シングレ屈指の神回【第175R】「生まれた時代」の魅力を徹底プレゼン

第175R「生まれた時代」 戦績観測

オグリキャップ不在だけど、こんなに面白くて良いのか⁉️―と謎の疑問を抱いてしまうウマ娘シンデレラグレイ指折りの神回:第175R「生まれた時代」。その魅力を解説。そして神回を生み出した著者陣営4名を褒めちぎる。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。

皆さんはシンデレラグレイの中でも指折りの神回=第175R「生まれた時代」をご覧になったことがあるでしょうか?

コミックス第20巻に収録されているエピソードですので、未見の方いますぐ読んでいただきたい❗️ 筆者が何故、そこまでもうプッシュするのか……と、言いますとメジロアルダンの描き方がまぁ~~~~とんでもないのですよ‼️



今回はそんな神回をより堪能できるような補強アイテムあるいは🎮ゲームでいうところの🔺バフ🔺となるような記事を執筆しました。

メジロアルダンとメジロラモーヌの戦績を同時観測できる表を掲載し、第175Rおよび、彼女が発した名台詞の破壊力を高めてしまおうという目論見でお送りします。

本記事は2部構成

  • 第1部:資料コーナー
  • 第2部:エミュレートプレゼン

第1部は今回のプレゼンに必要な資料を添付しただけのチャプター。この資料に目を通していただくことで、本記事のメインメッセージが咀嚼しやすくなります。

そして第2部は当ブログ恒例の当ブログ恒例のエミュレートスタイルでお送りする解説プレゼン。ご覧いただいた資料を解説するのですが、なるべくエンタメ性をトッピングするべく人気ドラマ『相棒』の👓杉下右京と🐢亀山薫の2名を模倣してお送りします。是非、水谷豊さんと寺脇康文さんのお声をイメージしてお楽しみください。

 

メジロアルダンとメジロラモーヌは母親が同じメジロヒリュウ。父親が異な理、出生時期もメジロアルダンが1985、ラモーヌが1983となっております。

 

それぞれの戦績を簡易的にまとめたものがこちら。赤い文字のところはGⅠレースであるという印。

読みづらいかもしれませんが、🩹故障による長期休養時期も掲載しているのがお分かりかと。メジロアルダンは現役時代に3度故障を経験し一時戦線離脱を余儀なくされた。言い換えれば3度も復活したとも言える。私はこちらの表現の方が好きだし、しっくり来ますね。

 

そして、それぞれのキャリア=実績をまとめますと上記表となります。

 

👓「それではプレゼンを始めるとしましょう。ところで🐢君。――君の目にはメジロアルダンとメジロラモーヌのキャリアを比較してどのように感じたでしょうか?」

🐢「そっすね……俺は~~~素直に言っちゃいますけど、ラモーヌは凄い!アルダンは悪くはないけど・・・。って感じですかね」

👓「正直な感想、どうもありがとう。それではもう下がって良いですよ」

🐢「ちょちょちょ・・・・まだ始まったばかり⁉️」

👓「冗談です。ほんのオープニングジョーク。」

🐢「はぁ、全くこの人は…。それで👓さんはどう感じたんです?」

👓「僕ですか?……――僕はですねぇ…」

 

👓「僕も率直かつ極力シンプルな表現をしますと…ウマ娘シンデレラグレイの著者陣営はおかしい…。という表現になるでしょうか?」

🐢「なんすか、それ⁉️――褒めて…る?」

👓「勿論褒めています。純度100%…いいえ1000%絶賛していると断言できます」

👓「メジロアルダンは母:メジロヒリュウを同じくするメジロラモーヌの弟。ウマ娘的には妹と言った方が表現が適切ですね。そして、姉メジロラモーヌが👑ティアラ路線で史上初の3冠を達成させた後にデビューするという……周囲からの期待・プレッシャーとも解釈できるある種の呪いを背負い続けることとなる」

🐢「俺なら、そういった重圧は耐え切れるかどうか分かりませんね」

👓「僕もです。その上、メジロアルダンは怪我・故障も多く長期休養に突入するたびに1年近く前線から離れる状況を幾度も繰り返しています。その度に生じる周囲からの見えざる💓心理的圧力は相当なものであった…。と推し量ることができます……」

👓「しかし、この史実を観測し認識した今だからこそ、彼女が主役のエピソード第175Rの魅力は計測不能である!――と断言できます

 

