明石椿トレーナーはいいぞっ!【スタブロ】第3話「レースプランニング」感想

ウマ娘

トレーナーに必要不可欠な技量“リスクマネジメント”。見習いトレーナーの明石椿だが、大切な技量は既に備わっている!そう唸らせるスターブロッサム第3話「レースプランニング」の感想プレゼン。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。スターブロッサムもメディア化して欲しいと切に願っていますとも‼️


 

『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第3話を読みました。どなたでも第1~3話はとなりのヤングジャンプで登録不要で読めますので、是非皆さんも何周も読破してみてください。

それでは、まずは筆者のネタバレなしの感想を記しましょう。

「椿トレーナーはいいぞ👍」———という感想になりました。
ウマ娘はシリーズを積み重ね、アニメseason1~3、RTTT、劇場版、シングレ、アプリでのメインストーリー・キャラクターストーリーといったフィールドで多種多様なトレーナーとの出会いを提供してくれました。各トレーナーの個性は全く異なるのだけれど、唯一“頼りになる存在”であるという1点においては皆共通していましたね。

しかし、スタブロの椿トレーナーはちょっと異なるポジションな模様。技術的には中央のトレーナーライセンスを習得できるだけのポテンシャルを持っているのだけど、精神的にはまだまだ未熟で伸び代の塊。今後の先行きが楽しみで、尚且つなんだか応援したくなってしまうキャラだなぁ~~~という想いが筆者の思考を支配します。

故に「椿トレーナーはいいぞ👍」というゴールに辿り着いた。

 

さて、そろそろ本編へと参りましょう。より具体的に第3話で確認できた椿トレーナーの魅力をプレゼンしていく所存です。しかし、本格的なプレゼンをする前に読者とある程度知識ラインを揃えておきたいとも思うので一旦《レポート》パートを挿入し、簡易的に第3話のキャストとストーリーの流れを解説。その後《ネタバレ解禁プレゼン》というアプローチでプレゼンしていこうかと思います。《ネタバレプレゼン》パート以降は当ブログ恒例のエミュレートプレゼンversion“杉下右京”で参りますよ。『相棒』の主人公:右京を模倣したテキストで文章を彩っていきますよ。是非、水谷豊さんの声を思い浮かべながら、お楽しみください。
 

  • サクラローレル
  • 明石椿
  • ヨシノプリヴェール
  • サクラチヨノオー
  • 明石梧郎
  • 桃トレーナー
  • 猿野トレーナー

となりのヤングジャンプでいつでも無料で読めるのでできればそちらに目を通すのがBESTではありますが、一応、ストーリーの流れを記します。まぁ……要約バージョンということで。
 

🔻椿の提案

サクラローレルに喧嘩腰のヨシノプリヴェールに模擬レースの提案をする明石椿。

🔻模擬レース準備

トレセン学園のグラウンド(ターフ)にて模擬レースの準備をするチームアルケス。椿とローレルは勝利のための戦略を練る。

🔻ゲートIN

出走者2名がゲートに入り、レースの火蓋が切って落とされる。
 

ウマ娘シリーズで最も魅力的なトレーナーを1名選出するならばあなたは誰を思い浮かべる?

この問いは中々にkiller questionですねぇ!

チームスピカのトレーナー、RTTTでナリタトップロードに寄り添い続けた沖田トレーナー、シンデレラグレイの北原穣・奈瀬文乃・奈瀬英人……などなどシリーズには星の数ほど魅力溢れるトレーナーがいます。

スターブロッサムに出会う前の僕であれば、即答することは困難だったでしょう。ですが、今なら明石椿トレーナーであると迷わず回答を提出します。

それほどに彼女は魅力的なキャラクター。初めて彼女に出会った時から惚れ込んでいましたが、第3話「レースプランニング」にてよりその想いは強固なものへと進化しました。
 

椿トレーナーの魅力はなんといってもトレーナーとして未成熟であるということ。生来のおっちょこちょいな一面と学生を卒業してからまだ数年という歳月の浅さ故に、トレーナーとして頼り甲斐があるとはまだいえない段階です。それはネガティブな側面であるかもしれませんが、伸び代という観点においては、むしろポジティブな代物。

第3話「レースプランニング」では彼女の未熟さといずれ咲き誇る才覚の片鱗が見え隠れする素晴らしい塩梅でありました。
 

第3話の物語を大きく動かしたのはエピソード冒頭で椿トレーナーが発したヨシノプリヴェールとサクラローレルのマッチアップの提案。サクラローレルが口だけの存在だと罵るヨシノプリヴェールの憤りを鎮火させる目論みもあったのでしょうが、見当違いなバッシングを受けるサクラローレルの実力を証明せんと啖呵を切ったわけです。

しかし!

