おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
**キングダム 大将軍の帰還**を劇場へ足を運び鑑賞して参りました。
原作コミック・アニメ・過去3作の映画
これらの知識0の私。
なんとなく食指をそそられて映画化第4弾にして鑑賞しようと思ったわけですが、正直映画館へ向かう道中の期待感・ワクワク感は特になかった。
しかし、映画を見ている時の自分は心震えていました。
予備知識はほぼ0に等しいので誰が誰なのかわからない。昔アメトークのキングダム特集を視聴した時の薄らぼんやりとした記憶の残滓のみが頼り。
そんな準備不十分の映画鑑賞となった**キングダム 大将軍の帰還**。アメトークを視聴して唯一印象に残っていたキャラ**王騎**が今回のメインだったことは私にとって大変ありがたかった。他のキャラがメインだと流石に今回の映画体験は失敗に終わっていたかもしれない。
今回の映画、**王騎**の圧倒的存在感が作品の大部分の味を占めていると言っても過言ではない。数多のキャラクターが戦場で活躍するけれど王騎の異彩っぷりは特筆すべきもので劇場のお客さんはもちろん作中の登場人物すら魅了する**何か**を持っている。
この**何か**とは、武士(もののふ)としての風格であり、男としての色気であり、将軍として部下を持つ者のカリスマ性であり、歴史に名を刻む英雄としての生き様そのもの、なのだと思います。
私に言語化力がもっとあればもっとわかりやすく心に響く表現ができるのでしょうけど、それができるだけの技量を持ち合わせていないことが悔しい。
ないモノねだりをしてもしょうがないので自分にできる言葉だけでも王騎というキャラに出会えて幸運に感謝すべく、王騎を演じた大沢たかお氏への✉️ラブレターのつもりで今回の記事は筆を取っていこうと思います。
ネタバレは極力控えていきますが、多少はありますのでご注意を。
天下の大将軍 王騎とは何者なのか?
公式より王騎を特集した5分の動画。
こちらを視聴していただくと王騎について理解が深まるので是非視聴していただきたい。
王騎演じる大沢たかお氏のキャラクターへの想いが語られていて映画鑑賞後に見ても感慨深いものがあります。
共演する主演俳優**山崎賢人**君の大沢さんへの想いも語られていて、山﨑君だけでなく演じた共演者並びに監督を代表とするスタッフ全員が大沢さんと仕事をできて光栄で幸福だと思ったんだろうと私は感じています。
それだけの存在感を映画で放っていた。
劇場にスクリーンに映されるのはあくまでキングダムという作品に生きるキャラクターなのだけど、そのキャラクターを演じる全てのキャストが、作品を制作するあらゆるスタッフが、王騎を通じて大沢たかおの演技力・人間力に心惹かれたからこそ今回の映画が完成したように思うのです。
王騎の魅力
映画鑑賞前の王騎に対する印象は正直悪いものでした。
決してイケメンではない。身体はデカく、唇は分厚く、髪は長く、髭は3つの束となって長く蓄えられている。言葉遣いのなんだか丁寧口調で胡散臭いな〜と思っていました。
(⚠️大沢たかお氏を貶しているわけではなく王騎に対する初見の印象なのでその辺はご理解ください。大沢さんは笑顔が素敵な爽やかな印象を受けるとても素敵な男性だと思っていますよ)
しかし、映画本編を見て評価は一変。
私は外見情報だけで判断しようとしていた愚か者だったと自分を罵る羽目になります。
武士(もののふ)としての風格
戦乱の世にいる数多の武将の中のトップに位置する実力者であることは映画を見たもの満場一致の意見。
今回のメイン敵**龐煖**(ほうけん)。演じる役者は吉川晃司氏。
龐煖と王騎、キングダム最強格の武人である両者の戦いは本作最大の見どころの一つ。
一体どうやって撮影したのか想像するだけでワクワクする演出の数々で視聴者を視覚的に虜にするバトルは時の流れを忘れさせるほど圧巻でした。
お互いに騎乗する馬の上から互いの獲物である矛?にような武器をブンブン振り回し武器が激突するたびに劇場の大音響で鈍く重い音が響く。この臨場感はぜひ劇場で体験していただきたい。
龐煖は映画冒頭で主人公の信を軽くねじ伏せた剛の者!
その龐煖相手に互角、いや有利に立ち回る王騎の実力は天下の大将軍に相応しい代物でした。
男女とも魅了する肉体美
王騎の二の腕の太さを確認していただきたい。
ふっっっと!
画像は2作目のものですが、4作目も同じかそれ以上の肉体美を披露してくれてます。
これは性別に関係なく見惚れてしまうますね。
初見時はなんだか受け入れられなかった腕の太さも映画鑑賞後は心を魅了してくるので不思議です。
将軍として部下を持つ者のカリスマ性
武力だけでなく人格者としての一面を持つ王騎。
- 仲間を半数近く失って帰還した信の部隊を鼓舞する姿。
- 敵軍師の策にハマり袋の鼠状態となってしまった将を救援に駆けつける姿
- 10倍の敵兵力に飲まれそうになっている味方軍を鼓舞し士気を高め戦場に活路を拓く姿
- 戦場から帰還する道中、信に大将軍の瞳に映る景色を教える姿
- 部下に最後の命令を下し、後の乱世のために言葉を遺す姿
どの姿も印象深く残っています。
最初は胡散臭く感じていた丁寧口調も彼の人柄から滲み出た**本物**であることが理解できます。
これほどの人格者もそうそういません。
私は勝手ながら大沢たかお氏の人柄そのものが滲み出ていたからこそ王騎の存在感・発言の説得力につながっていたのではないかと思っています。
最後に
今回は**キングダム 大将軍の帰還**を鑑賞した感想を記事とさせていただきました。
予備知識ほぼ0で臨んだ鑑賞。
大当たりとなるか大外れとなるかの博打のような映画体験。
今回は間違いなく大当たりでした!
王騎に会えたこと、大沢たかおに会えたこと、これだけで映画を見て良かったと思える。
ここまで映画の1キャラに魅了されることも珍しいです。
- ストーリーも良かった
- 大将軍の帰還というサブタイトルを回収する終盤の登場人物が団結して王騎を戦場から脱出させるために奮闘する姿が心に響いた
- アクションも良かった
- 長物を振り回すアクションの見栄えの良さとカメラワークの多彩さ・武器がぶつかり合う音響の重量感、どれも素晴らしい
- 戦場の臨場感も良かった
- 戦場の土砂・土煙の情報力は実写ならでは!
- その全てを圧倒するレベルで王騎の存在感が凄かった!
- 大沢たかお、ありがとう!
日本のコミックス実写化映画のレベルがここまですごいと思ったのは生まれて初のことです。
何よりキャスティングが素晴らしかったのだと思います。
キングダムの成功に倣って多くの名作実写映画が生まれることを祈ります。
そして、その道を切り拓いた功労者の1人として大沢たかお氏の名が後世に刻まれて英雄に如く語り継がれていったら・・・、私は嬉しく思います。
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