
おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』の🎞️映画化を心から夢見ています!
ブログ管理人のあーさんです。
来る2025年4月。16時30分よりTVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』第1期がオンエア。
この記事では視聴を検討している方の背中を一押しするという趣旨のもと筆を執らせていただきます。

コミックスの第1話である第1R「ここにいる」の魅力を全力でプレゼンしていく所存。
めちゃくちゃ面白いのですよ!!!
私史上、最高のファーストエピソード!
おそらく今後もこの地位は不動であると確信しています!!

第1Rの面白さを底支えしているのは期待値を縮小させる仕掛け。読者の期待値をこれでもかと下降させて行くギミックが満載なのです。

それと並行して最高のゴールに辿り着くための種蒔きも実行されていく。でも、期待値ダウンの方が目立つので初見時は著者陣営の手のひらで踊らせれていってしまう。
わかりやすい伏線もあれば、読み終えた後に再度読んでみると、おお〜と唸ってしまう巧みな種蒔きもございます。
期待値縮小❌ゴールへの種蒔き
このコンボが最高にエモーショナルな物語を醸成していくのです!!

それでは前置きはこれくらいにして本編へと突入しましょう。
読者の期待値を縮小させる5つの仕掛け

それでは読者の期待値をどのようにして著者陣営が縮小させていくのか紹介していきます。
期待値縮小00 頂上決戦:日本ダービー

まず最初に繰り出される手札は日本ダービー。
クラシック級において最高峰の舞台の一つ。第1話はこのレースから幕を開けます。
読者はここで味わうわけです最高の熱量を。
期待値縮小01 地方カサマツのレベルの低さ

冒頭で描かれた日本ダービー。それはメインキャラ:北原穣がスマホで観覧しているものでした。
彼は地方カサマツのトレセン学園に属するトレーナー。北原のやる気は全くないに等しい。
それは地方=ローカルシリーズに所属するウマ娘と中央=トゥインクルシリーズに所属するウマ娘とのレベルの差を痛感しているからでした。
心の底から応援したいと思えるウマ娘と出会えない。
故にやる気なんて湧いてくるわけもない。
読者としては開幕早々テンションの低いおっさんを摂取させられる。こちらのテンションもダウンしてしまう。
期待値縮小02:生徒のガラの悪さ

北原の出番が一旦終わるとウマ娘が大勢登場するターンがやってくる。
やっと美少女にお目にかかれる。
だがしかし!
なんかガラの悪い子が多いぞ!?
アニメシリーズと全然雰囲気が異なる娘が目立つ。
これが地方かぁ。。。
期待値縮小03:ジャージで登校する主人公

ガラの悪いウマ娘が目立つ中、遂にアニメとゲームで見たことのあるキャラクター=主人公が登場する。
だがおかしい。。。
みんなが制服を着用している中、1人だけジャージを着ている。しかも泥だらけ。
インパクト抜群だが、華やかさには欠けている。
期待値縮小04:レース妨害

さて最後の縮小です。
スポーツマンシップとはかけ離れたレース妨害工作を読者は目の当たりにする。
おお〜。
全然、知っているウマ娘じゃない。。。
期待値は縮小・縮小・縮小・縮小。これでもかと縮小しまくる。
期待値縮小情報と共に提供される3つの種

さて、ここまで期待値を下げてきた情報を羅列しました。
お次はそれと並行して読者に届けられていた最高のゴールへ至るヒントをご紹介していきましょう。
主人公の規格外な食事量

食堂のおばちゃんが悲鳴をあげるレベルで主人公の食欲は化け物級。
コミックス本編では何人前なのか測定不能レベルのコロッケを食していました。
ジャージで登校してきたことに次いで常識知らずというか規格外。
驚異的な自主トレーニングメニュー

食事量も凄さを裏付けると解釈できるストイックなメニュー。これを誰に言われるでもなく自主的にこなす主人公。
早朝4時からトレーニングを行う姿勢はトップアスリートを想起させてしまう。
ラスト2ページまで明かされない主人公の名前

さてここが勘どころ。
前述した2点は初見時でも簡単に分かることですが、この3個目は見逃すというか気づかない人も多いのでは?
第1R、ラスト2ページまで主人公の名称は登場してこない。
これが最高のエモーショナルを引き起こす🔥起爆剤となるのです!
期待値の縮小が圧縮へと変換されるゲート体験

