祝!完結記念記事―1。コミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』を色濃く彩った重要レース29の中から筆者の独断と偏見で最も熱く興奮を誘ったTOP10をセレクション!


おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
祝!シングレ完結‼️と銘打ちましてフィナーレを記念した記事をいくつか投稿しようと思い立ちました。
- 🏃♀️ベストレース
- ⏱️名台詞(トレーナー編)
- 🥕名台詞(ウマ娘編)
- 📗ベストエピソード
この4つの方向性で記事を随時投稿していこうかと。イメージとしてはNHKで開催された全ガンダム投票的なアレです。票を集めるような行為はしていないので、完全に独断と偏見で選出していますがご容赦ください。(因みに、この記事を投稿するのは完結エピソードこと第210Rが公開される前日ではありますが、レースに関してはすでに材料が出揃っているのでちょいとフライング気味でスタートを切ったことも断っておきます。)
第1弾はベストレースTOP10。という方向性で行きますよ!筆者のお気に入りレースを10選をランキング形式で発表していきます。

そんなわけで本編へと参りましょう。まずはシンデレラグレイを彩ったレースをリストアップ。全てとは行きませんが重要どころは漏れなく押さえたつもり。そして、その後エミュレートプレゼンversion杉下右京にてランキング発表という流れとなります。是非、名優:水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみあれ。
《セレクション候補》各章レースリスト

ランキングTOP10を選出するに当たって候補とするレースを下記にリストアップ。作品にて描かれた全レースではなく色濃く描写されたレースに絞っております。基本は公式戦のみなのですが、流石に初陣となるゲート体験は候補に残す形としました。
序章カサマツ篇
- 第54回日本ダービー
- (ゲート体験)
- メイクデビュー
- オグリキャップ2戦目=名称不明
- ジュニアクラウン
- ゴールドジュニア
第一章中央編入篇
- ペガサスS
- 毎日杯
- 第55回日本ダービー
- ニュージーランドトロフィー
第二章白い稲妻篇
- 第29回宝塚記念
- 第39回毎日王冠
- 第98回天皇賞(秋)
- 第49回菊花賞
- 第8回ジャパンカップ
- 第33回有マ記念
🔻外伝
- 岐阜王冠賞
第三章 永世三強篇
- 全日本ウマ娘カップ
- 東京大賞典
- 第40回毎日王冠
- 第100回天皇賞(秋)
- 第6回マイルCS
- 第9回ジャパンカップ
- 第34回有馬記念
第四章 芦毛の怪物篇
- 第40回安田記念
- 第31回宝塚記念
- 第102回天皇賞(秋)
最終章 シンデレラグレイ篇
- 第10回ジャパンカップ
- 第35回有マ記念
エミュレートプレゼンSTART
それでは、これより📚コミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』を彩ったレースから僕の心に強く刻み込まれた10つをご紹介させて頂きます。
手短にテンポよく進めていくとしましょう。
第10位:第40回安田記念
第10位はこちら。芦毛の怪物篇にてオグリ陣営に合流した北原穣とオグリキャップのコンビ復活となった一戦=安田記念。
選出理由は上述した通り、コンビ……いえバディの復活劇が心に沁みたことに他なりません。劇中にて約2年越しにて果たされる北原穣とオグリキャップの約束。YouTubeに公開されている予告動画がこれまた素晴らしい限りです。
第9位:ゲート体験
第9位は全ての始まりを告げた第1話のゲート体験。公式戦でもない授業の一環のレースではありますが、こちらを選出しない理由など思い当たりませんでした。
「オグリキャップ」―――と主人公の名が発せられる瞬間の高揚感。永遠に色褪せることはないでしょう。
第8位:第33回有マ記念
第8位はつい最近TVアニメでも描かれた白い稲妻篇のクライマックスレース=有マ記念。
1と1/4
この壁を越えられないまま迎えたタマモクロスへの最後のリベンジチャンス。ディクタストライカ・スーパークリークといった傑物が揃う魔境でもありましたねぇ。
シンデレラグレイの前半戦を締めくくる終点として最高の条件が整っていました。何より!領域=灰の怪物(グレイファントム)への覚醒。芦毛対決3部作の幕を引いた笑顔でのゴールIN。
などなど、これでもかと絶賛する🧩ピースが揃う名レースでした。
第7位:第34回有マ記念
第7位は永世三強篇の最後を飾った有マ記念。イナリワンに始まりイナリワンに終わる―――意図的にデザインしたであろう作劇の最大のライバルは前章=白い稲妻篇の有マ記念であったであろうと僕は睨んでいます。
著者陣営自らが作り出した“過去”を乗り越えるという観点において韻を踏みつつ新たな付加価値を想像せんとする姿勢が滲んでいましたねぇ。
オグリキャップとスーパークリークの2強と目されていたレースに第3勢力此処にあり❗️―――ということを自らの剛脚とレースへの想いで示したイナリワン。それを支えたトレーナー:檮原太郎。
第38回有マ記念を上回ったと僕は心の底より信じます。
第6位:ゴールドジュニア
第6位は序章カサマツ篇のラストを飾ったゴールドジュニアです。こちらのレースはシンデレラグレイの中でも異色……いえ、異質と形容できるレース。
熱い競争模様ではなく、トレーナーとウマ娘の絆の在り様に焦点が向けられていました。故に唯一無二の味わいを醸成し、今なおTOPクラスのレースとして僕の心の中で煌めく。
勝負のレベルという観点では下から数えた方が早いでしょう。それを補って余りあるPOWERが込められていた。故にGⅠ級のクライマックスレースよりも上位に配置させていただきました。
第5位:第40回毎日王冠

