役者は揃った!ゴールまで残り20M。地方から中央へ乗りこんだ怪物か!当代最強と呼ぶに相応しい稲妻か!はたまた米国から訪れた誰の眼中にもなかったはずの伏兵か!!
ジャパンカップ、ここに決着!

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」ようこそ!『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
今回は『ウマ娘シンデレラグレイ』第7巻にて結末が描かれたジャパンカップの激闘をご紹介します。ヤンジュジャンプで連載中の最新話の感想プレゼンや🌸スターブロッサムの感想も随時綴っていますのでそちらも宜しければそちらもどうぞ。
話を戻しまして、今回の内容は以前投稿した下記記事と対をなします。
【伏兵現る!】ウマ娘シンデレラグレイ6巻 ジャパンカップ 前編
第7巻では数話程度のボリュームになるので流石に6巻ほどの熱量を有していないが、それでも面白すぎて超高評価に値する!

シンデレラグレイ屈指のベストバウトと呼ぶに相応しいレース:ジャパンカップ(6〜7巻)。
軽く6巻の内容をおさらいすると・・・
日本代表する当代最強のウマ娘タマモクロス。米国から訪れた伏兵オベイユアマスター。そして、先行作が裏目に出て首位争いから早期リタイアしたと思われたオグリキャップがまさかの復活。
というところで次巻へと襷を繋ぐ。第7巻はその最高のバトンを引き継いだ物語が描かれます。その魅力を少しでも読者の皆様に知っていただきたい。
それでは本編スタート!
【1着は誰だ!?】稲妻vs伏兵vs怪物

レース序盤、先行ポジションに位置していたオグリキャップ。中盤には中団に後退。このまま首位争いから脱落すると思われていた。
だが、六平トレーナーとの約束を守り、想定外の事態に陥った場合は普段通りのレース運びに努める。
レース最終局面。トレーナーとの約束を守った成果によりオグリキャップはタマモクロスとオベイユアマスターが繰り広げる激闘に第3勢力として介入する。
【コミックス初】領域vs領域

しかし、そこまでたどり着いたオグリが目の当たりにしたのは領域に突入し、異なるステージへと足を踏み入れたウマ娘同士の闘いだった。
“白い稲妻”vs “WILD JOKER”
明らかに自分が持っていない何かを携えるタマモクロスとオベイユアマスターの背中を追いかけるのが精一杯。
国際試合ジャパンカップ。世界の頂に辿り着いたのはこれまでGⅠ未勝利のオベイユアマスター。
アメリカの大地で雪辱の日々を過ごしていたオベイユアマスターは、その執念を武器に世界の傑物・日本最強・怪物をも打倒し自分の存在を証明するのであった。
オグリキャップが掴みかけた“何か”

この勝負でオグリは中央での2度目の敗北であり、タマモクロスの背中を追いかけてのゴールを経験する。
前回=天皇賞・秋の教訓を活かした作戦を用意し臨んだ決戦。それでも敗れた。加えて自分が2度も敗れたタマモクロスに勝ったオベイユアマスターの存在が胸を掻き乱す。
自分に足りない“何か”をこの2人は持っているのだと。。。
次回ジャパンカップへと撒かれた2つの伏線

このジャパンカップ。レースそのものも非常にハイレベルで手に汗に握る展開のオンパレード。だが、レースが終わった後日譚の方にも注目すべき点がある。
その注目ポイントを2つご紹介しよう。
1つ目。🇳🇿ニュージランド代表:エラズリープライド(8着)とゴールドシチー(12着)が空港でお別れの挨拶をする。
この時発せられたエラズリープライドの言葉が次回ジャパンカップ(13〜14巻)で登場する重要キャラクターの伏線となっている。
「ジャパンカップ制覇はニュージーランドの夢だ」
「約束する」
「いつか必ず、この夢を叶える者が現れると」
競馬の歴史を知らずに読み進めていると伏線とは気づかない台詞。しかし、単行本を読み進め翌年のジャパンカップに出会う時、この言葉の重みを理解する。

もう一つの伏線。
空港で記者団に挨拶をする🇺🇸米国代表オベイユアマスターとミシェルマイベイビー。記者団からの質問で次回ジャパンカップに出走する意思はあるか否か答える。
ミシェルマイベイビーはNO。対してオベイユアマスターはYESと答えた。
これだけでも伏線として機能する。
だが、重要なのはオベイユアマスターがジャパンカップ優勝後に行ったウイニングライブ直前でのタマモクロスとの会話。この時オベイユアマスターはタマモクロスとある約束をする・・・いや、誓いといった方が正しい。
「次戦うときは正面から戦って勝てるくらい強くなって戻ってくる」
この言葉=正面の真意はジャパンカップ(13〜14巻)で知ることになる。
最後に

いかがでしたでしょうか?
今回は『ウマ娘シンデレラグレイ』第7巻で描かれたジャパンカップの結末についてご紹介しました。
話数こそ少ないですが、そこに宿る熱量は測定不能であると断言します。
本記事の紹介文ではその魅力の10%を引き出せていない。詳細はコミックス本編ないしはTVアニメでご確認いただければ何より。
オベイユアマスターの仮面の下
第7巻の魅力はオベイユアマスターのもう一つというか本来の素顔を知ることができる点。
第6巻では🎭仮面をつけたエンターテイナーとしての振る舞いを我々と劇中キャラクターを欺き、勝利への執念を🔥燃やす姿が印象的でした。こちらも非常に魅力的であることに異論のある方はいないでしょう。(筆者はそんなオベイに脳を焼かれた・・・と言っても過言ではなく、このブログで🪞エミュレートという技法をやっていたりします)
だが、彼女の魅力はエンターテイナーとしての仮面・勝利への執念だけではない。誠実で紳士的な人柄も大きな魅力である。
これほどの魅力を兼ね備え、競走馬ペイザバトラーをモチーフとしたオベイユアマスターの物語。日本でのジャパンカップだけで終わらせるには惜しい。
ペイザバトラーの戦績的にスピンオフで主役に抜擢というのは厳しいかもしれないが、何らかの形でオベイユアマスターが再び主役を務める物語を目の当たりにしたいものです。
【追記】オベイユアマスターの主演タイトルがある!
2025年。筆者の願いは実現しました。オベイユアマスターの主演作がリリースされたのです。
コミックス第6〜7巻で紡がれた第8回ジャパンC。
コミックス第13〜15巻で紡がれた第9回ジャパンC。
そして、三部作目となる単独主演作=外伝“盤外”。
このトリロジー、オベイユアマスターを推しとする者ならば必見です。

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