さて第1Rのクライマックスについてご紹介しましょう。
ここまで羅列した期待値を縮小させる5つの情報。
これらがこのクライマックスで縮小ではなく圧縮へと化けます!
トレセン学園に入学したばかりのウマ娘が受ける授業=ゲート体験。
コースはダート800m。
ここで前述したレース妨害=靴紐を出走直前に解く・・・が発生します。
アクシデントを受けなお、驚異的なタイムを記録する主人公

ゲートがオープンし、次々とスタートダッシュを決めるウマ娘。
その中で主人公は靴紐が解けていることに気づき、走るのを中断して紐を締め直す。
これを見ていたギャラリーは当然、しょっぱい結果を予想する。読者だって同じことを予想する。
だがその予想は外れる!
靴紐を締め直した主人公は前方にいる大勢のウマ娘に背中を見せて1着でゴールを決める。
しかもそのタイムは51秒1。
同時期入学の筆頭ウマ娘:フジマサマーチの🕰️タイムは50秒8だった。
もしアクシデントがなかったら。。。
そんな予想をしたくなってしまうほど劇的な走りを見せた主人公にギャラリーも読者である私も興奮を隠せない。
こんな物語が存在するのかっ!?
でも今、目の前で目の当たりにしたではないか!そう自問自答してしまうほどに心を揺さぶられる体験。
主人公の名前。その名は・・・

このエピソードの最高到達点はアクシデントをものともせずに驚異的なタイムでゴールを決めたところではない。
ゴールした主人公に第1R冒頭で登場した北原穣が近づき声をかける。
「君、名前は!?」
その問いに主人公が応える。
「オグリキャップ」
この名前を口にだすコマは見開きで読者に届けられます。もうね。これが最高に心を揺さぶるのですよ!
漫画というメディアを最大限活かしたコマ構成。話運びの巧みさ。キャラクターの魅力。
どれをとっても一級品。
第1話だけでここまで面白い物語が存在し、それに巡り会えた奇跡に感謝しかございません!
まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は『ウマ娘シンデレラグレイ』の第1R「ここにいる」の魅力を全力でプレゼンさせていただきました。
最後に本記事のメッセージを圧縮して締めとしましょう。
【ここが凄い1】読者の期待値を縮小させる5つの仕掛け

最高の興奮を読者にプレゼントするために著者陣営は読者に5つの仕掛けを施します。
わざと期待値を下げるような作劇を展開するのです。
中央最高峰の舞台を炸裂させた後に読者が味わうこととなる地方のレベル。
その格差に作品への期待値は嫌でも縮小していく。
【ここが凄い2】読者と北原穣のシンクロ

この期待値の縮小は読者の感覚を北原のそれと強くリンクさせていく。
読めば読むほど同期していき、高いシンクロ状態で第1Rのクライマックスと対面することとなる!
【ここが凄い3】最高の興奮へと辿り着くための伏線配置

期待値を下げて興奮をもたらすハードルをググッとダウンサイズしながら、それを大きく飛び越えるための種蒔きもしっかり行われています。
強いフィジカルを可能とするための食事量とストイック極まるトレーニングメニュー。
わかりやすい上記2点ともう一つ。読み返すとハッとなる仕掛けがる。
それは最後まで秘匿され続ける主人公の名前。
【ここが凄い4】最後に繰り出されるワイルドカード

アクシデントを受けながらも1着でゴールに辿り着く剛脚をみせつけたレース。
そのレースがクライマックスかと思いきや読者が油断していたところに追撃をかます著者陣営が心憎い!
興奮が冷めないタイミングで主人公の口から名前が明かされる。
こっちのHPはとっくに底をついているのにこんなものを放たれたら惚れ込むしかない。
まさしくこの瞬間、北原と読者である私の心は完全なシンクロ状態に突入する!
作品評価【SSSS】

ということで作品評価はSSSS!!!!
私はこのエピソードをそれほどウマ娘にも競馬にも詳しくない時期に読めたことを幸運に思います。
知識豊富な人が読んでもここまで感動して興奮を味わうことはできないでしょう。
有識者が一読したら、みんなきっとこう言います。
「オグリキャップやぞ」
今の私はこの言葉を放たれるポジションに立っていることを誇りに思います。同時に記憶をリセットするチケットが迷わず使用してもう一度このエピソードの興奮を摂取したい。
TVアニメは2025年4月より放送開始。16時30分から全国に感動と興奮の物語がお届けされます。
是非、この物語をご堪能あれ!

それでは今回は以上となります。
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ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。またのご縁をお待ちしております。


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