第5位は永世三強篇の実質的なファーストレースと解釈しても良い毎日王冠。今回のランキングでは唯一のGⅡですねぇ。
GⅡであるにも関わらずGⅠと遜色ないハイレベルな競争が繰り広げられたことがこのポジションの理由の半分。オグリキャップVSイナリワンという地方出身ウマ娘同士の初対決・領域へと至るイナリワン・写真判定となったレースの結末。どれをとってもGⅡのレベルを凌駕していました。
もう半分は並々ならぬ覚悟で参戦したメジロアルダン!彼女のレースへの想いに背中押されてしまった―――というのが本音です。
故障が多く、加えてオグリキャップ世代で唯一GⅠ無冠という競争成績であるメジロアルダン号をモデルとするウマ娘:メジロアルダン。それ故に著者らはあの手この手で鮮烈な印象を届けようと画策されています。その意図、汲まないわけにはいきませんよ。
第4位:第8回ジャパンカップ

第4位は僕のFavoriteウマ娘ことオベイユアマスターが勝利を飾った第8回ジャパンカップです。おしくともTOP3入りは逃してしまいました。
大量投下されたコミックス初出となるオリジナルウマ娘の個性はどれも強烈。そこにブレンドされるは芦毛対決第2部という美味しい要素を出汁に使うことを許された稀代のジョーカー=オベイユアマスター。彼女との出会いは僕の宝物です。
第3位:第100回天皇賞(秋)

いよいよTOP3の発表です。第3位はスーパークリークが“領域”を捨てる覚悟を示した永世三強篇での一戦=天皇賞(秋)。
シンデレラグレイの代名詞とも言える“領域”。白い稲妻篇=天皇賞(秋)で初公開されたその衝撃は多くの読者に深い爪痕を残したことでしょう。以降、重要なレースでは必ずといって過言でないレベルで“領域”が勝負の行方を左右してきました。
その流れをに逆行するかの如くステイヤー=スーパークリークは“領域”を使わない道を選ぶ!
読者が積み上げてきた先入観を瓦解させるパフォーマンスを披露し、痛烈な衝撃を刻みつけてくれました。
故に第3位に選出させて頂きます。
第2位:第102回天皇賞(秋)

第2位は第3位に引き続き天皇賞(秋)です。芦毛の怪物篇のクライマックスレースとなった同レース。長きに渡ってコミックスの表紙にさえ選ばれてこなかったヤエノムテキの真髄が発揮されたレース。
領域がなくともレースプラン・センス・鍛え抜いてきたフィジカル、そして計測不能なほどの覚悟――――これらを総動員し一強=芦毛の怪物という偶像を破壊する道を選択したヤエノムテキ。
八重の桜は秋に咲く。皐月賞以来のGⅠ戴冠の道のりは不遇と解釈しても良い内容でしたが、それゆえにこの一戦の勝利は計り知れなかった。
以上の理由を持って第2位とさせて頂きました。
第1位:第9回ジャパンカップ

映えある第1位は第9回ジャパンカップ!永世三強篇を彩った屈指の名レースです。
出走者全てのものが勝者であった―――そのように形容しても差し支えないレベルのレース内容が披露され、後に“事件”と語り継がれる第9回ジャパンカップ。
コミックス初出となる新規海外ウマ娘の多数参戦・オベイユアマスターの凱旋、などなど絶賛するべきポイントは尽きないのですが、第1位に選出した理由は同レースを象徴するウマ娘=フォークインの存在に他なりません。
いうならば《もうひとりのオグリキャップ》と呼んでも良いキャラクター造形であったフォークインが主役となる第9回ジャパンカップ。その作劇はシンデレラグレイの最終章の暗示させる内容であったと今なら言えます。
さながら『ウマ娘シンデレラグレイ』という作品を凝縮したレース。それが第9回ジャパンカップでした。
第1位に選ぶ以外なし!―――ですね。
結びに

如何だったでしょうか?
今回は祝!シングレ完結‼️と銘打ちましてフィナーレを記念した記事の第1弾としてベストレースTOP10をプレゼンしました。
僕の独断と偏見による判定なので、そこはご容赦ください。
少々尺が余っていますので最終章を飾った第35回有マ記念をランクINしなかった理由について述べるとします。エピソードの短さなど様々な理由が挙げられるのですが、最たるものとしてはレース=競争として自分の心が捉えることができなかった――――これに尽きます。
僕はオグリキャップのラストランを卒業式を見るかのような感覚で認識していました。これまでの思い出を振り返り、未来へ踏み出す場。それが卒業式です。レースの駆け引き的作劇が乏しかったこと、オグリキャップが怪物という呪縛から解放されたこと、これらが手伝いどうしても最終決戦のを舞台を戦場・競走の場として認識することが叶わず。
故に今回のランキングに名を挙げることができませんでした。
誠に不思議なレースです。
《最後に一言》TVアニメを観た方はコミックスも読破してみてはいかが?
最後に一つよろしいでしょうか?
TOP10にランクINしたレースの半数は第三章以降に描かれております。TVアニメで興奮と感動を覚えたそこのあなた!
コミックスにはTVアニメで体験した以上のレースが多く待ち受けていますよ!
遅かれ早かれアニメ化するとは思いますが、待っているだけというのも辛い。行動あるのみ・・・だと進言させて頂きます。
本プレゼンは以上。ご愛読いただきまして誠にありがとうございます。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしております。





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