毎日王冠再び!ウマ娘シンデレラグレイ初となる2巡目のレースプログラムは一味も二味も違う!オグリの末脚か、アルダンのレースセンスか・イナリのムラっ気か―――GⅠ級の役者が揃うスーパーGⅡの名は伊達ではない。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
今回は🪭講談プレゼンという趣向でコミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』10巻にて紡がれたレースプログラム“毎日王冠”について筆を取っていこうかと思います。
🪭講談とはなんぞや?―――と、首を傾げる方も多いかもしれませんね。聴き馴染みが多いワードとしては講談社の「講談」ですかね。
ざっくり説明しますと物語を第3者視点で語らうといったところ。児童向け📗絵本の読み聞かせ・朗読の大衆版といったところでしょうか。いや、怪談のNOTホラーversionといった方が伝わりやすいか?ともかくそんなイメージ。
シングレ2度目となる毎日王冠。シリウスシンボリやダイナムヒロインといった傑物をオグリキャップが打倒してから1巡が経過し、多くのものが進化を果たした状態で再び描かれる同レースプログラム。何気に同じレースがシングレで再び描写されるのは初になりますね。
同じレースプログラムでも走者が全く同一になることはなく。更に言うと再び挑む走者が進化すれば、レース内容も進化する。
その魅力をお伝えしようにも、本編そのままを説明するというのは野暮というもの。そこで少々変な角度でプレゼンしようかと発想し、🪭講談という芸を採用する形となりました。上手くできるかな?私は講談師でもなければ誰かに師事しているわけでもないので、不安要素は多いがやるっきゃない。
挑戦無くして得るものなし。スタブロに登場するこの言葉が好きなので、この言葉に背中を押してもらうつもりで試みるとしましょう。
極論、🪭講談もレース実況みたいなものでもあるし、多分大丈夫だ!

🪭講談を採用する以上、語り部の味わいが強烈に作用します。いや、させねばならない。しかし、筆者はどうにもこうにも薄味朴訥ヒューマンなので、このまま進行するわけにも参りません。そこで、🪞エミュレート=模倣という技法を盛り込んでプレゼンしますよ!
相棒の主人公:杉下右京をエミュります。相棒season24第2話で右京さんが披露した講談を意識していきますので、普段の右京さんとは口調が異なりますが、ご理解いただきたい。それと☝️もう一つ。声のないテキストメディアです故、自由に脳内ボイスを選択できるのが強みです。是非とも、名優:水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみください。
エミュレート講談プレゼンSTART
時は10月上旬、夏の残暑が未だ猛威を振るう秋。その暑さに負けない熱いレースが幕開けしようとしていた。
その名は・・・―――――GⅡ毎日王冠🪭!
芝1800mを駆ける役者8名が次走“天皇賞(秋)”への切符を手にするべく東京レース場に集う。
中でも注目すべきは読者に馴染み深い4名の顔ぶれ。昨年はシリウスダンスの餌食となって出走キャンセルとなった逃げの申し子ロードロイヤル🪭!!今年に入って中央へと移籍しGⅠ2章を達成済みのイナリワン🪭!!ダービー後からの長期休養を乗り越え2連勝中のメジロアルダン🪭!!そして、我らが主人公こと芦毛の怪物オグリキャップ🪭!!!
錚々たる面々が集いGⅡとは名ばかりのGⅠ級のスーパーレースが今ここに・・・幕開けする🪭!
観客と出走者で異なるオグリの見え方

ガシャコンッ―――とゲートが開き一斉に飛び出すウマ娘たち。逃げのロイヤルの名は伊達ではなく先陣を切るロードロイヤル。ペース配分はどこへやら🪭!ただの逃げではライバルに通用しないと言わんばかりに大逃げをかますロードの走り!
王の孤独の走りは今なお進化の最中🪭!
彼女が作る流れの中、走者は縦に並び位置争い、もといポジション取りはひと段落。先頭3番手に位置するはメジロアルダン。後方から3番手にオグリキャップ、2番手にイナリワン。各々が唯一無二の勝利という一枠を目指してレースと向き合う。
おっと失礼🪭!レースに向き合うのは走者だけにあらず🪭!
観客もレースの行く末を固唾を飲んで見守る。ここで注目すべきはレース走者と観客とで怪物オグリキャップへの心象が真逆であるということ。
片やリラックスしているかのように見え、片や怪物と形容されるに相応しいプレッシャーを至近距離で浴びる。そのプレッシャーを最も感じるウマ娘イナリワン、彼女の闘志はプレッシャーに消されるか否か……。その答えは後ほどにて🪭!
レースをメイクするは“努力する天才”メジロアルダン

そうそう、大事なことを言い忘れていた🪭!今回のレースの最注目株はメジロアルダンであることを誤解なきよう。第2章“白い稲妻篇”では故障中であったためにレースでの出番がなかった彼女の真価がついに発揮される🪭!!
メジロの至宝=メジロラモーヌと比較されこと多い妹アルダン。その脚は姉ほどの豪脚とは言えず、むしろ極めて繊細なガラスの脚。背後に忍び寄る故障の恐怖。だからこそ、脚だけに頼らないレースプランニングこそ彼女の真髄🪭!
レース出走直前まで対戦相手を徹底的に分析したことで辿り着いたライバルたちの“癖”をも自らの武器とするメジロアルダンのレース運びは超一級🪭!!
GⅠ勝利0とは思えない“総合力”がここにある🪭!
狐が化ける!イナリが目覚める‼︎血潮が滾る!!!

レースが最終局面へと移行し、ゲームが動く🪭!
大逃げを狙うロードロイヤルが沈み、メジロアルダンが浮上してきた最終400m。我らが怪物の末脚が炸裂。オグリvsアルダン。人気2TOPによるマッチアップが起こると思った矢先、あのウマ娘がぁぁぁ動く🪭!!!
感情を走りに直結させるかのようなムラっ気の激しいイナリワンがノリに乗る。いや、違う。化けると言わねばあるまいて。シングレで化けると言えば“領域”のこと🪭!
―――篝火狐鳴🪭!!
ウマ娘イナリワンが覚醒する🪭!
レース最終直線、勝利の女神は誰に微笑む?

オグリVSアルダンに殴り込む第3の刺客イナリワンの登場でどうなるかわからなくなった決着の模様。GⅠ級のレースの決着を語りたいのは山々だが、そろそろ時間のようでして。
この続き、そして本編の旨みを全ては語れておらず。
是非ともご自身の目でお確かめあれ🪭!
~~講談プレゼン閉幕~~
結びに

如何だったでしょうか?
今回は講談プレゼンというアプローチでウマ娘シンデレラグレイ第86~90Rで描かれた毎日王冠のレース模様についてほんの少しですがお届けしました。
講談として成立しているかは正直わかりませんが、足りない“間”の部分は読者の想像力が補完してくれると信じます。
改めて最後に☝️一つプレゼンするとしましょう。
毎日王冠、是非ご覧ください!(直球です)
本編の旨み成分については大分オミットしていますし、毎日王冠に至るまでの準備編と言えるエピソードについても全く触れていません。何より語り部による作用で味変は起きているのは感じられたことでしょう。本来の味に興味惹かれる方は是非ともコミックスをお手に取っていただければ何よりです。
それでは本プレゼンは以上となります。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしております。ご愛読いただきありがとうございました。

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