【アニメレビュー】コードギアス反逆のルルーシュ STAGE4〜6

コードギアス反逆のルルーシュ STAGE4〜6 コードギアス

Road to Lelouch’s Birthday2024

おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
今回はYouTube「コードギアスチャンネル」にて配信された『コードギアス反逆のルルーシュ STAGE4〜6』を視聴しましたので、その感想記事となります。

後に世界を悪虐皇帝から救った稀代の英雄と語り継がれることとなるゼロの初登場となる第4話。
ルルーシュとスザク。W主人公の対となるWヒロインの本格的登場となる第5話。
ギャグ回かと思いきやスザクが学園の居場所を手にいれることとなる何だか心温まる終わり方を迎える第6話。

それぞれレビューしていきましょう。

第4話「その名はゼロ」

ルルーシュが「ゼロ」として初めて表舞台に立つ!彼の冷静かつ大胆な策略が光り、囚われた日本人=枢木スザクを救出するシーンが見どころです。この回でゼロが一気に反逆者としての地位を確立し、ブリタニア帝国に対する挑戦が本格化。

ルルーシュの覚悟が伝わる!カレンとルルーシュの対比

ここはカレンとルルーシュの対比が素晴らしい!

クロヴィスの車を模倣したハリボテカーを運転するカレンは要所要所で怯える描写が描かれていました。対してルルーシュは怯えることなく堂々たる振る舞いを通した。ここにルルーシュの「反逆」に対する覚悟が込められていることが感じ取れます。
すでにテロ活動をしていたカレンが怯える様は彼女がまだ日本奪還の覚悟が決まっていないことが伝わってきます。それに対してルルーシュはいつ射殺されてもおかしくない状況下で緊張するような声色を見せることもなくまさしく英雄としてパフォーマンスをやり切った。ギアスがなくてもブリタニアを倒すことを決めていた彼の決意・覚悟が伝わってきます。

ルルーシュの悪徳と美徳が揃う

このエピソードでルルーシュは親友スザクの命を救うためにリスクの高い行動に打って出ました。友のためにハイリスクな勝負に挑むというのは疑いようない美徳に当たる行動。

第1~3話ではギアスと持ち前の頭脳を用いて他人を操り利用し親族の命すら奪う悪徳が強調されてきました。この第4話でルルーシュが友人のためにアクションしたことで悪徳と美徳が揃いキャラクターとしてより魅力が増したように思います。

第5話「皇女と魔女」

C.C.とユーフェミアという重要キャラクターが登場します。C.C.はルルーシュにとってのヒロイン。ユーフェミアはスザクにとってのヒロイン。W主人公にとって最重要となるヒロインが同じ話でそれぞれの前に姿を現す。

作品の良心ロイドさん

このエピソードで一番注目したいのはWヒロインよりもロイドさんです。

ロイドさんの大人な対応が素晴らしい!ユーフェミアの正体を知りながら明日には正式に皇女としての人生を歩まなくてはならないであろう彼女の心中を察して身分違いなスザクとの1日を見守る選択をするロイドさんのことをベタ褒めしたい。

いざ新宿エリアが危険地帯となればすかさずスザクの元へ駆けつけ撤退するように促すところもポイントが高いです。セシルさんもロイドさんと行動を共にしていたので、セシルさんのこともベタ褒めしたいですね。


第6話「奪われた仮面」

タイトルだけ見るとルルーシュにとっての重要アイテム「ゼロの仮面」が何者かに強奪されるのではないかと思わせてくる。とんでもなく緊張感を醸し出すエピソードになるかと思いきや、どちらかというとギャグ回の側面が強いエピソード。

猫がゼロの仮面を着用してアッシュフォード学園を動き回るという珍騒動にルルーシュをはじめとする学園勢が振り回される(主にミレイのせい)。

ただのギャグ回かと思いきや日本人として難しい扱いを受けるスザクがアッシュフォード学園で拠り所となる居場所を手にいれる心温まる着地点に到着するのは脚本の妙に思えます。

若本さんの演技が凄すぎるシャルル

第6話で本格的に登場となったシャルル。

これはキャスティングの大勝利と言いますか、若本規夫さんのコブシの効いた独特な台詞回しがキャラクターの凄みを最大級に演出しています。

出番は少ないシャルルだが、その少ないセリフの中に込められた威厳・風格でルルーシュが超えるべき最強の敵であることが十分に伝わってきます。

終わりに

今回は『コードギアス反逆のルルーシュ STAGE4〜6』をレビューしました。

まだまだ序盤で本格的な戦闘はこれからなので作品としても準備期間という印象が強い第4〜6話でした。今の時点だとそこまで熱中する面白さには至ってはいません。

しかし、ここからどんどん作品が熱を帯びて多くの人を虜にする名作に仕上がっていくのでここから先が楽しみです。なんせ反逆のルルーシュは全50話ありますからね。現在はその1/10を過ぎたばかり。これからKMFもキャラクターもどんどん増えていき複雑で奥深いドラマが生まれていきますから我々視聴者もその勢いに呑み込まれても大丈夫なように備えていきましょう。


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