🐢「ところで、👓さん。さっきから登場している第175Rってどんな話なんです?」

👓「……―おっと。僕としかことが失礼しました。まだエピソードの概要について述べていませんでしたね。取り急ぎ解説するとします」

🐢「よろしくお願いします!」

 

👓「エピソードの時期は天皇賞(秋)の手前。史実で言いますと1990年の夏ごろとなります。第175Rの直前エピソードでヤエノムテキとそのトレーナー(師範代)が口論に近い衝突をしてしまい、互いに顔を合わせづらくなっている状況」

🐢「ヤエノムテキっていうとオグリキャップらの同期…でしたっけ」

👓「そうです。オグリキャップ世代の一角。皐月賞を制したことで有名ですね。同時に同世代と多くのレースに出走し、勝てないレースを積み重ねてもいます。その敗北の積み重ねが募り、第174Rでの衝突につながるわけです」

🐢「メジロアルダンはそんな2人の関係性を取り持つ役割…ってことっすか?」

👓「いえ、彼女が接点を持つのはヤエノムテキのみ。師範代の方は六平トレーナーが諭す役割を担います。こちらの話は尺も限られていますので割愛するしましょう」

 

👓「第175Rでヤエノムテキはこのような言葉を口にします。『もしも・・・オグリキャップやスーパークリークなどがいなければ……』――と」

🐢「挑んでも挑んでも勝てない…。背中を追いかけ続ける状況に、精神的に追い詰められて出ちゃった言葉かもしれませんね」

👓「そんなヤエノムテキに異なる視点を与えるのがメジロアルダンの役割でした。兎にも角にもこのエピソードで彼女から発せられる一言一句が破壊力抜群。心にこれでもかと染み込んできます。その1部を紹介しましょう」

私は私として“メジロアルダン”である事を誇りに思います。生まれた時代が悪かったかどうかは分かりませんが少なくとも「間違い」ではなかったと私は思いますよ

 

👓「メジロラモーヌと比較され続けてきた彼女から放たれた言葉。彼女が背負ってきた重圧・・・その重みを理解しきれていなくても万人に届く深いメッセージだと僕は思えてなりません」

🐢「確かに……。こう胸にゆっくり圧力がかかるようなそんな力が言葉から感じ取れます」

 

🐢「‼️」
🐢「なー〜ーるほどっ!👓さんが言っていた著者陣営はおかしいって意味がわかってきましたよ👍」

👓「おや、ご理解いただけましたか?それでは解説をお願いしても?」

🐢「任せてください」
 

🐢「メジロラモーヌが引退するまでの成し遂げた実績はGⅠ3勝、なおかつトリプルティアラを史上初めて達成するという歴史的快挙。それに対して、妹メジロアルダンはGⅠ勝利数0。故障で半分近くターフから離れることを2度も繰り返している。両者の実績は大きくかけ離れている」

👓「そうですね。付け加えますと、メジロラモーヌは3冠はただの3冠ではなく前哨戦も制覇する完全3冠。詳しく知れば知るほど、その実績はバグって見えてきます」

 

🐢「歴史的事実だけを列挙するとメジロアルダンは褒めにくい存在。だけど、コミックスではそんなメジロアルダンが最高に輝く魅せ方で読者に届けられた!――これが言いたかったんですよね?」

👓「お見事です🐢君!そう、僕が最初に表現したおかしいという言葉にはその意味が含まれているのです」

👓「僕が何より著者陣営(漫画/久住太陽・脚本/杉浦理史&Pita・漫画企画構成/伊藤隼之介・原作Cygames)を絶賛して仕方ないのは、歴史的事実を知らなくても、なんならこの第175R単体だけでもメジロアルダンが背負ってきた重圧…その重みを読者が何となく察することができる点。それを可能とするのは卓越した言葉選び・演出・表情芝居といった多様な要素のコンボ」

👓「重ね重ね彼らは――」

👓🐢「おかしい!」

 

このブログではプレゼンノウハウの提供・実践競走馬ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。

毎日読んでくれる方・ブックマークしてくれる方・SNSで拡散してくださる読者の方々。誠にありがとうございます。そして、ここまで読んでいただき重ね重ね感謝。多謝です。
またのご縁をお待ちしております。

最後にちょっとだけプレゼンさせてください。上記画像はシングレ10巻の裏表紙。メジロアルダンの表情に注目してください。満面の笑みですよね~~~~。

実は他の裏表紙と比較してもこれほどまでに笑顔を浮かべているのはアルダンだけなのです。

🦉筆者はこのデザインを見るたびに……涙腺が緩んでくる。

ちょっと表現盛っているけど、半分くらいはガチな感想でした。

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