第8回ジャパンカップを正統進化させた傑作エピソード=第9回ジャパンカップ。新旧海外ウマ娘・もう一人のジョーカー・オグリのヒロイック性・第8回ジャパンCの伏線回収などなどの魅力をプレゼン!

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
TVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』第2クールにて描かれた第8回ジャパンカップ。皆さんは視聴済みでしょうか?私はもちろん拝見済み!大変素晴らしい映像化であったと原作勢として太鼓判を押させていただきます。
これほどの映像化を成し遂げたのですから否応にも期待が高まる。第9回ジャパンカップが映像化されたら一体どうなってしまうのだろう!?―――と。
この記事では第2章“白い稲妻篇”の次章“永世三強篇”にて紡がれる第9回ジャパンカップの魅力についてプレゼンしていくとしましょう。
お品書きはこんな感じです。
- レポートパート 主要キャラクター・収録巻について
- プレゼンパート 見所紹介(キャラ・レース内容・伏線回収)について。着順等の核心部分は触れず

レポートパートは所謂資料コーナー。後半のプレゼンをインプットしやすくするために配置します。そして、プレゼンパートにて第9回ジャパンカップの見どころを色んな角度でお届け。尚且つ、テキストに味付けすべく🪞エミュレートプレゼンversion杉下右京でお送りします。是非とも名優:水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみあれ!
レポート

《出走者編》主要キャラクター
- 第8回ジャパンカップ覇者:オベイユアマスター
- 米国の暴君:シーフクロー
- 欧州中距離王者:イブビンティ
- 凱旋門賞ウマ娘:キャリーズルーム
- ニュージーランドの悲願を背負う:フォークイン
迎え撃つ日本陣営
- オグリキャップ
- スーパークリーク
- イナリワン
- バンブーメモリー
《観戦者編》主要キャラクター
- ベルノライト
- 六平銀次郎
- シンボリルドルフ
- マルゼンスキー
- 奈瀬文乃
- 檮原太郎
- 奈瀬英人
- 小宮山勝美
- エラズリープライド
- ゴールドシチー
- トニビアンカ
- ムーンライトルナシー
- 藤井泉助
- 遊佐よし子
- オベイユアマスターのトレーナー
収録巻
- 第13巻:第113R~第119R
- 第14巻:第120R~第128R
- 第15巻:第129R~第130R
エミュレートプレゼンSTART
ウマ娘シンデレラグレイにて鮮烈な印象を残した第8回ジャパンカップ。コミックス初出となるオリジナルウマ娘の多数出演、天皇賞(秋)から続く芦毛対決の第2幕、コミックスにて初となる“領域”同士の苛烈極まるぶつかり合い―――あらゆる角度から観測してもシリーズ最高峰の決戦でした。
それから一年後、再び同レースプログラムが訪れます。
―――第9回ジャパンカップ。
そのクオリティは更に磨きがかかり、出演キャラクター数・レースレベル・エピソードボリュームなどなど……あらゆる面で正統進化した傑作譚に仕上がっていると言えます。
見所《キャラクター編》新旧海外ウマ娘、多数出演

ジャパンカップと言えば魅力的なキャラクターの群像劇。第8回ジャパンカップでは海外勢5名、日本勢3名にフォーカスが当てられました。第9回では更に大勢のキャラクターにスポットライトが当たります。
🔻初出となる第9回ジャパンカップ組
まずは今回初登場となる4名について。第13巻の表紙を飾るシーフクローを筆頭に、個性溢れるウマ娘が日本へ集いました。
シーフクローは見た目通りと言える破天荒な気質の持ち主。そのシーフクローと面白い関係を築くこととなる🇬🇧代表のイブビンティはお嬢様口調と超ポジティブ精神が大変魅力的なウマ娘です。同じく🇬🇧からもう一名代表として訪れるキャリーズルームは今回の凱旋門賞ウマ娘。トニビアンカは威厳あふれる風体でしたが、彼女はミステリアスさが魅力的です。
しかし、その本質は……失礼。ここで記すのは野暮ですね。
そして、最後の1名となる🇳🇿代表のフォークイン。彼女はオグリキャップと最も接点を深く持ち、シンデレラグレイを代表する第三の芦毛と呼ぶに相応しい蹄跡を刻んでくれます。ウマ娘では非常に珍しいガールミーツガール的な関係性は第9回ジャパンカップを唯一無二たらしめる。
🔻第8回ジャパンカップ勢の再登板
新規海外勢もさることながら既出組も負けてはいません。ジャパンカップ連覇を目指すオベイユアマスターの再出演。観戦者という立場で物語に彩りを加えるトニビアンカ・ムーンライトルナシー。フォークインの姉貴分として美味しいポジションを独占するエラズリープライド。(ミシェルマイベイビーは出番なし)
新旧海外ウマ娘同士の絡みも当然のように発生し、第8回ジャパンCでは見られなかったようなレースから距離を置いた新たな一面を拝めるのは贅沢というものです。
🔻永世三強篇の代表格集結
海外勢だけがジャパンカップの魅力にあらず日本陣営も錚々たる面々が集いました。昨年のリベンジに燃えるオグリキャップ。直近の天皇賞(秋)を制し、日本中距離最強の座を射止めたスーパークリーク。この年より中央に移籍し、勢いづくイナリワン。つい1週間前でオグリキャップと1着争いをしたバンブーメモリー。
前代未聞の中1週間の連闘で挑むものが2名もいるのも特筆すべき点です。
見所《レース編》誰もが勝者と言える世界最強決定戦

