2025年現代まで続くオグリキャップの血統図

オグリキャップ血統図 ウマ娘

オグリキャップの祖父ダンシングキャップから2025年最新のフォルキャップまで父系6世代を徹底プレゼン。母方は5世代前のクインナルビーまで遡ります。

おはようございます。フィルム&プレゼンテーションようこそ!『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。

先日購入したBlu-ray『ウマ娘シンデレラグレイ』Vol.1の封入特典ブックレットにオグリキャップの血統が紹介されていました。プロの記者による静かだけれども熱意のこもったテキストによって彩られた内容。ぜひ多くの人に読んで欲しい限りです。

 

この記事では、筆者自身のおさらいも兼ねて現代まで続くオグリキャップの血統図を整理したものを掲載したいと思います。

ブログでは画像をアップロードできるのが強みですからね。記者が記したくても記せなかった(かもしれない)血統図を可能な限りわか~りやすくまとめましょう。

それと❗️
ただの血統図だけを載せるのも忍びないので、その血統に付随する歴史も解説していきましょう。ブックレットの簡易的な要約版と行ったところでしょうか。

なお、ただのプレゼンではございません。
🪞エミュレート——アイアンマンことトニースタークを模倣したテキストでプレゼンして行きます。声のないテキストメディア。自由に声をイメージできるのが強みです。初代CV担当:藤原啓治さん・・・あるいは2代目CV担当:森川智之さんのお声をイメージしてお楽しみください。

 

The Bloodline Code ―競馬は究極の遺伝子工学だ。

サラブレッドの進化とはすなわちスピード・スタミナ・パワーのプログラム改良。この世界では、コード(遺伝子)こそがエンジン。今日はその奇跡、“オグリキャップ”の設計図を解読していこう。
 

早速だが、2025年最新版のオグリキャップの血統図を御覧入れよう。オグリキャップの父母・親戚・後継産駒をまとめたのが上記スライド。

全てを網羅しているとまでは言わないが…大方はここにラインナップしている。

父はダンシングキャップ。🗽アメリカの伝説的名馬ネイティヴダンサーのラストクロップ(最後の産駒)。イギリスとフランスで現役時代を過ごし、積み上げた実績は計5勝。その中に際立った勝ち鞍はなく重賞制覇は果たせなかった。

母はホワイトナルビー。1953年に天皇賞(秋)を制したクインナルビーの牝系に連なる血筋。そのキャリアは地方笠松競馬場で8戦4勝。実に素晴らしい成績だ!

しかし、彼らの競争成績を見てこう思うかもしれない。

地味だ——とね。

確かに派手な経歴ではない。片や重賞勝ち鞍なし、片や地方で善戦……。彼らの中に継承された血というソースコードは単体では機能していないのかもしれない。

単体なら・・・ね。
 

シンボリルドルフが無敗の3冠を成し遂げた1984年。ダンシングキャップとホワイトナルビーは出会い、一つの命を宿すこととなる。——オグリキャップだ。

1985年、北海道三石でオグリキャップが誕生。生まれつき外向で立ち上がれなかった幼駒は牧場サイドは献身的に彼をサポートしデビューを実現させる。

地方・笠松で無名からスタートし、やがて中央を席巻。

……この辺りの詳細については僕が語るよりもコミックスあるいはTVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』が大いに参考になることだろう。

 

注目すべきはオグリキャップの活躍したレースの幅広さ。父・母が不得手としていた中長距離レースであるジャパンC、有馬記念にて距離不安を覆す走りを披露する。

あるものはこれは突然変異だと言うが、僕はそうは思わない。

何故なら、彼の血を辿れば米国22戦21勝のネイティヴダンサーや天皇賞(秋)クインルナルビーといった確たる証拠にゴールするからだ。

しかし、突然変異という言葉をチョイスしたくなる気持ちにも理解を示そう。それほどまでに彼の走りは規格外。設計者の意図を凌駕する代物であったそれに何か名をつけようと思ったら突然変異という言葉がシンデレラフィットしたのかもしれないね。

 

オグリキャップは引退後、名馬の例に漏れず種牡馬としてのキャリアの開拓に挑んでいく。彼の競争成績の傑出っぷりから初年度種付け料990万円という異例の評価。

1株でこの額を叩き出し、当時の日本国内最高額を更新したのだから驚きだ。しかし残念ながら産駒からはJRA重賞勝利馬は現れることなかった。

 

オグリキャップの直系から名馬と呼べるものは現れなかったが、その血筋は今なお続いている。

彼の産駒ノーザンキャップが種牡馬入りしクレイドルサイアーを輩出。クレイドルサイアーも抜きん出た競争成績を樹立することなく引退したが、2014年に種牡馬入りし、2020年に2頭の産駒を世に送り出す。そのうちの一頭フォルキャップも種牡馬入りの可能性が浮上しており、怪物の血は確かに今も息づいている。

 

 ネイティヴダンサーダンシングキャップオグリキャップノーザンキャップクレイドルサイアーフォルキャップ。

血統を語ることは、過去を語るだけでなく未来のデザインを描くことに繋がる。

オグリキャップが隔世遺伝を披露してくれたようにいつの日かこの血統から新たな怪物が生まれる日が来るかもしれない。

進化の終着点なんてない。誰かが次のコードを継ぐ限り。

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