最終章-16。ついにゲートオープンした有マ記念。出走者・ギャラリー、多くの視点で最終決戦とそこに込める想いが紡がれる!ウマ娘シンデレラグレイ第206R『貴方がいたから』の感想プレゼン。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
ヤングジャンプ2025No.52に掲載されたシングレ最新話を読みました!今回は巻頭カラー回。新勝負服のオグリがカラーで見れる喜びと完結まで後5話という宣言に切なさを感じてしまう。終わってしまうのかぁ・・・。
さて、それでは最新話『ウマ娘シンデレラグレイ』第206Rの感想プレゼンを実施していきましょう。
まずは率直なネタバレなしの感想を記します。

「瞳が非常に印象に残る回だなぁ」――という感想になりました。今回のエピソード出走者・観覧者とで異なる視点でレース模様が紡がれていることはもちろんのこと、出走者同士・観覧者同士でも見据えている観点が異なっていたりする点が面白いポイントでした。
特に各キャラクターの瞳のクローズアップカットが豊富でして、妙に印象に残る。
記事タイトルに記している通り、7名の視点が印象的でした。その7名とは誰なのか、それは……目次で確認できますよ!
――以上!ネタバレなし感想プレゼンでした。

本編ではネタバレ情報を色々解禁してお届けしましょう。まずは第206R未読の方へのレポートパートをお届けします。その後、詳細に突入し当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion杉下右京にてお届け。是非とも水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみください。
第1部:《ネタバレ注意》エピソードレポート

登場キャラクター
- オグリキャップ
- ヤエノムテキ
- メジロアルダン
- ミルワカバ
- ブライトロック
- メジロライアン
- シンボリルドルフ
- マルゼンスキー
- ミスターシービー
- 奈瀬文乃
- バンブーメモリー
ストーリーライン
ストーリーの流れは大雑把に記します。ネタバレに配慮する都合上、かなり本編の肉と脂を削ぎ落としたような内容となっております。
🔻Chapter1:想定外の幕開け
有マ記念開幕。ミルワカバが図らずも先頭をリードするポジションに収まる。
🔻Chapter2:ギャラリーの分析
ミルワカバ主導のスローペースなレースを観覧するギャラリーの分析がそれぞれの場所で展開される。
🔻Chapter3:貴方がいたから
場面変わってレース模様へ。ミルワカバのペース配分に痺れを切らしたブライトロックは打って出ようとするもそのレースプランは先んじてアクションしていたヤエノムテキとメジロアルダンに潰される。
好走をするヤエノムテキとメジロアルダンはオグリキャップへの想いを心に灯す。
第2部:エミュレートプレゼンSTART
目は口ほど物を言う。
この諺が示す通り、人・キャラクターの眼差しというのは強いメッセージ性を帯びています。
- 🟦ブライトロック
- 🟦ヤエノムテキ&メジロアルダン
- 🟦バンブーメモリー
- 🟦ミスターシービー
- 🟦シンボリルドルフ
- 🟦オグリキャップ
こちらの7つの視点が大変興味深い内容であったと心より思います。7つと言いつつヤエノムテキとメジロアルダンの瞳が放ったメッセージは同一方向なので一括りとさせていただきました。
☝️一つずつ記していくとしましょう。
ブライトロックの眼差し

まずはメジロマックイーン・メジロライアンと並び“新三強”と目される新進気鋭のウマ娘、ブライトロックの眼差し。
彼女が瞳に宿したのは焦りと言ったところでしょうか。己の未熟さ・競争相手の実力との格差に対する苛つき。
ブライトロックはクラシック級に属するということもあってまだまだ経験の浅い部類。ヤエノムテキとメジロアルダンの卓越したレース運びの後手に回ってしまう様子が印象深く、彼女の存在はシニア級の古豪の強さを浮き彫りとしてくれたと実感します。
ヤエノムテキ&メジロアルダンの眼差し

ブライトロックの経験の差を突きつけた2名が見据えるはオグリキャップに引導を渡すという強いビジョン!
ある種の覚悟といって差し支えないでしょう。
今回の勝負が最後の対決。多くのレースを共に駆け、刺激を与えてくれた無二のライバルへの手向けとして最後に真っ向から戦い勝利を得たいという意志を宿した二人の想い。
胸に響くものがありました。
バンブーメモリーの眼差し

バンブーメモリー。彼女の眼差しも大変興味深いものがありました。
一言で表現するならば競争意欲。
「今回のレース展開、マイラーにとっては少々嬉しい展開」――何故か奈瀬文乃トレーナーと相席することとなった彼女から興味深い発言からはバンブーメモリーの内で有マ記念に対する出走願望が滲み出ているように汲み取れます。
彼女はかねてより最終章突入間際でも有マへの出走意欲を示していましたからねぇ。その灯火はまだ消えていないのがどこか嬉しく思えてしまいます。
ミスターシービーの眼差し

久々の登場となったミスターシービー。彼女の眼差しもまた印象深いものでした。
あえてその眼差しに名をつけるならば純粋といったところでしょうか。
彼女は今回のスローなレース展開を牽引することとなったミルワカバを見てカツラギエースを思い出すとの発言を屈託のない笑顔で放ったミスターシービー。多くのものが今回の有マ記念を特別視している中で、まったく囚われていないところにらしさが滲み出ていますねぇ。
ある意味、今回のレースを最も素直に楽しめているのは彼女のなのかもしれません。
シンボリルドルフの眼差し

ミスターシービーとマルゼンスキーが軽快なトークを交わす中、厳かな瞳を真っ直ぐオグリキャップへと捧げる皇帝シンボルルドルフ。
彼女の眼差しには“答え”を探し求めるまるで探偵の視線に通じるものを感じ取りました。探索と表現するのが適しているでしょうか。
シンボリルドルフはオグリキャップの直近の競争成績を一望して一つの仮説に辿り着いていたことが過去のエピソードで確認できています。一言も発せずただ凝視するその瞳には自らが到達した解の答え合わせの最中だと言わんばかりのメッセージが帯びているように思えてなりません。
オグリキャップの眼差し

最後はオグリキャップの眼差しについて。彼女シンボルルドルフ同様、今回台詞は0となったのですが、その瞳には強い闘志が宿っていました。
真っ直ぐにゴールを見据えるその眼差し。
迷いなど一切ない澄んだ瞳にはただただ力強さだけを受け取ります。
結びに

如何だったでしょうか?
ウマ娘シンデレラグレイ第206R「貴方がいたから」。一読者として咀嚼させていただきました。
視線。
今回は妙にキャラクターの瞳が印象に残ったので7名の眼差しについてスポットライトを浴びせ感想を記すこととしました。
ヤエノムテキとメジロアルダンを一括りにしたとはいえ7名分のテキストは少々過多だったかもしれません。しかし、どの瞳も語るに足る逸品。カットすることなどできませんでした。
僕個人として最も印象に残ったのは―――シンボルルドルフの眼差しでしょうか。
何も発せずただ静かにオグリキャップを見据える眼差しが名探偵のそれに通じていたから――というのが理由に当たるのかもしれません。
果たして彼女が辿り着いた仮説が正しいのか否か。残す5回で明らかとなることでしょう。
それでは本プレゼンは以上となります。ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしております。

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