ウルトラマンアーク第1話 感想・考察

ウルトラマン

おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。

今回はシリーズ最新作 ウルトラマンアーク第1話「未来へ駆ける円弧(アーク)」を視聴しましたので、その感想レビュー記事となります。

事実上の第3話とも言える開幕

開幕早々、戦いを繰り広げるアークと怪獣の姿

私だけでなく視聴している多くの方が頭に**!?**がたくさん浮上したのではないでしょうか?

えっ、もうウルトラマンになってる!?どういうこと?

これからユーマと一体化するのか、もう既に一体化しているのか、どちらかわからない状況です。

ニュージェネレーションヒーローズシリーズを振り返ると第1話時点でウルトラマンとして活動をしているのは**ウルトラマンオーブ**のみ。その他の10タイトルでは第1話のタイミングでウルトラマンとなる力を手に入れての初陣が描かれています。

私は今回も過去シリーズ同様にユウマがルティオンと出会い、一体化して初めての戦いが描かれるものだと思っていました。

話を読み解くとユウマがアークとなった初陣は3ヶ月ほど前に位置する模様。

これまた変化球な第1話を投げられたものです。公式サイドの視聴者の意表を突こうとする強い意志が感じられます。

ウルトラマンアークの命名が行われる重要なエピソードだから第1話

今回のエピソード、第3話くらいに位置付けても違和感のない内容です。

では、なぜ今回のエピソードが第1話として採用されたのか私の考察を述べさせていただきます。

ズバリ、それまで謎の巨人扱いだったウルトラマンに正式な名称が付けられるというターニングポイントとなるお話だから第1話になったのではないかと考察します。

3ヶ月間、ウルトラマンアーク自体の戦闘は幾度かあったことは間違いないでしょう。

冒頭のNEWSインタビューで謎の巨人に対する賛否の声が挙がっていましたね。街中インタビューでは両方の意見がある模様。

そして、今回のエピソードのクライマックスで石堂シュウから放たれた発言。

シュウ「いつかお礼を言わなきゃですね。ウルトラマンアーク。」

ユウマ「ウルトラマンアーク?」

シュウ「いつまでの謎の巨人。では失礼です。美しいアーク(円弧)」

ユウマ「アーク。ウルトラマンアーク。」

地球防衛隊に所属する石堂シュウから放たれたこの言葉はウルトラマンアークへの敬意と感謝が込められているように感じます。

これはもう、地球防衛隊からアークはヒーローであると、味方であるとお墨付きをもらったも同然でしょう!

ウルトラマンアークのファーストエピソードは彼がヒーローとして正式に認められ、名前が授けられる。

確かに第1話に相応しいエピソードだと思います。

3分間ノーカットの戦闘

SNSでも話題となっている3分間ノーカットで繰り広げられるウルトラマンアークと怪獣シャゴンの戦闘。

ウルトラマンの活動限界は3分間であるというパブリックイメージを最大限活用した演出。

実際にタイムを表記しながらの戦闘はシリーズ60年以上の歴史の中で初の試みなので、シリーズファンほど度肝抜かれたのではないでしょうか?

私は度肝抜かれましたとも!
私は2009年登場のウルトラマンゼロから本格的にウルトラヒーローのファンとなった身。かれこれ10数年派シリーズを視聴して参りました。これまで毎年のように新しい試みがなされていてネタ切れの心配をしてしまうような厄介なファンになりそう。
でも、毎年のように新しいことを挑戦をウルトラシリーズを積み重ねているので私が厄介なファンになるのはまだまだ先の模様です。

辻元監督の十八番:内引き&勇者パース


3分間、ノーカットで繰り広げられるアークとシャゴンのバトルは見応えバッチリ!
どうしても引きの絵になってしまう欠点はあれど、辻本監督のお得意の特撮演出**内引き**が炸裂、最後にウーズを撃破した後の辻元監督といえばコレ**勇者パース**もしっかり描写。監督の得意技オンパレードの3分間でシリーズファンほどコレコレとなったのではないですか?

もしかしたらインナースペースは完全に無しかもしれない

今回のバトル3分間。ノーカットを実現した背景には前作**ウルトラマンブレーザー**で試みたインナースペースからの脱却が強く背中を後押ししているように思います。

今作ではインナースペース(ウルトラマンと一体化した人間が、ウルトラマンの内部でアイテムを操作するための空間)の描写が復活すると思っていました。

前作でも完全に無しとはいかなった。
今年は去年以上にアークアライザーのギミック的にインナースペースのお世話になる半年間になるのではと思っていたので第1話でインナースペース無しなのはビックリ!

