かれます。

ネタバレしてしまうと駅伝でアンカーを務めるはずであっったビワハヤヒデが体調不良で駅伝に出走できない状況に陥ります。

このままではアンカー不在でレース続行は不可能という最悪の事態寸前に陥るが、そこに待ったをかけたのはナリタブライアン。姉に代わってアンカーに名乗り出ます。姉の想いを背負いアンカーの代役を担うのは自分しかいないというブライアンの気持ちの強さが泣かせてくれます。

ビワハヤヒデもナリタブライアンなら何も言わず自分の代わりに走ってくれると彼女が駆けつけてくれることを信じていた点も姉妹の強い絆を感じさせてくれます。

わんこそば1000杯食べられるかショーに挑むオグリキャップ。
予想外のウォーミングアップをしたが原因で、あのオグリが食事で苦戦するという珍しい姿を拝めます。

個人的にここの展開が非常に気に入っています。

ユーモアたっぷりというかオグリの規格外な食欲と天然な一面が見事な化学反応を起こした展開は是非とも多くの方にご覧いただきたい。

本作のラストを飾る大阪杯。
大阪杯自体は実在するレースですが、史実では競走馬BNWの3名は大阪杯に出走していません。

これがまぁ粋な計らい。

史実ではクラシック期にしかBNW3名の揃い踏みは叶わなかったので、この3者が揃うレースを描くというのは強い意義がある!

そして春シニア3冠と呼ばれる3つのレースに出走する機会をビワハヤヒデにもたらすという効果もあるのです!

これを粋と呼ばず何と呼ぶ!

大阪杯に至るまでの道のりを辿る意味でも史実での同名馬の戦績をご覧いただきましょう。
ジュニア級の時期はこんな感じ。

3名ともこの時期から頭角を現しています。

クラシック級となる1993年はこんな感じ。

すごいでしょ!

クラシック3冠に3名とも出走。そして全員、栄冠を授与している点が凄い!

シニア級となる1994年と1995年は一挙にご覧いただきましょう。

怪我などがあって3名が同時に揃うレースは確認できません。

大阪杯も名前が確認できませんね。


以上を踏まえてOVAでは史実には存在しないもしもが描かれているのが伝わったかな?

いかがだったでしょうか?

今回はOVA『ウマ娘プリティーダービー BNWの誓い』の魅力をご紹介しました。

最後に重要メッセージを厳選して締めとしましょう。

やっぱり厳選するならこれですね。
BNWにクラシック以来となる同じレースへの出走を実現するとともにビワハヤヒデに春シニア3冠を年跨ぎではあるが叶える機会を与えたこと!

これは粋ですよね〜!

それでは今回は以上となります。

このブログでは映画レビューや映画化に値する作品(例:ウマ娘シンデレラグレイ)の紹介を行なっております。他の記事に目を通したり、ご家族や友人に紹介やSNSで拡散していただけると励みになります。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました