おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
今回は2008年公開の**アイアンマン**から連綿と続く映画界を牽引する一大コンテンツ**マーベル・シネマティック・ユニバース**通称MCUのシリーズ初見となる初心者向けの記事となります。
2008年を皮切りに2024年現在に至るまで数多の作品が生み出され、現在その総数は映画だけでも33作品にもなります。
多い!素直に申します。多すぎるって!
そして、2024年7月24日公開の最新作**デッドプール&ウルヴァリン**の公開も控えており、2025年以降も多くの作品の劇場公開が予定されています。つまりまだまだ増えていくといこと!
ここまで長大なシリーズもそうそうございません。
2020年以降は配信ドラマ群も追加されシリーズのボリュームは一層厚みを増した。
故に問題というか課題も発生してしまっています。
「一体、どこから見始めたら良いのかわからない!」
という初心者の叫びが年々強くなっている印象を受けます。
そこで、シリーズ途中乗車組という立場の私からこの作品なら初見の方でもお勧めできるよ!という作品はいくつかご紹介させていただきたいと思います。
シリーズ初見の人はまずはこれ:3作品
シリーズを見たことないという方はこちらの作品3つからどれかをチョイスするのがベターです。
- アイアンマン
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
- シビル・ウォー キャプテン・アメリカ
初見さんにもオススメ作品1:アイアンマン
まずはシリーズ第1作となるアイアンマン。
2008年の作品と既に15年以上も前の作品ですがクオリティは保証します。ストーリー、アクション、グラフィック、どれをとっても1級品です。
男の子ってこういうのが好きなんでしょ?という詰め合わせパック
なんといっても主人公**トニー・スターク**の魅力が素晴らしい。
億万長者のプレイボーイで傲慢でエゴイスト気味だったトニーが自らの過ちを認めヒーローとして覚醒していく姿は老若男女問わずあらゆる人に響くものがあると思います。
彼が自らが生み出していた兵器がテロ組織に悪用されていた事実に出会ったことで兵器開発企業の社長からヒーローへと転身する姿は大人であろうと子供であろうと男心を刺激する。
やっぱ自らの過ちを認められる大人ってカッコいいんですよね!
トニーがアイアンマンのスーツを自作していくプロセスも良いんですよ!
ハンマーを片手に鉄を叩く音が鳴り響く。
その鳴り響いた音の果てに完成する無骨なスーツ第1号**マーク1**。
スーツ開発を重ねるごとに造形が精錬されていき、そのトライアンドエラーを繰り返していく様も魅力的なんです。
男の子ってこういうのが好きなんでしょ?監督からそう言われている気がします。
だから答えましょう。
大好きです!
シリーズ最高到達点へと繋がるセリフ
そして、この映画ラストで言い放つ台詞。
このセリフがシリーズ最高の作品と読んでも過言ではない**アベンジャーズ エンドゲーム**の伏線となるのがたまらなくエモい。
詳しくは語りません。
あの記者会見の場でトニーが放った言葉が、どのように22作品後に繋がるのか。
それは自分の目と耳で味わうのがベストです!
初見さんにもオススメ作品2:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
続いてご紹介するのは銀河を舞台に負け犬集団が宇宙の危機を救うお話**ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー**。
シリーズとしたは9作品目に当たるこの作品ですが、過去8作品との直接的な繋がりはほぼ0に等しい。一応シリーズ通じての悪役=ヴィランである**サノス**が登場するという意味で接点があるのですが、この映画だけを見る分にはサノスの存在はほとんど気にしなくて良いレベルです。
なので、こちらの作品もアイアンマン同様に過去作との繋がりを気にせずに見れるので初心者にとってもオススメです。
作品を彩る名曲の数々
今作の魅力はジェームズ・ガン監督の趣味全開の🎵洋楽を劇中に採用しまくっている点。映画の至る所でアメリカを代表する名曲が流れます。
それが作品に絶妙なポップさを加えています。もちろん映画とマッチすることを前提に選曲されているので映画体験を阻害することはありません。むしろこの音楽があることでシリーズ唯一無二のカラーを出しているのがこの作品なので魅力増し増しなのです。
MCU版スターウォーズと評されるワンダー溢れる宇宙
MCU版スターウォーズと揶揄されることもある本作品。ヒーロー映画に興味ないという方にもSF映画という観点でお楽しみいただけるかと存じます。
多種多様なエイリアンに宇宙船が飛び交う画面はスターウォーズを彷彿とさせます。スターウォーズを本作品の違いは明確にヒーロー映画であること。
個人的にトップクラスに悪役の倒し方が好きな作品。銀河の負け犬どもが数奇な運命に導かれて徒党を組み銀河の危機を救うこの作品の物語は私の筆舌では語り尽くせないものがあります。
是非ご自身の目でスターウォーズ✖️ヒーロー映画という化学反応を堪能していただきたい。
初見さんにもオススメ作品3:シビル・ウォー キャプテン・アメリカ
3つ目に紹介する作品は**シビル・ウォー キャプテン・アメリカ**。
シリーズ通算13作品目でありキャプテン・アメリカシリーズ第3作となる作品。アベンジャーズ2.5ともファンから呼ばれるほど参加キャラ数も多く過去作との繋がりが強い作品です。
「おいおい、管理人なんでそんな作品をチョイスすんだよ!?」
そんな声が聞こえます。
MCU版スパイダーマンのデビュー作品という側面
何故、私がこの作品を選ぶのかというと、あの超人気キャラクター**スパイダーマン**のMCUデビュー作だからでございます!
