【語尾の魔力】末尾は虹色で

プレゼンtips:語尾は虹色で プレゼンtips

語尾を侮るなかれ。丁寧語オンリーのプレゼンは単調になってしまう。それを回避するべく語尾を豊かにすることを意識せよ!

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』映画化を夢見るブログ管理人であり、フリープレゼンターの🦉あーさんと申します。

今回は私が実践しているプレゼンテクニックのご紹介。

文章の末尾はバラエティ豊かにする!

といったtipsです。

プレゼンに限らず✒️ライティングにも通じる技法ですので、多くの方の参考になることかと。

それでは前置きはこれくらいにして、本編へと参りましょう。

プレゼンでも、文章でも、語尾というのは意外と見落とされがちです。しかし、この「語尾」にこそ、あなたの伝えたいことの“”や“余韻”が宿るのです。

たとえば――

あなたが「~です」「~ます」といった丁寧語で資料をまとめたとします。これはこれで悪くはありません。むしろ、礼儀正しい印象を与えるという意味では、プレゼンの第一歩としては十分に合格と言えるでしょう。

ですが、少し立ち止まって見てください。

以下の文章を読んでみてください。

いかがでしょうか。4つの文すべてが「~です」「~ます」で終わっているのがわかりますね。

丁寧なのは確かです。でも、読んでいてどこか味気ない。テンポが単調で、印象が平坦です。

伝えたい熱量も、言葉の彩りも、すべてフラットに見えてしまいます。

これは、話し言葉でも同じ。

人は「抑揚」や「間」だけでなく、「語尾のリズム」からも話者の意図や情熱を感じ取っています。「~です」ばかりが続くと、🤖ロボットの読み上げのように聞こえてしまうリスクがある。

誠実なはずの語尾が、逆に「伝わりづらさ」を生んでしまう——これは避けたいですよね。

語尾には、たくさんの「色」があります。

• 🟦丁寧語(~です・~ます)

• 🟥断定(~だ・~である)

• 🟩推量(~でしょう・~かもしれない)

• 🟨誘導(~してみては?・~してはいかがでしょう)

• 🟪体言止め(名詞で文を止める)

• 🟧呼びかけ(~ですよ・~ですね)

などなど。他にも多様にありますね。

これらを組み合わせることで、文章のテンポが劇的に良くなります。まるで、モノトーンだった文章が🌈虹色に染まるように。

それでは先ほどの文章を、語尾に変化をつけて書き直してみましょう。

いかがでしょうか?

文末が「止める」「続ける」「問いかける」など、多彩なリズムになったことで、読み手の脳が自然と引き込まれていくのが感じられると思います。

少しの工夫で、伝わり方は大きく変わるというのが伝わったのでれば何より。

とはいえ、「毎回語尾を変えなくちゃ😓」と意識しすぎると、不自然になってしまうこともあります。

それを回避するポイントは「バリエーションを持たせるための、ゆるやかなルール」を決めておくこと。

例えば、以下のようなルールが使いやすい。

• 3文以上続けて同じ語尾にしない

• 丁寧語と断定語を交互に使う

このような自分ルールをもとに、自然な語尾のリズムを作っていくことで、文章もプレゼンも“聞き心地”がよくなります。

プレゼンを「情報の提供」とだけ考えてしまうと、語尾の工夫は軽視されがちです。しかし、本当に印象に残るプレゼンは、必ずといっていいほど“音楽的”です。

リズムがあり、抑揚があり、そして語尾の「余韻」にまでこだわっている。

語尾とは、ひとつの「音」。

そして、語尾の連続とは「旋律(メロディ)」。

プレゼンの言葉を、音楽のようにデザインする意識を持つことで、あなたの伝えたいことは、より深く、より遠くまで届く!

如何だったでしょうか?

今回はプレゼンにもライティングにも通じるテクニック「語尾は虹色で」をご紹介しました。

つい「~です」「~ます」で終えてしまうプレゼン資料。

いつも同じようなリズムで話してしまう発表。

そんな“語尾のクセ”に、そろそろ気づいてみてもいいかもしれません。

語尾は、あなたの言葉に色をつける🎨筆先。

淡い色だけじゃなく、時にビビッドに。時に柔らかく、そして時に強く。

是非プレゼンの準備やライティングに取り掛かる前に思い出してみて下さい。

語尾は、🌈虹色で!

短くて覚えやすいでしょ?

あなたのプレゼンに、もっと深みと彩りが生まれることを願っています。

それでは今回は以上となります。

このブログではプレゼンノウハウの提供や映画化に値する作品(例:ウマ娘シンデレラグレイ)の紹介を行なっております。他の記事に目を通したり、ご家族や友人に紹介やSNSで拡散していただけると励みになります。

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。

最後におまけコーナーです。

やはりこういうのは模範となる偉大なる先駆者を模倣するのが手っ取り早い。

動画時間17分ですが、そんな時間など些細に思えるほど楽しいプレゼンをご堪能できます。

ぜひ、何度となく摂取して栄養を貪り尽くしてしまいましょう!

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