50話・80話越しに意味がわかる伏線も。《タマとオベイの約束・第9回JCの主役・扉絵での暗示・中央試験時期・ライバルの示唆・ルドルフの言葉》以上6選。古畑任三郎エミュでお届けします。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
同じコミックスを何度で読み返すことで、新たなる発見を繰り返す体験って素敵ですよね🎶
今回は『ウマ娘シンデレラグレイ7巻』を読み返して・・・
これって伏線だったのかぁ⁉️
、と唸った発見を6つご紹介します。
詳細は当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion古畑任三郎にて。是非、田村正和さんのお声をイメージしてお楽しみください。
それでは改めて開幕となります。
エミュレートプレゼンSTART
えぇーーー、皆さん。初めまして。あるいはご無沙汰ぶりです。
いきなりですが一つカミングアウトさせていただきます。私、ウマ娘オベイユアマスターさんが最推しでして・・・彼女が活躍する外伝“盤外”を読んで、テンション高まってしまいオベイユアマスターさん初登場となるコミックス6巻を再読しました。
やはり面白いことこの上ない!彼女の出番が終わっても読み進める手が止まらずコミックス第7巻の最後まで読み込んでしまいました。
すると、初見時には気にも留めなかった発見のオンパレード!
5巻先、7巻先、9巻の未来を既に予告しているような種がいくつもある。
・・・恐ろしい限りです。一体どこまで先の✍️ストーリーを組んでいるのか、気になってしまいます。著者陣営にお会いする機会があったら是非お聞きしたい。
それはさておき、今回はオンパレードのラッシュで発見できた伏線を6つ皆様にご紹介していきたいと思います。
短くまとめるつもりですので、どうかよろしくお願いします。
STORY LINE

さて・・・本題に突入する前に、第7巻の収録ストーリーがどのようなものであったか解説させて頂きます。
大雑把に説明しますと――以下の4STEP
❶第8回ジャパンC決着 ❷次走:有マ記念の準備フェーズへ突入 ❸オグリキャップ&ベルノライト 成長イベント発生 ❹有マ記念当日
といった具合でしょうか。
全体の4/5はレースのない準備期間のお話。記者会見やトレーニング、そしてキャラクタードラマで魅せてくれる。そんなエピソードが収録されたのが第7巻。
その中でも、特筆すべき点は・・・・・・ベルノライトさんです❗️
《🎯TOPICK》ベルノライトの大いなる成長

第8回ジャパンCの勝利者にも注目したいところですが、やはり第7巻といえばベルノライトさん。これ以外考えられない❗️
異論はあるかもしれません。表紙のディクタストライカさんも捨てがたい。
ですが!
ジャパンC勝利者とディクタストライカさんを差し置いてベルノライトさんを推す十分すぎる理由があります。
それは彼女の大いなる成長。あるいは真骨頂の発揮。もっというと覚醒という言葉でも良いかもしれません。
ベルノライトさんは第8回ジャパンCでの結果を受けて、ご自身にできることと向き合うこととなります。そこにタマモクロスさんの担当トレーナー:小宮山勝美さんとの会話で得た気づきを踏まえて、ウマ娘である彼女にしかできないサポートを実施します。
トレーナーでもない。レースに出走するウマ娘でもない。サポート路線を進むベルノライトさんの進化。コミックス第7巻を代表する重要事項であると・・・私は考えます。
伏線6選

少々、脱線しすぎましたね。
それでは気を取り直して、今回の本題=伏線6選について一つずつ解説していきます。
《2年間》生き続けるタマとオベイの約束

まず一つ目。タマモクロスさんとオベイユアマスターさんが第8回ジャパンC後に交わした約束=「また一緒にレースを走ろう」について。
私、初見時にはこの言葉は所謂社交辞令的なものかと思っていました。比較的あっさりしているやり取りだったので、そこまで重要なものではないと。
ですが、その判断は間違いでした。
この約束は時を超えて非常に重要な意味を持ちます。
コミックス13~15巻を中心に描かれる第9回ジャパンCでのオベイユアマスターさんの意気込み。そして、さらに飛んで外伝エピソード“盤外”にまで影響を及ぼす。
作中時間で言いますと約束を交わしてから2年。約700日間もその尾を引くのです。
そして、その約束の行く末は最終章に託されている・・・・・というのが現状でございます。
第9回ジャパンCの主人公の予告

