シンデレラグレイ屈指のハードエピソードのラッシュが続くコミックス第22巻。全8話に及ぶ魔法が解けたその向こう側へと踏み出す物語が一挙収録。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
コミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』第22巻を購入しました。表紙を飾るはメジロライアン。筋肉が良い。美しく隆起した腹直筋に目が引き込まれてしまう。最終章からの出演とあって出番は不遇な部類と形容できるのですが、筋肉が印象を補って余りある!そう思いませんか?
個人的なフェチズムはどうでも良いでしょうから、とっととコミックスのプレゼンへと移りましょうか。
本記事では第22巻の収録内容がどのようなものであったのかを記すレポートパート。
その収録内容をインプットした筆者のインプレッションパート。
以上、2部構成で進行します。インプレッションパートは筆者の感想を綴るチャプターなので、人によっては第1部だけ目を通せばOKという方も多いかもしれませんね。それはそれで構いませんとも。貴重な時間は有意義にお使い下さい。

インプレッションパートの読むという意欲のある方には、可能な限りの読み応えを提供すべくテキストを濃く味付けしたいと思います。エミュレートプレゼンversion杉下右京。相棒の主役こと右京さんを模倣した文体で彩っていきます。どこの誰ともわからぬ者の声をイメージするよりも右京さんの声色を脳内再生する方が楽しいでしょう。是非、名優:水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみあれ!
第1部:レポート

収録エピソード《第192~201R》
第192R「期待外れ」感想
第193R「引き際」 感想
第194R「心臓」 感想
第195R『潮時』 感想
第196R『灰被り』 感想
第197R『灰被りⅡ』感想
第198R『00:01』 感想
第199R『私たちの仕事』感想
第200R『限界や』 感想
第201R『新しい時代』感想
幕間:久住先生のラフイラストあれこれ
- イブビンティの叫び
- 六平・奈瀬・月吉の若かりし頃
- 靴を履くオグリ
- 六平トレーナーの元を去ったウマ娘の今
- 祝!!200話のポーズを決めるオグリとベルノ
巻末特典:第10回ジャパンカップ勢のラフスケッチ
ビートゥルーオンパルス・イレジテブルウィル・エポイドス・ハッシュアウル
今回初参戦となる4名の海外ウマ娘のデザインが掲載。
エミュレートプレゼンSTART
メジロライアンが表紙を飾るコミックス第22巻。彼女が抜擢されている時点で気づくべきでした。外伝エピソードが収録されるスペースがないということに。
外伝3タイトルは未収録

- タマモクロスと小宮山勝美トレーナーの出会いを描いた外伝“遠雷”
- オベイユアマスターを名実ともに主演とした外伝“盤外”
- 第199Rとの同時期リリースというコンボでベルノライトの怪物性を引き出した外伝“残灰”
これら2025年6月~9月の期間中に展開された外伝タイトル3作品がコミックス22巻に収録されると踏んでいたのですが、モノの見事に掠りともしませんでした。
これは予想外。最終23巻に収録されると信じたいところですが、最終巻には202~210Rまでの9話分が必ず収録される。そこに外伝3本分を追加するとなると、巻末書き下ろし等のスペースがなくなってしまう。
……―――今の段階で可能性が潰えそうだというのは少々寂しいものです。
一気読破で味わう「00:01」までの道のり

第22巻の収録エピソードと言えば、第192~199Rの8話に跨るオグリキャップ陣営の夜明けまでの物語。とりわけそのクライマックスとなった第198R「00:01」は格別な味わいを醸し出しています。
何度読んでも良い!何時読み直しても素晴らしい傑作です。
第193Rから1話ずつ懇切丁寧にオグリキャップの限界を示していくプロセスは余りにも残酷でした。オグリキャップのみならず陣営である六平銀次郎・北原穣・ベルノライトの3名も極限まで追い詰められていましたからねぇ。
だからこそ、北原穣がオグリキャップにした「問い」
走りたいか?
がこれ以上なく光り輝く。その問いに対してオグリキャップの返答と共に最終章の正式名称=“シンデレラグレイ篇”がクレジットされる。童話『シンデレラ』をオマージュする片足を渡すという演出もあって、シリーズの中でも最高峰の名シーンに仕上がっています。
ビートゥルーオンパルスの印象変化

最後に巻末特典について。第10回ジャパンカップに出走した海外ウマ娘のデザインラフスケッチをまとめたものが掲載されていたのですが、目を引くは同レースの覇者=ビートゥルーオンパルスの表情。
僕は勘違いをしていたようです。第192Rの言動からクール寄りのキャラクターであると決め込んでいたのですが、どちらかと言えば“陽”の属性と解釈を改めなくてはならない。そう、ラフスケッチを見て感じました。
ラフスケッチに描かれたいた彼女は表情が柔らかく明るい印象を強く抱かせてくれます。加えて、勝負服がストリートダンサーを彷彿とさせる装いであることからもノリの良い性格だとお見受けします。
第192R時でのビートゥルーオンパルスは「期待外れ」というエピソードタイトルが示す通り、1着を勝ち取った喜びよりも芦毛の怪物への落胆の方が優っていたのでしょう。故に表情が暗くなり、彼女の心象を違える結果になってしまった。
本来の彼女はこのラフスケッチ通りの人物であると知ってしまうと欲が湧いてきてしまいますねぇ。
ビートゥルーオンパルス・イレジテブルウィル・エポイドス・ハッシュアウル
第10回ジャパンカップに出演した新海外ウマ娘の個性を知りたいという願望が抑えきれそうにありません。いつの日か全容を知る機会に恵まれることを祈るばかり。
結びに

如何だったでしょうか?
今回はコミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』第22巻のプレゼンを実施しました。個別のエピソードは既にプレゼン済みですので軽く済ませたつもりです。
しかし、外伝を収録しなかったのは予想外ですねぇ。最終巻の中腹あたりに載せるのでしょうか?それともコミックス未収録のまま終わる?―――考えたくない展開ですが、ないとも言い切れませんねぇ。
そうはならないことを祈りましょう。
コミックスの特典としては、やはり
ビートゥルーオンパルス・イレジテブルウィル・エポイドス・ハッシュアウル
今回初参戦となる4名の海外ウマ娘のデザインが拝めたのが何よりの収穫と言えます。どのデザインも既存海外勢に負けないパワーがあります。出番が乏しいのが勿体無い。
僕がヤングジャンプの編集者であれば彼女らを中核に据えた外伝の企画あるいはアンソロジーコミックの企画を立ち上げるのですがねぇ。存外、既にシークレットなプロジェクトが進行している―――そう信じることにしましょう。
本プレゼンは以上となります。ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしております。

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