2025年12月。Cygamesより少しばかり早く届いた🎁クリスマスプレゼント=新育成ウマ娘[シンデレラグレイ]オグリキャップ。素直に喜びたいけど、シングレ最新話第208Rと矛盾する2文字=怪物が引っかかる。素直に喜びたいので咀嚼可能とする仮説を立てよう!

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
2025年12月11日、アプリ『ウマ娘プリティーダービー』に突如実装されたオグリキャップの第3装束こと[シンデレラグレイ]オグリキャップ。
いや~、こんな隠し玉を控えていたとはCygames恐るべしっ!

なんて感想では矮小すぎるほど筆者は驚き、興奮し、そして違和感を覚えました。
デザインを目撃した時はそりゃー有頂天に達しましたとも。……―――ですが、固有スキル・覚醒スキルに目を通して見ますと違和感を覚えて仕方ない。
怪物・・・。怪物かぁーーーーーーー
―――という具合。
この2文字に翻弄されているのでございます。
昨日公開された『ウマ娘シンデレラグレイ』最新話第208R「ありがとう」と矛盾するんじゃないかっ!?
とか思ってしまった次第。これは人それぞれの解釈によるところも大きいでしょうから、自分の考え・見解が正解だと断言する気は毛頭ないのですが違和感を覚えてしまったものは仕方ありません。正直にコメントするとしましょう。

そんなわけで今回はその違和感についてと違和感を拭うことができる解釈=仮説についてのプレゼンとなります。本文は当ブログ恒例のエミュレートプレゼンversion杉下右京で彩って参ります。是非、名優:水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみください。
エミュレートプレゼンSTART
Cygamesより届いた少し早いクリスマスプレゼント=[シンデレラグレイ]オグリキャップ。
素直に喜びたいところですが、週刊連載との伴走をしている身としてそこはグッと我慢しなければなりませんでした。
ビジュアルに関して言えばただひたすら感謝するしかないのですが、問題は冒頭でも記したとおり彼女が保有するスキル。
これがどうしてもシンデレラグレイ本編と矛盾を引き起こす。単刀直入にノイズと表現しても良いかもしれません。
固有スキルは「勝利の鼓動」ではないっ!?

まず一つ目のノイズ。固有スキル=灰の光跡:シンデレラグレイについて。
コミックス本編第207R「オグリキャップ」を既読の方はご存知の通り、オグリキャップは領域=灰の怪物:グレイファントムに代わる新たな領域に覚醒しました。
勝利の鼓動:シンデレラグレイ
――――もうお分かりですよね?
そうなのですよ。振り仮名こそ同一ですが、その綴りは全く異なるテキスト。
固有スキル演出から察するにコミックスで披露された演出とゲーム上の演出はほぼ同一と見て良いのにも関わらず名称に齟齬が生じている。
これをどう受け止めれば良いものか……と思考を巡らせてしまいました。
ですが、こちらのノイズは後述する内容に比べれば微々たるもの。アプリの世界観では領域は存在していませんからねぇ。納得すること自体は容易です。
スキルされたテキスト「怪物」は📗シングレとミスマッチ

さて、本題はここからです。既に前述した通り、僕の脳みそを大きく揺さぶったのが彼女が持つ覚醒スキルとその進化スキル。
怪物・灰の怪物
………――――――なぜこの2文字が採用されているのか。なぜ怪物というワードが彼女のスキル名に記されているのか。正直、困惑するしかありませんでした。
何せ昨日公開されたエピソード=第208R「ありがとう」と大きく矛盾を引き起こしてしまうのですから。
🔻ミルワカバが怪物と呼べなくなった第208R

