『ウマ娘シンデレラグレイ』という大河ドラマの中で生まれた映画のような物語。
🟨第8回ジャパンC 🟥第9回ジャパンC 🟦外伝“盤外”。
まるで🎞️映画の3部作のような傑作を残していったウマ娘オベイユアマスター。その物語をまとめます。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
今回は『ウマ娘シンデレラグレイ』お勧めの楽しみ方を伝授‼️
シングレはオグリキャップを主演とする大河ドラマのようなもの。しかし、魅力的なウマ娘が多数いるので、その内容を部分的に✂️切り取って摂取していくと・・・あら不思議!🎞️映画のように楽しめてしまうのです‼️
1名のウマ娘にフォーカスするだけで作品の楽しみ方が倍増・・・いやそれ以上かな?
そんなわけで今回はオベイユアマスターに🎯ターゲットにして、その楽しみ方の実践例をご覧いただきましょう。
オベイユアマスター
🇺🇸に拠点に活躍するウマ娘で、コミックスでは🌍ジャパンカップで鮮烈な印象を残すキャラです。
そして、ただのプレゼン記事では味気ないのである人物を🪞エミュレートしてテキストを構築。
その人物とは古畑任三郎。是非、田村正和さんのお声をイメージしてお楽しみください。
イントロダクション
えぇー皆さん。初めまして。あるいはご無沙汰ぶりでございます。
唐突ですが、皆さんに一つご質問です。
「3部作」と言われて何を思い浮かべるでしょうか?
そうですね~・・・私の場合は「STAR WARS」がパッと頭に浮かびます。
皆さんが思い浮かべたものがあれば、ぜひコメント欄に✒️記述ください。
さて、ここからが本題です。3部作というのは映画の中だけで語られる文脈ではございません。
時にはコミックという大河ドラマの中で3部作と言える物語が紡がれる時がある。
📚『ウマ娘シンデレラグレイ』に登場するウマ娘オベイユアマスター。彼女もまた、3部作の主役・・・マスターと言えるキャラクター。
今回はそんな彼女の3部作を掻い摘んでご紹介させていただきます。
短い時間ですが、どうぞお付き合いください。
第一印象:誰にも注目されていないウマ娘

まず初めに。オベイユアマスターの第一印象に触れていきましょう。
何故かって?
・・・それは、もちろんエピソード1️⃣に繋げるために―非常に、重要だからです。
それでですね。実際の第1印象を嘘偽りなく申し上げますと・・・・

「誰⁉️」という、たった一言で表現できてしまいます。
初登場はコミックス5️⃣巻のラスト。
✈️空港に到着し元気に挨拶する彼女の姿が描写されるのですが、その周囲には誰もいない・・・というある意味インパクトのある登場でした。
読者としても初対面。よく知らない陽気なキャラが誰もいない空港で1人挨拶をしている光景を間の当たりにして「誰⁉️」と思ってしまったことを許してください。
ですが、この時点ですでに彼女の策が始動していたとは露にも思いませんでした。
Episode1:第8回ジャパンC「証明」

さて、オベイユアマスターのエピソード1とも言える第8回ジャパンCでの活躍をご紹介していきましょう。
仮にエピソード1に副題をつけるとしたら・・・「証明」というのが相応しいじゃないでしょうか?
第一印象で前述した通り、彼女は当初🌍国際試合ジャパンCでは脇役という立ち位置だと多くの方が目されていました。
誰もが、トニビアンカやエラズリープライドらGⅠ制覇経験を持つ海外勢またはタマモクロスやオグリキャップといった日本代表ウマ娘に注目する第8回ジャパンC。
ひょっとすると、レースが始まる直前まで脇役にすらオベイユアマスターはなれていなかった ____のかもしれません。
で・す・が。彼女はそんなアウェーと言える状況を自力で覆しました。
自分が主役であると証明する舞台に。
それを実現した方法は至ってシンプル。
執念。たったこれだけです。

第8回ジャパンカップ。・・・この1戦に全てを注ぎ、自らの情報を隠蔽し、他者を調べ尽くす。そして、本番で自らの限界を突破する。それだけでも、届かないのであれば・・・🟥反則スレスレのリスクある戦術すら躊躇せず振るう。
全てはGⅠ勝利という栄光を掴むために。
ここまで言えば、もう誰が1着になったの明白ですよね。
・・・そう。オベイユアマスターです。
どうですか、皆さん?誰にも注目されていなかった無名のウマ娘が執念で主役をもぎ取った物語。まるで🎞️映画のようだと思いませんか?
Episode2:第9回ジャパンC「約束」

えぇーでは、次のエピソード2についてお話しましょう。舞台は第9回ジャパンC。
副題をつけるとしたら・・・そうですね~。「約束」―なんてのはどうでしょう?
舞台は第9回ジャパンC。オベイユアマスターはジャパンC連覇のために再び✈️来日するのですが、彼女にはもう一つ目的・・・と言いますか、ある理由を抱えてジャパンCに臨みます。
その理由とは・・・あるウマ娘との約束を果たすこと。

