
おはようございます。
『ウマ娘シンデレラグレイ』の🎞️映画化を心より夢見るブログ管理人のあーさんと申します。

今回は『ウマ娘シンデレラグレイ』を語る上で欠かせない重要キャラクターの一人、ヤエノムテキにスポットライトを浴びせたいと思います。
最も速いウマ娘が勝つと言われる皐月賞にて1着を掴んだヤエノムテキ。
コミックスでは皐月賞のレース描写はかなりあっさりしたものでした。
主人公オグリキャップに尺を割く都合で、こちらにはページ数を多く割り振れなかったことであると推測します。
そこで本記事ではヤエノムテキが掴んだ栄光をより輝かせるべく皐月賞に至るまでの道のりをより詳しく解説していこかと。

まずは結論からということで、今回のメッセージを1スライドにまとめると上記画像のような感じ。
ヤエノムテキの道のりと皐月賞を目指すライバルたちの存在を認識していただければ、ヤエノムテキが掴んだ栄冠の重みを強く理解できるようになります。

それでは本編スタート!
皐月賞と前哨戦・トライアルレース

まず皐月賞の基本情報をおさらい。
格はGⅠ。芝2000m=中距離に属する。史実ではヤエノムテキらが出走した皐月賞は1988年4月17日に実施されました。
皐月賞に出走できる優先出走権を獲得できるトライアルレースには弥生賞・スプリングステークスがあります。(1988年当時の枠組み)
優先出走権こと得られないものも前哨戦に位置付けされる京成杯・共同通信杯4歳ステークス・きさらぎ賞・毎日杯。
これらのレースに挑み勝つことで皐月賞への挑む猛者としての箔を纏うことが叶うわけです

コミックスでは全く描写されていない情報をお見せしましょう。
前哨戦となる3レース=京成杯・共同通信杯4歳ステークス・きさらぎ賞を勝ち上がった猛者はご覧の3名。
トウショウマリオ・ミュゲロワイヤル・マイネルフリッセ。
この前哨戦勝利者の名前を知っておくとヤエノムテキが掴んだ皐月賞勝利の意味合いが深まる。
毎日杯の勝者が抜けてるぞって指摘が聞こえてきそうなので補足すると、それはコミックスで描写があり、この記事でも後述するのでしばしお待ちを。

優先出走権を獲得できる弥生賞・スプリングSの勝者はこんな感じ。
弥生賞はウマ娘としてゲームにもコミックにも登場しているサクラチヨノオーが1着。3位にサッカーボーイことウマ娘:ディクタストライカの名前も確認できますね。
スプリングSの1着はモガミナイン。ウマ娘の名前は確認できませんね。
2レースとも当時の裁定では5着以内の者に優先出走券が発行されるとのこと。1988年当時の裁定はこのようでしたが、この記事を執筆している2025年4月のタイミングですとだいぶ異なる裁定になっています。
ヤエノムテキ、皐月賞への道と壁
前哨戦とトライアルレースの勝者を確認したところでヤエノムテキがどのようなSTEPを踏んで皐月賞に辿り着いたのか見ていきましょう。
毎日杯での敗北

デビューは遅く2月末にメイクデビューを迎えます。皐月賞まで2ヶ月弱という短期での実績を要求される展開ですね。
初戦から2連勝と快勝。だが、3戦目となる皐月賞前哨戦:毎日杯が大きな壁を生む。
ここでシンデレラグレイの主人公:オグリキャップと対決したわけです。結果はご覧の通り4着。着入り果たせず。
運を味方にして掴んだ皐月賞への切符

毎日杯での敗北で皐月賞への出走条件を満たせなかったことがコミックで言及されていたことが印象深いですね。
重賞レースで勝利を掴む意義の重みが強く描写されていました。
ですが、運はヤエノムテキを見捨てなかった。
皐月賞に設けられた抽選での出走枠3枠をの内一つを掴み出走に漕ぎ着ける。
皐月賞、1着へ

そして皐月賞。
トライアルレースと前哨戦に勝ったメンバーが4名揃っているのをご確認いただきたい!
弥生賞(GⅡ)のサクラチヨノオー
スプリングS(GⅡ)のモガミナイン
京成杯(GⅢ)のトウショウマリオ
きさらぎ賞(GⅢ)のマイネルフリッセ
この4名に勝ったということが凄いのですよ!!
毎日杯で4着だったヤエノムテキ。一度は皐月賞に挑むことすら叶わないと思われていたが、運を味方に出走枠を獲得。
そして、トライアルレースと前哨戦を制覇した猛者を打ち砕く!
この文脈は熱い!
初の重賞制覇をG1で達成するのは格好良すぎるというもの!しかもクラシック3冠の一つである皐月賞ですよ!

いかがだったでしょうか?
今回はヤエノムテキが皐月賞1着を掴むまでの道のりを深掘りしました。
最後に改めて重要メッセージを抜粋して締めとさせて頂きます。

史実では1988年。ヤエノムテキが皐月賞を1着を掴む。
その武勇はコミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』3巻にて甦り令和の世に再びその蹄跡を刻んだ。

2月末に新馬戦を迎えたヤエノムテキはわずか2ヶ月弱という短期間で皐月賞の門を開く道を進みます。
そこで立ち塞がったのが地方カサマツから訪れた怪物オグリキャップ。皐月賞の切符を掴むための関門となる毎日杯をオグリキャップに阻まれました。
しかし、運を味方に抽選枠で出走権を獲得。
皐月賞本番には前哨戦とトライアルレースを制した猛者4名が出馬したが、それらを下してヤエノムテキが1着の栄冠を勝ち取る。

それでは今回は以上となります。
このブログでは映画レビューや映画化に値する作品(例:ウマ娘シンデレラグレイ)の紹介を行なっております。他の記事に目を通したり、ご家族や友人に紹介やSNSで拡散していただけると励みになります。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。

ボーナストラック

ヤエノムテキが皐月賞1着を掴んだことで産んだドラマがあります。
毎日杯で皐月賞1着のヤエノムテキと皐月賞2着のディクターランドに勝っているオグリキャップ。
クラシック登録が間に合わず皐月賞への出馬条件を満たしていなかったオグリですが、世間は思うわけす。
もしもオグリキャップが皐月賞に出走していたら・・・と
その想いは次のクラシック3冠の一つである日本ダービーに繋がっていく。

コミックス3巻では記者:藤井がこのファンの想いを集め大きなアクションを起こしてくれます。
この物語が熱いの何の!
ということでちょっとしたコミックス3巻のプレゼンでした。

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