
おはようございます。
『ウマ娘シンデレラグレイ』の映画化を心より夢見るブログ管理人のあーさんと申します。

この記事では『ウマ娘シンデレラグレイ』の第1章となる中央編入篇をより楽しむための知識を掲載していこうかと思います。
知らなくても作品を楽しむことはできます。
私も最初は何も知らずに読んで、その面白さに悶えたものです。
しかし、これってどういうことなのかな?とか疑問に思いながら読んでいた部分があるのも事実でした。
その疑問を解消するべくいろいろ調べ、知識武装してから読むとより一層楽しめてしまうのシングレの恐ろしいところ。
なので読者の皆様も知らずに読む楽しさと知ってからさらに味わい深くなるシングレの凄さを堪能していただきたく思います。

それでは本編開幕です。
クラシック級ってなんなのさ?

コミックスを読んでいると度々出くわす単語。クラシック級。
コミックスやアニメシリーズだけだとイマイチその言葉の意味がわからない。
ゲームアプリや競走馬の年齢による階級分けを知るとその答えがよく分かります。
競走馬は馬齢3歳の時に出走できる時期を迎えます。これをウマ娘ではジュニア級という階級で表現しているようです。ウマ娘は3歳という年齢設定に該当するわけではないですからね。
競走馬は年齢によって出走できるレースが区分けされており、馬齢4歳を迎える年のタイミングでいわゆるクラシック戦線という舞台に自動的に移行し、4歳限定のレースへの出走条件を満たすわけです。
これをウマ娘シリーズではクラシック級という名称で表しているわけですね。

ちなみに年間スケジュールはこんな感じ。
上半期にクラシック級とシニア級のレースが設けられ、下半期にクラシック級とシニア級両方がエントリーできるレースが解禁される。この下半期にもクラシック級だけのレースもあるのですけど、ややこしいので画像には記載せず。
ジュニア級も下半期からレース解禁。
因みにアニメやコミックスでもオグリは5月にデビューしました。下半期と言ってもざっくりなイメージなので
日本ダービーってどんだけ凄いの?

中央編入編において非常に重要な位置付けをされているレース:日本ダービー。
アニメ『ウマ娘プリティーダービー』シーズン1でも登場しているレースですが、このレースの凄さというのはいまいちわかっていないまんまアニメもシングレも摂取してしまった私。
しかし、よくよく調べてみるととんでもなく凄いレースであることに恐れ慄く。

このようにジュニア級からクラシック級前半戦は約1年間の期間に及びます。
デビュー時期がだいぶ後半にずれ込むこともあるので一概に全ての競走馬・ウマ娘が1年間に及ぶわけではないですが、だいたいこんな感じとイメージしてOK。
それで日本ダービーはいつ開催されるかというと大体5月下旬か6月上旬。
つまりジュニア級で最速でデビューしてマルっと1年後の時期に開催されるのが日本ダービーなんだ。
日本ダービーに出走できるのはクラシック級に属し、出走条件を満たした選ばれし20名程度。
上澄中の上澄だけがエントリーできる頂きの舞台である。
クラシック級でしか出走できないレースが存在する

日本ダービーを筆頭とするクラシック級に属するものにしか出走資格が与えられないレースがそれなりの数あります。
私はコミックスを読んでいる時、クラシック級という概念をよく理解できていなかったのでちんぷんかんぷんだった。なんでオグリは日本ダービーにもう2度とエントリーできないのかよく分かってなかったんですよね。
でも、クラシック級というカテゴリーをちゃんと把握し、その階級のみしか出走できないレースの存在を知るとコミックスの内容がよく理解できるようになりました。
マルゼンスキーはどういう立ち位置?

日本ダービーでマルゼンスキーの描写が多めなのに皆さん気付きましたか?
ご本人の発言からも出走したかったけどできなかったとありますが、歴史を紐解いていくとかなり過去の話になるのではと推測できます。
史実では1977年にマルゼンスキーはクラシック級に属します。しかし当時の規約が立ち塞がってダービーへの出走は叶わなかった。
史実の競走馬オグリキャップも1988年にクラシック戦線に突入しますが、同じく規約の壁が立ち塞がり・・・
ウマ娘:マルゼンスキーがオグリキャップらの何年前に活躍していたか不明ですが史実を紐解くとかなり過去から競走馬とファンを苦しめる呪縛となっていたのはURAの規約であると分かります。
そして、そこに風穴を開けるべく立ち向かうのがシンデレラグレイでのオグリキャップの物語なのだ!
因みにサクラチヨノオーとマルゼンスキーの関係性を知るとさらに面白くなるのですよ。
前哨戦って何?

カサマツ時代にはない概念として重賞レースという格の高いレースが中央編入編以降幾度となく登場します。
厳密にはカサマツでも重賞レースはあるのですけど、ジュニア級に属していたのであまり関係なかったというのがより正確ですかね。
それで重賞レースの最高格:GⅠなのだけど、さすがの最高格だけあって誰でも出走できるわけじゃない。
いろいろと条件が合って、一番シンプルなものだと前哨戦というGⅠレースへの優先出走権を獲得できるレースに勝つこと。
中央編入編以降は何かとGⅠレースが舞台になるので、前哨戦という概念を理解しておくと話を理解しやすくなります。

日本ダービーだとこんな感じ。
1988年当時の規定なので現在の前哨戦・トライアルレースとは異なります。
皐月賞もGⅠなので、日本ダービーに挑むにはGⅠレースで上位2着入りしないといけないという構図は凄いですよね。
皐月賞に挑むためにも前哨戦と突破していく必要があるのですから。
まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はウマ娘シンデレラグレイ第1章:中央編入篇をより楽しむための知識をご紹介しました。
最後に改めてメッセージを抜粋して締めとさせていただきます。
中央編入篇を楽しむために知っておきたいこと4選

知っておきたいことの一つ目はクラシック級などの階級分け。
競走馬・ウマ娘はジュニア級として下半期にジュニア級としてデビューし、年を跨いだ1月にクラシック級へ移行。
クラシック級のみが出走できるレースへのエントリー資格を手にする。
クラシック級に在籍できるのは1年間のみで、この期間のみしか走ることのできないレースが複数存在する。

知っておくとより楽しめることの2つ目は日本ダービーの立ち位置。
日本ダービーが開催されるのは上半期末。5月下旬から6月上旬あたりに位置します。つまりジュニア級からデビューして1年目となる節目のタイミングに開催される同期同士による頂上決戦の舞台ということ。

3つ目はマルゼンスキーの立ち位置。
史実の競走馬マルゼンスキーが1977年にクラシック戦線を迎えるもダービーに出走は叶わず。
その約10年後に競走馬オグリキャップがマルゼンスキーのダービー出走を阻んだクラシック規約に立ち向かっていくという構図は熱いでしょ?

最後は前哨戦という存在。
GⅠレースに出走するにはステップを踏んでいく必要もある。
以上のことを理解しておくと中央編入篇のエピソードをより深く味わえます!

それでは今回は以上となります。
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ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。



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