発言内容と当人の顔色は何処かチグハグ。堂々と自信に満ち溢れる鋭い眼差しでセリフを放っていれば格好がつくものも、彼女のそれはどこかオドオドしたご様子。普段からこのような前のめりな発言を言い慣れていない証拠ですねぇ。

トレーナーとして、自分の目利きにもう少し自信を持って欲しいと思うところもありますが、この小心者の気質が今後どのように変化し進化していくのか……楽しみというもの!

 

自信こそ希薄な椿トレーナーですが、留学経験のあるエリート街道を歩んできただけあってトレーナーとしての才覚は十分持ち合わせています。今回のエピソードでは第1話からそれとなく描写されてきた彼女のトレーナーとしての素養が本格的に確認することが叶いました。

一つ具体例をご紹介しましょう。ヨシノプリヴェールの脚質・強みを理解し、それを他者に説明する技量——実にお見事でした。先行脚質が競争ライバルに与える影響力・精神的負荷を短くも的確に伝えるには、自分自身が深く理解していなければ不可能です。ましてトレーナーはウマ娘と異なりレースの直接的なインプレッションを経験できない。そのディスアドバンテージを乗り越えて他者に説明したのは賞賛するしかない!

おっちょこちょいな一面が前面に出ているとはいえ、中央のトレーナー試験を突破できるポテンシャルを有していることは疑う余地なし!———といったところですね。

 

そして、トレーナーとして最も重要と言える才覚もこのエピソードで確認できたのが非常に嬉しく思います。

その才覚とは……————リスクに対する心得

ウマ娘にとって故障は常に背後に迫る魔物。彼女らを支えるトレーナーには細心の注意を払い続ける心持ち、故障確率を極力0に近づける事前準備やアフターケア、そして故障というリスクを抱えてでも彼女らを勝利に導くプランニング力が求められます。

ウマ娘の安全第一とするならば何もしない・させないというのが最善手。しかし、リスクとリターンは表裏一体。彼女らは走るために生まれてきた。ならばリスクを承知の上で全身全霊で支える覚悟がトレーナーには必要不可欠。その点、椿トレーナーは既にその心構えを持ち合わせリスクマネジメント力を持っていることが第3話で確認できましたね。

模擬戦直前にサクラローレルの脚への負荷を減らすためのテーピング・ヨシノプリヴェールに勝つための作戦・そして作戦実行に伴うリスクの可能性。上述した全てが彼女には揃っています。唯一持ち合わせていないのは自信——といったところでしょうか。この辺りは経験に裏付けされていくものですから時間が解決してくれるのではないでしょうか?
 

如何だったでしょうか?

今回は『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第3話「レースプランニング」について、そのインプレッションをプレゼンさせていただきました。

今回は明石椿トレーナーのみに焦点を絞りプレゼンしましたが、その他にも魅力としてピックアップできるところは多々ございます。椿トレーナーと密に接するサクラローレルの眩しさについて本当は触れたかったのですが、椿トレーナーだけで尺を使い果たしてしまいました。

それほど彼女は魅力溢れるキャラクターです。

語れなかったそれは皆さんの目と心で味わい尽くしていただければ何よりです。

これにて本プレゼンは終了!ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしています。
 

このブログではプレゼンノウハウの提供・実践競走馬ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。

毎日読んでくれる方・ブックマークしてくれる方・SNSで拡散してくださる読者の方々。誠にありがとうございます。そして、ここまで読んでいただき重ね重ね感謝。多謝です。
またのご縁をお待ちしております。

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