続いて2つ目。第8回ジャパンCに出走した🇳🇿代表のエラズリープライドさんが残した言葉。
「ジャパンC制覇は🇳🇿NZの夢だ~~中略~~いつか必ずこの夢を叶えるものが現れる」
この発言も翌年のジャパンCこと第9回で回収される運びとなりました。
第9回ジャパンCに出走するNZ代表ウマ娘:フォークインさんが登場します。コミックス13~15巻にて展開される第9回ジャパンC。このレースの主役は間違いなくフォークインさんでした。
・・・・・・
第7巻から6巻も離れている未来のエピソードの予告をこの時点でされていることに驚きを隠せません。
外伝“遠雷”のウォームアップ

えぇーー、お次はタマモクロスさんと小宮山トレーナーの接点について。こちらは扉絵で判明したことなのですが、タマモクロスさんがトレセン学園にも入学していない幼少期のタイミングで小宮山トレーナーと交友を持っていたこと。
たった1枚のイラストです。
そして、このイラストがのちに重要な意味を持つこととなる。
冊子の良い方はもうお気づきですよね?
そう!
記憶に新しい外伝“遠雷”です。この外伝にてタマモクロスさんと小宮山トレーナーのファーストコンタクトが描かれました。
遠雷にて主役と呼んで差し支えない役割を果たした小宮山トレーナーでしたが、何もいきなり主役に抜擢されたわけではなかった。
こちらの扉絵によって、タマモクロスさんとの強い強い――時間という繋がりを予告されていたのです。
北原穣、中央トレーナー試験へ挑む

次は・・・4つ目ですね。個人的にはこれが最も衝撃を感じました。
皆さんが待っている男性、北原穣さんについて。第7巻の作中時期は年の瀬の12月。この時期は中央トレーナーライセンスに挑戦できる✍️試験シーズンでもあります。
オグリキャップさんに追いつくことを約束した男・・・北原穣さんもその約束を果たすべく試験に挑む姿が確認できます。
しかし!結果は残念なものとなってしまいました。
ですが!
注目すべき点は著者陣営がこの一連の件(くだり)を未来への布石に変えていること。
📚コミックスをだいぶ読み進めて第15巻。時期は第7巻と同時期。世間の注目が有マ記念に集まる中、北原穣さんが旅路を整え出立する様子が描かれます。
ここで興味深いのは彼がどこ向かうのか一切説明がないこと。何故、ないのか・・・。脚本のミスではございません。
既に説明を済ませているから省かれているのです。では、その説明とはいつ行ったのか・・・・・・。
もうお気づきですよね?
そう、第7巻です。第7巻の収録エピソードで、この時期に北原穣さんが中央トレーナーライセンス試験を受けに行くと既に記しているからこそ、第15巻のタイミングではあえて描写しない選択を採用しているのです。
恐ろしい脚本であると思いませんか?
そして、彼の合否の行末は・・・・・さらに飛んでコミックス17巻で判明します。
六平銀次郎のライバル

5つ目は六平銀次郎トレーナーのライバルの存在について言及があること。
これも大分飛んでコミックス12巻ごろになって漸く、その言葉の意味が理解できます。
バンブーメモリーさんのトレーナー:奈瀬英人さん。かなり個性的な人物で、マイペースを極めたような御仁。
その人物像に語り出すと長くなりすぎるので、それは別の機会に。
兎にも角にも、さりげない台詞で未来に登場する人物の予告をしているのが・・・実に驚異的であります。
ルドルフと“あのトレーナー”との接点

えぇーーー、6つ目。これで漸く最後。
最後はシンボリルドルフさんの口から発せられた英語でのフレーズ。
「Take it easy!」
この言葉が一体何の伏線なのかわかるでしょうか?
そもそも伏線なのか⁉️と疑問を抱く方もいるかもしれませんが、紛れもない伏線でございます。
🇺🇸アメリカに籍を置く名トレーナーとの接点を暗示する台詞だったのです。
その人物とは誰か・・・。アメリカのトレーナーは作中で1名しか登場していないので、これ以上は説明不要かと。
結に

さて如何でしたか?
手短に済ませるつもりが、結構なボリュームとなってしまったことを申し訳なく思っていますが、カットできるところがないのも事実でしてご容赦ください。
それにしても・・・・・やはり📚コミックスというのものは振り返って読む機会を設ける価値のある物だとつくづく実感します。
まさか伏線が6つも仕込まれているなんて思いもしませんでした。
しかし・・・・本当に6つだけなのでしょうか?
7つ目の伏線が潜んでいるかも……

私が発見できていないだけで7つ目が既に仕込まれているのかもしれません。
どうにも――そんな直感が心を支配します。
その7つ目を発見するには未来にヒントがあるのかもしれません。
発見出来次第、改めてご報告したいと思います。
もし、よろしければ読者である“あなた”が発見できた7つ目をコメント欄に記していただくとありがたい限りです。
それでは今回はこれにて。

それでは今回は以上となります。
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