直前スペシャルの描写でも今作のタイプチェンジとなるアーマーチェンジでもインナースペース描写は確認できていないので、前作のリベンジというわけではないですが完全にインナースペースなしで行くのかもしれません。

個人的にはインナースペースは好きな描写なので復活して欲しいんですけどね。役者の芝居が見れるしアイテムを格好良く見せてくれるのでインナースペース大好きです。

しかし、インナースペースに頼りきっていたニュージェネレーションヒーローズシリーズだったので今後の資金石のためにもインナースペース以外の柱を育てたい制作サイドの事情もわかります。

今後のウルトラマンアークがどのようにインナースペースと向き合っていくのか楽しみです。

掴みバッチリのシュウといまひとつキャラが掴めないユウマ

第1話の登場キャラの中でバッチリ視聴者の心の掴んだのは石堂シュウでしょう。

☕️コーヒーがない職場の存在に慌てふためく様はとても印象深く、ウルトラマンアークへの命名も彼によって行われました。なかなか美味しい役をいただいていますね。

クールな外見してますけど、人当たりの良さそうな所も好感が持てます。過去にはクールでとっつきにくいキャラも多数いましたからね。

防衛隊から派遣されてきたということでプライドの高さそうなクールキャラかと思い込んでいましたが、怪獣の出現により出動義務のない現場へ向かおうとするSKIP星元市分所の活動指針を咎めたりすることなく協力して現場に馳せ参じる姿はグッド。

ユウマのヒーロー性についてはまだ計測不能

第1話の時点でユウマは既にウルトラマンとなっている。
そのため、どうしてユウマがウルトラマンになったのか、どうしてウルトラマンに選ばれたのか彼の善性を示す描写がスキップされてしまっている
なのでウルトラマンだから怪獣に立ち向かう男にしか見えないというのが第1話の彼の印象。

第1話の描写だけでも彼が善性を持つ人物であることは、ウーズに力不足な装備で立ち向かう姿で明らかではありますがそれだけではウルトラマンとなった男として説明不十分。もう少し何かしらのフックが欲しいものです。

それは今後のエピソーで明らかになっていくのは間違いないので今後のエピソードに期待ですね。

飛世 ユウマ (23歳)

ウルトラマンアークに変身する本作の主人公。23歳。
怪獣防災科学調査所・通称「SKIP」星元市分所の入所3ヶ月目の新米調査員。
優しくまっすぐで、人のためと思えば周りがヒヤヒヤするほど後先を考えずに行動に出る性格。
幼少期のモノゲロスによる怪獣災害の辛い体験がきっかけで怪獣生物学を志し、同じ苦しみを持つ人々のために役立ちたいと「SKIP」に入所。豊富な怪獣知識と専用の怪獣探知機を駆使して調査を行う。
走れ! ユウマ!」が座右の銘。

ウルトラマンアーク公式サイトより引用

公式サイトの説明で気になる点は・・・。
怪獣生物学を専攻して学ぶに至ったモノゲロスによる怪獣災害で何を経験したのか。
座右の銘「走れ!ユウマ!」はどういった経緯で口にするように至ったのか。

この2つが明らかになってくると彼の人物像が深みを増してきそうです。

そして、ウルトラマンアークとの関係性。何がきっかけで彼がウルトラマンアークと共に戦うことになったのか、気になります。

そもそもウルトラマンアークとは何者なのか・・・。

終わりに

今回はウルトラマンアーク第1話「未来へ駆ける円弧」の感想・考察を記事としました。

いや〜、面白い。めっちゃ面白い。

変化球な第1話というもの良いですね。

なぜユウマがウルトラマンになったのかを描くのではなく、敢えてスキップして既にウルトラマンとなっている状態からスタートすることで視聴者に疑問を抱かせ興味を喚起する。

まんまと制作側の術中にハマってしまっている自分がいます。

「走れ!ユウマ!」

このセリフには何か引っかかるものがあります。

なぜ、ユウマはこのセリフを口にするのか。その答えをしかと確認したいですね。

そして、今後どのような想像力が解き放たれていくのか楽しみです。

第1話の想像力は**バリアで叩いて、割って、刺す!**

果たして第2話はどのような想像力になるのでしょうかね?

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