その約束のためにオベイユアマスターは今回、エミュレートという🎭仮面を剥ぎ、本来の自分ともいうべき姿で決戦に臨みます。
ですが、 結果はある意味・・・残酷と言っても良いものになってしまいました。
オベイユアマスターは🏆1着を掴むことも・・・そして約束を果たすこともできず日本を去ることとなります。
これが彼女の物語第2幕。
・・・・・・
歯に衣着せぬ発言をしてしまえばバッドエンドと言っても良いでしょう。はい。
ですが、ここで物語は終わらないのでご安心ください。
素敵な続きがございますから。
Episode3:外伝“盤外”「選択」

2025年7月3日。何の前触れもなく幕を開けたのがオベイユアマスターのエピソード3。
えぇー・・・副題をつけるとしたら、どうしましょう?悩むのですが、あえてストレートに「選択」とさせて頂きます。
舞台は🇺🇸アメリカ。物語の尺は20p程度。レース展開もない日常を切り取った物語。
ですがオベイユアマスターのエピソード3と呼ぶに相応しい傑作に仕上がっております。
物語は、彼女自身が自身の現役時代にピークが来たのだと口ずさむところから始まる。
第9回ジャパンCでの選択は・・・本来の自分で戦うという選択は間違っていたのかもしれないという思考に支配されそうになっていくオベイユアマスター。
・・・比較的ネガティブな開幕と言えますね。ですが、ある意味良いスタートです。
それは何故か。物語というのは常に始まりと逆方向に展開していくものだから。
少なくとも私が知る1流脚本家はいつも、そうやって物語を紡いでおりました。
この“盤外”もポジティブなエンディングへと向かっていきます。

そして、その転換=ネガからポジへとを変化を引き起こす重要な役所を担うのは、第9回ジャパンCで出来た縁であるシーフクロー。
この采配が、素晴らしい!
第9回ジャパンCに出場したことが間違いでなかったと証明するようなキャスティングです。
人生は選択の連続。時にはああすれば良かった。こうすれば良かったと悔やむこともあるでしょう。ですが、全ての選択に正解も不正解もない—と、私は考えます。
なぜなら・・・現在、そして未来は過去の選択の積み重ねで形作られていく。だったら、答えは一つ。自分の選択した行動に価値を見出せるかどうか。
他でもない自分が選び抜き実行した行動は、結果はどうあれ誇るべき。もし、結果が最高のものであれば誇り続けるべきなのです。
・・・と、シーフクローのメッセージを私なりに要約してみましたが、どうでしょう?皆さんにも響いたでしょうか?
そして、更にもう一つ。第9回ジャパンCに出走したことが・・・本当の自分で挑んだことが正しかったと証明する贈り物が彼女の元に届けられます。それは、やり残していた「約束」の続きを告げるもの。こちらにも進展が見えるところで物語は終わる。
何とも素敵な終わり方であると拍手を贈りたい。
オベイユアマスターが選択してきた道のりは何一つ間違っていなかったのですから。
3部作じゃ終わらない

ここで皆さんに謝罪しなければならないことがあります。
えぇー・・・それは、オベイユアマスターの物語は3部作で幕を閉じないということ。
散々ここまで三部作ということを強調してきたわけですが、実のところ彼女の物語は現在進行形で続いております。
朗報ではありますので、ご容赦ください。

ところで!
そのオベイユアマスターの物語の続きなのですが、どうにもモデルとなった🏇競走馬ペイザバトラーの戦績の向こう側に踏み込もうとしている模様です。
引退試合のその先へ・・・一体何が起きるのでしょうね?
史実に即していない物語を紡ごうとしている現実にある人は、こういうかもしれません。史実に対するリスペクトが不足している―と。
まぁ、この意見にも頷けるものがあります。
ですが、私個人の意見を申させて頂きますと「もっと描いてくれ」というのが本音。
だって、誰が決めたんです?ウマ娘がモデルとした競走馬と異なる物語を歩んでいけないと。例え、誰がどう言おうと彼女たちは、すでに独り立ちした唯一無二のキャラクターなのですから、誰にもその歩みを止める権利はない!
そう、私は思います。
果たして、オベイユアマスターの物語はどこまで続いていくのか・・・楽しみですね。
最後に

さて、如何だったでしょうか?
今回は私、独自のシングレの楽しみ方をご紹介しました。
ウマ娘は全てが主役という命題を作品が常に実行してくれているからこそできる楽しみ方。
是非、あなたも様々な角度で作品を楽しんでください!

それでは今回は以上となります。
このブログではプレゼンノウハウの提供や競走馬・ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。
今回は古畑任三郎エミュレートで語りの“間”・・・余白のようなものを意識しました。
テキストでどこまで表現できているかは分かりませんが、こういった挑戦も面白かな〜と思いやってみました。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。またのご縁をお待ちしております。


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