『ウマ娘シンデレラグレイ』映画化を現実に!
という信念の元、映画化に値する原作コミックの魅力を広めるというミッションを勝手に行なっているブログ管理人のあーさんと申します。
というわけで、今回の作品はこちら。『ウマ娘シンデレラグレイ』第3巻。
皇帝シンボリルドルフの御尊顔が拝める格式高い表紙が目に飛び込んできますね。
第3巻から新章に突入。
序章カサマツ編で帯びた熱を引き継ぎ、第1章中央編入編の開幕となります。
序章の時点で最高の面白さを記録していたのですが、その限界は未だ訪れていない。
現在進行形で加速的に面白さを増してきています!
その面白さを微力ながら読者の皆様とシェアしたく存じます。
チャプター1では前巻までの内容復習。
チャプター2で第3巻の内容に触れ込んだレビュー。
チャプター3ではプレゼンという形で、レビューを総括し、第3巻の魅力をまとめていこうと思います。
それでは本編スタート!
前巻までの内容
それでは第1巻と第2巻の内容を振り返っていきましょう。
第1巻
詳細は上記記事にまとめていますが、ここでの簡易的に説明しておきましょう。
第1巻ではオグリキャップと北原穣トレーナーの出会いが描かれ、両者の信頼関係が構築されていく展開でした。
第2巻
続きまして第2巻。こちらもレビュー済みなので詳細は上記記事に一任しましょう。
簡易的な説明をここにも記しておきます。
第2巻では、その傑物たる資質を見出されてオグリキャップが地方カサマツから中央への移籍というオファーが訪れる。第1巻で信頼関係を構築していたオグリと北原はこれにより大きな壁にぶつかる。
共に東海ダービーに挑むという目標を掲げた矢先に中央からのオファー。北原は中央でのトレーナーライセンスは持っていないので、そのオファーを受ければ東海ダービーの夢も、オグリと北原の共に夢を目指すという関係も終わってしまうかもしれない。
第3巻目次再現
序章カサマツ編のおさらいは済みましたので、おまけとして第3巻の目次を手前味噌ですが再現致しました。
毎巻10話ほど収録されています。コミックスの特典としてエピソードの間に1ページほどの描き下ろしがございますので、番外エピソード等はなくても単行本を購入する価値は大いにあります。
第3巻レビュー(⚠️ネタバレあり)
さて、ここからは本格的に第3巻の内容に触れていきましょう。
ここから先はネタバレに踏み込んでいくのでご注意ください。
作品評価【SSS+】
まずはネタバレなしでの作品評価。
トップクラスの評価【SSS+】とさせていただきました。
第3巻の内容は読者が非常に感情移入しやすい内容に仕上がっていて、劇中で起こるムーブメントに自分も参加したいと思わせるパワーがございます。
これは最高峰の面白さを誇っていると太鼓判を押させていただきました!
皇帝シンボリルドルフとの対面
それではここよりネタバレゾーンに突入です。
中央トレセン学園に入学したオグリとベルノ。2人が生徒会室にてシンボリルドルフと対面します。
そこでトレセン学園のスクールモットーを聞かされる。地方と中央の違いを念押しする。
第3巻はシンボリルドルフが準主役と言っても過言ではないポジションで描かれます。第3巻前半はルドルフの厳しい姿勢が強く描かれ、彼女の格の違いというのが印象強く残る。
オグリキャップのクラシック登録問題
生徒会長との挨拶を済ませて、初日の授業に臨むオグリ。
そこで、シリーズ初心者にもありがたい中央のレースカテゴリーの説明が行われる。
授業を受けているウマ娘は皆、最高格位に位置するGⅠ出走及び着番1位を目指す。
しかし、ここで問題が発覚!
編入時期の都合でオグリキャップは現時点だとGⅠレースの最高峰皐月賞・日本ダービー・・菊花賞には出走できない。
皐月賞・日本ダービー・・菊花賞はURAの規定により事前にクラシック登録を済ませていないと出走申請することすらできないのです。
GⅢペガサスステークス
東海ダービーの夢を折って、中央に移籍したオグリにとって日本ダービー出走は新たな目標となっていました。
しかし、URAの規定がそれを阻む。
だが、それで諦めるオグリではない!実力でルールを、常識を覆すと宣言。
その一歩として自らの強さを証明するためにGⅢペガサスステークスへと挑む。
ターフの外で起こる物語
ペガサスステークスでの出走を皮切りに、オグリの著しい強さは多くの人に知れ渡ることになります。
報道記者::藤井泉介もその1人。
この男が第3巻の面白さを加速させる起爆剤であると断言します!
名馬オグリキャップが駆けた1988年の熱量を令和となった現代に再び舞い込ませてくれる。それだけのことをやってくれる男なのです。
地方から中央へと移籍し、快進撃のごとく圧勝を繰り返すオグリの走りに魅了された藤井泉介は自身の職務とコネを活かして世の中に呼びかける。
オグリキャップを日本ダービーに出場させてくれ!
そう世間に訴えかける!
時には品のない関西弁で呼びかけ、世論を味方にせんとする。
そして、彼はやってのける。署名1万人分のオグリキャップを日本ダービー出走の願いが込められた紙束を皇帝シンボリルドルフへ叩きつける。
ここから先は報道記者ではできない領域。
史上唯一7冠を成し遂げた貫禄を持つウマ娘:シンボリルドルフに自身の、世間の、願いを託すという博打に打って出る。
ここから先はコミックス本編でご確認いただきたい。
1万人分の署名を受け取ったルドルフがどのような行動に移ったのか。それは読者本人の瞳で確認していただければ何よりです。
まとめ&プレゼン
それでは最終チャプターです。レビューを通じて綴った第3巻の魅力を総括していきましょう。
改めて、今回レビューしたタイトルをご紹介。『ウマ娘シンデレラグレイ』第3巻。
連載誌「ヤングジャンプ」の公式アプリ「ヤンジャン!」でも無料で試し読みができます。
第3巻の魅力を一言に圧縮するのならば夢=日本ダービーを追い求める物語にあると言えるでしょう!
その夢を求める物語はターフの内と外。両方で繰り広げられる。
オグリキャップはターフの内で、自らの脚を武器に世間に訴える。
ここに日本ダービーに出るに相応しいウマ娘がいることを。
報道記者の1人、藤井泉介はそのオグリの走りを受けてターフの外で無謀とも言える挑戦に臨む。
職務とコネなどの全てを活かして署名1万人分もの願いを集める!
常識・ルール。人々の願いを縛る規則に挑む戦いがターフの内と外で熱く描かれていく!
それでは今回は以上となります。お時間いただきありがとうございました。
TVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』は2025年4月より分割2クールで放送予定。
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