第9回ジャパンカップ。このレースは後に事件と謳われる。様々な要素が絡み合い、レース史における特異点とも言える蹄跡を刻むのです。
🔻事件と謳われるレース模様
事件―――基本的にはネガティブな言葉ですが、今回に限っては異なる意味合いとなります。このレースは所謂“外れ値”をマークする。通常ではあり得ない走行ペースでレースが進行し、2400mという中長距離レースではあり得ない速度感覚を全ウマ娘が披露します。
さながらマイルレースのようなペース配分。場合によっては全出走者がゴールに辿り着けずガス欠……―――という展開もあり得たでしょう。
しかし、そうはならなかった。何があり得ないレース模様をさせたのかは判断が難しい。しかし、レースを牽引した2名―――イブビンティとシーフクローのゴール後の顔つきから察するに彼女たちは全力でレースを楽しんでいたのではないかと思えてなりません。彼女らがレース全体の“流れ”を形成した。
これはあくまでも僕の憶測です。その答えはご自身で確かめるのが一番かと。
🔻レース最終局面を支配するもう一人の“ジョーカー”
そして、もう☝️一つ。このレースを特異たらしめる要因がございました。
第8回ジャパンカップにてオベイユアマスターが伏兵として1着争いに参戦したように、今回も再び誰も予期せぬ“ジョーカー”が現れたのです。
その答えは第14巻の表紙にあり!
とだけ記しておきましょう。これに関しては深く言及するのは無粋ですからねぇ。
🔻オグリキャップのヒロイック性が披露された唯一無二のレース
そのジョーカーとの決戦にて我らが主人公オグリキャップは今までと異なる輝きを放ちました。うまく言語化するのは難しいのですが、あえて表現するならば―――ヒロイック性。すなわち窮地のヒロインを救うヒーローのような活躍を成し遂げたのです。
無論、当人にそのような自覚はないでしょう。ただ真剣にレースと対戦走者と向き合い照準を合わせていただけ。
しかし、だからこそあるウマ娘の心を救うことができた。
地方から中央へ殴り込んできた芦毛の怪物オグリキャップ。彼女が持つポテンシャルは怪物という言葉が相応しく、時にはプリンセスのようなヒロイン性まで披露してくれました。
ですが、今回に限っては彼女は王子様側。シンデレラというヒロインの座を別のウマ娘に譲っていたのではないかと僕は思う。
見所《伏線回収編》第8回ジャパンカップに撒かれていた種

さて、見所解説も大詰めです。最後に第8回ジャパンカップで蒔かれた種=伏線が回収されたことについて触れていくとしましょう。
🔻オベイユアマスターとタマモクロスとの約束
第8回ジャパンカップのウイニングライブ直前、オベイユアマスターはタマモクロスとある約束をしました。次は全力で正面切って勝ってみせると――。この言葉の真意が明らかになるのですよ!
第14巻のセカンドカバーに採用されたオベイユアマスターの本来の姿。なぜ、この姿が第14巻に採用されたのか……。その答えは本編にてご確認あれ。
🔻ニュージーランドの悲願、その重さが明らかに…
もう一つ、第8回ジャパンカップで意味深な発言がありましたねぇ。ニュージーランド代表のエラズリープライドがゴールドシチーとの別れの場で語った南半球の悲願。
比較的あっさり語られていましたが、その重みは想像を絶します。今回、🇳🇿代表として来日したフォークインが背負うそれはエラズリープライドの比ではない。僕はこの重みが語られるエピソードを読んで素直に「――怖い」と感じた。
シンデレラグレイでここまでの恐怖を味わったのは後にも先にもこれだけでしょう。
結びに

如何だったでしょうか?
今回は第9回ジャパンカップの魅力について駆け足ながらプレゼンさせていただきました。
そうなのです。これでも様々な要素を端折ってお伝えしているのですよ。コミックス3巻分にまたがる長編とあってその魅力を語り切る至難の業。重要な要素はコンプリートしていますが、細々とした魅力はやむなくカットしております。加えるならば、作品の面白さを醸成する核の部分は全く触れておりません。
その真髄は是非、本編にて咀嚼していただければ幸いです。
アニメ化されるのも時間の問題かと心得ますので、待てる方は期待に胸を膨らませておく―――というのも大いにあり!
それでは本プレゼンは以上となります。ご愛読いただき誠にありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。

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