シンデレラグレイという作品においてオグリキャップに最も競争人生を狂わされ、芦毛の怪物という偶像に囚われてしまったウマ娘が存在します。
彼女の名はミルワカバ。アプリには未登場となるクラシック1989世代の🐎競走馬=オサイチジョージ号をモデルとするウマ娘です。
オグリキャップを筆頭とする1世代上の先輩らの傑物っぷりによって日の目を浴びる機会に乏しかった不作の世代。ミルワカバはそれを象徴するキャラクターとしてデザインされ、オグリキャップに対して愛憎と形容しても差し支えない強い情念を抱いているのが大きな特徴です。
そんな彼女は芦毛の怪物に対する執着に対して決別のきっかけを得たのが第208R「ありがとう」の一側面。彼女が、ミルワカバがオグリキャップのことを怪物と呼べなくなる様子が印象深く描かれたのです。
だからこそ、今回実装された新育成ウマ娘=[シンデレラグレイ]オグリキャップの覚醒スキルならびに進化スキルに記されている2文字・・・
怪物――――が弩級のノイズとなってしまうのですよ。シンデレラグレイはオグリキャップが怪物という偶像から脱却する物語。であるのに対して、新育成ウマ娘の方には怪物の2文字が記されている。流石に、こちらに対して呑み込むことは容易ではありません。厄介ファンと呼ばれても結構。ここは譲ることができませんよ!
ノイズとなる2文字=“怪物”を咀嚼可能とする仮説

しかしながら、大人気なくムキになっても仕方ありません。ここは冷静にどうやれば咀嚼できるか仮説を立ててみるとしましょう。
結論から申しましょう。
📗コミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』は唯一オグリキャップが怪物という偶像から脱却することに成功する世界線である
―――というのが僕の仮説となります。
🔻オグリキャップが“怪物”の名から解放される唯一の物語が『ウマ娘シンデレラグレイ』
ウマ娘というコンテンツにおいて大前提として認識していなければならないのが、各タイトルの🌏世界観は独立したものとしてデザインされていること。
パラレルワールド・マルチバース・並行世界―――などなど呼称は様々。アプローチとしては🇺🇸アメコミ文化のそれに近いでしょうか。著作権を持つCygamesが各々のクリエイターに製作を委任し、キャラクターIPを多様な形で表現する。
この前提に立ち返ることで、今回のノイズを除去することに成功しました。
僕の解釈はこうです。
📗コミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』は数多ある多次元世界にて紡がれるウマ娘オグリキャップが唯一、怪物という称号・偶像から解放されることに成功する物語であった。
このように解釈しますと、同じ衣装を持ちながらも怪物という名を最後まで保持し続けれるオグリキャップがいても不思議ではなくなる。おそらくコミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』のオグリキャップが歩んだ道のりは最も険しい走路。
- TVアニメ『ウマ娘プリティーダービー』
- YouTube配信タイトル『ウマ娘プリティーダービー ROAD TO THE TOP』
- アプリゲーム『ウマ娘プリティーダービー』
などなど様々な時空・世界観にてオグリキャップはこの装束を纏うのでしょう。
しかし、📗コミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』だけは怪物という名から解き放たれる物語に辿り着く。このように解釈するとノイズが除去され、むしろ作品の味わいを飛躍的に高める祝福へと変貌を遂げる。
故にこの仮説を採用することとしました。
唯一という表現は早計かもしれませんが、著者陣営=漫画/久住太陽・脚本/杉浦理史&Pita・漫画企画構成/伊藤隼之介 (原作:Cygames)――――彼らが記す物語以上にハードなものは存在しないという妙な確信があるので、良しとしてください。
結びに

如何だったでしょうか?
今回はオグリキャップの第3装束こと新育成ウマ娘=[シンデレラグレイ]オグリキャップに出会ったインプレッションをプレゼンさせていただきました。
ノイズ―――怪物という2文字は連載と伴走している身としては容易に受け入れることができませんでした。
Cygamesも人が悪い。よりにもよって第208Rが公開される同日に新育成ウマ娘の情報を開示したのですからねぇ。素直に喜べというのが無理というもの。
ある意味、彼らからの挑戦状だったのかもしれません。
このスキル=テキストを素直に受け取ることができるか?――――という挑発のような意味合いが含まれていた。
その挑戦、受けて立つしかありませんよ‼️
という次第で今回の筆を取らせていただきました。あくまでも僕個人の解釈。細かいところが気になってしまうのが僕の悪い癖―――というのは兼ねてより指摘されているのですが今更直す術はありませんからねぇ。この個性と付き合っていく他なし。
しかし、この個性のおかげで面白い時間を過ごすことができました。これでようやく素直に彼らからの少しばかり早い🎄クリスマスプレゼントを嬉々として受け取ることができそうです。
それでは本プレゼンは以上。ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。また別の記事=プレゼンにてお会いできることを楽しみとしております。

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