スパイダーマンはマーベルコミック出身のキャラクターですが映画での権利はソニー・ピクチャーズが所持しておりディズニーの傘下となるマーベルスタジオ製作の映画に出演は叶わないと誰もが思っていました。
そんなファンの諦めを裏切り、マーベルはやってくれたのです。ファン熱望のMCUにスパイダーマン傘下という快挙を!
これだけでも奇跡ですけど、この作品を皮切りに後続作品でのスパイダーマンの活躍は素晴らしいの一言に尽きます。
- 単独主演作3部作
- スパイダーマン ホームカミング
- スパイダーマン ファー・フロム・ホーム
- スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム
- シリーズの集大成的傑作2作
- アベンジャーズ インフィニティー・ウォー
- アベンジャーズ エンドゲーム
これらシビルウォーの後にピーターパーカーことスパイダーマンが活躍する上記5作品はどれも傑作・快作です。
シビルウォーを見ることでこの5作品への切符を手に入れることができるのです。
もう一人の新キャラ:ブラックパンサー
スパイダーマンに限らず**ブラックパンサー**のデビュー作品でもあるこの作品。
ブラックパンサーもシリーズの中でも人気の高いキャラクターで、故チャドウィック・ボーズマンの名演が光るので是非とも彼の俳優としての生き様を目撃して欲しい。
スパイダーマン同様に後続作品での活躍が素晴らしく、本当に惜しい人を亡くしたと思ってしまいます。
魅力的なシリーズキャラの共演
スパイダーマンとブラックパンサーに限らず、シリーズ作品の魅力的なキャラクターが多数登場します。
この作品で出会ったキャラの中でお気に入りの人物ができたらそのキャラクター出る過去作を履修してみるというやり方も十分ありです。
余談:私の初MCU体験はアベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン
冒頭でお話した通り私はシリーズ1作目のアイアンマンを見たのは2014年ごろだった。私が映画にハマるようになったのは2011年からでアイアンマンが公開された2008年は映画に対して特に関心がない状態。映画館に通うようになってからアイアンマンの存在を知ったくらいですね。
そんな私の初めてのMCU体験は**アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン**。
過去作についての知識はほとんどない状態です。なんとなくアベンジャーズというヒーロー集団がいることは認識していました。
実はGOTGの方を先に観ていたけど、この時はMCUの存在すら知らなかった
実はエイジ・オブ・ウルトロンを観る前にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを劇場で鑑賞していたのですが、この時はMCUという名前すら知らない状態でGOTGがMCUに属するということを知らなかったんですよね。
なのでエイジ・オブ・ウルトロンが初めてのMCU体験だと思い込んでいました。
それくらいのにわかだったということですね。お恥ずかしい限りです。
最初は誰だってにわか。中途半端なスタートで良いじゃないか
でも、誰だって最初はにわかです。
誰だって**最初は中途半端なスタートを切るしかない**という持論を私は掲げています。
中途半端なスタートでもそれを少しずつ昇華させて立派にさせていけば良い。そう思います。
スタートは中途半端でもゴールが立派ならそれで万々歳。
だからいつどんな時でも興味関心を惹かれたのであれば飛び込んで良いと思います。
私はアベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンを初見した時登場人物の関係性がわからないと思ったことは確かにありましたが、この作品に出会えたことにそれ以上の感謝と興奮を感じました。
シリーズの中では微妙と評される作品ですけど私の中ではとても思い入れの深い作品で、あの時予備知識がないにわかものかもしれないけど思い切って映画を見ると決断したことに後悔は一切ありません。
実際にここまで長大なシリーズになるなんて当時の私は予想していませんでしたからね。
おそらくMCUは今後も拡張を続けていくことでしょう。だから、今このタイミングでシリーズに飛び込めばそれだけの時間的アドバンテージを獲得できます!
まとめ
今回は2024年版シリーズ初心者さんはマーベル・シネマティック・ユニバースのどの作品から見れば良いのか問題について私の見解を記事とさせてもらいました。
- アイアンマン
- 理由:シリーズ1作目だから。素直に単作として完成度高い!
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
- 理由:他のシリーズとの関係性はほぼ0。単作としての完成度は文句なしに高い!
- シビル・ウォー キャプテン・アメリカ
- 理由:スパイダーマンのデビュー作
- 理由2:ブラックパンサーのデビュー作
- 理由3:過去作の集結作でもあるが、それ故に過去作への間口としての役割を期待できる
私的には1番のおすすめはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーです。
SF映画としてもスーパーヒーロー映画としても傑作です。
そして、来たる7月24日。シリーズ最新作**デッドプール&ウルヴァリン**が公開されます。こちらも見過ごせない。
なんやかんやシリーズ最新作というのが最適解なのかもしれません。
これからも拡張を続けるMCU。途中乗車が誰でもウェルカムです。
どこから見始めたかは重要ではない。最後まで視聴を続けられたらそれで良いのです。
今回の記事がMCUのボリュームに面食らっているという方に役に立っていただいたのなら何よりです。
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