答えを探して【シングレ7巻】名もなき二つの名レース

ウマ娘

有マ記念迫る12月。一年を締めくくるグランプリレースを目前に控えてた2名のウマ娘がいた。オグリキャップ・ベルノライト。それぞれの課題と向き合う名もなき“競走”が語られたコミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』第7巻の講談風プレゼン。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ!『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。


 

今回は🪭講談風プレゼンという趣向でコミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』7巻にて紡がれた名もなき二つのレースをご紹介していこうかと思います。名もなきレースって何?――と🤔首を傾げる方も多いかもですね。なんせ筆者が勝手に読んでいるだけなのですから珍紛漢紛になっても無理はない。

名もなきレースとは―――ズバリ、模擬戦と走法探索のトライ&エラーを示します。

前者はともかく後者はレースじゃないだろっ❗️……――と、👋ツッコミが聞こえてきそうだなぁ~。ですが、私にはそう思て仕方ないので良しとしてください。

というわけで、今回はオグリキャップとディクタストライカの一騎打ちとなった模擬戦とベルノライトが単身挑み続けた走法探索。この二つについて🪭講談風プレゼンという変な角度でお届けします。


🪭講談を採用する以上、語り部の味わいが強烈に作用します。いや、させねばならない。しかし、筆者はどうにもこうにも薄味朴訥ヒューマンなので、このまま進行するわけにも参りません。そこで、🪞エミュレート=模倣という技法を盛り込んでプレゼンしますよ!

相棒の主人公:杉下右京をエミュります。相棒season24第2話で右京が披露した講談を意識していきますので、普段の右京さんとは口調が異なりますが、ご理解いただきたい。それと☝️もう一つ。声のないテキストメディアです故、自由に脳内ボイスを選択できるのが強みです。是非とも、名優:水谷豊さんのお声をイメージしてお楽しみください。
 

エミュレート講談風プレゼンSTART

第8回ジャパンカップ3着。オグリキャップが世界と日本最強へのリベンジマッチに意気込んだ先のレースは惜しくも届かず――という結果に終わりました。

1と1/4バ身。数字で示せば数歩でたどり着ける近しい距離。

しかし🪭!そうな甘い考えが通用しないのがトップアスリートの世界というもの。わずかコンマ数秒を縮めるためだけにも死に物狂いの努力が必要とされる。

いや、途方もない努力でも届かせてくれない極地の世界というべきか🪭!そのわずかな差を埋めるためには努力とは別ベクトルの“何か”を見つけなくてはならない。

そう思い至る二人のウマ娘――オグリキャップとベルノライト。悩める2名の心を知ってか知らずか思いもかけない“転機”が舞い込んでくるっ🪭!

 

その転機とは有マ記念記者会見当日にてタマモクロスが発した引退宣言。終生のライバルであると見定めていたオグリキャップの狼狽は激しく、なぜやめるんだ!?まだ走れるんじゃないかっ!?――声を荒げて前のめりになるもそれを一蹴する雷鳴の如きタマモクロスの一喝🪭!

「やかましい!!!」

小さな身体から放たれたとは思ない怒声・険しい目つきに芦毛の怪物も血の気が引く。次のレースがリベンジラストチャンス。時間がない🪭!オグリキャップの中で焦りが強まる。

 

タマの引退宣言がオグリの転機になるのはわかったけど、ベルノとどう関係あるのさ?―――と言いたげな顔のお客さんがちらほら見えますねぇ。

ご安心ください。これからですので🪭!

📸記者会見後、記者の質問責めに晒されたタマモクロス担当の小宮山トレーナー。彼女を労うベルノライトが姿を現す。見舞う気持ち=善意もあったのは確かだが、確かめたい疑問があっての接触。その疑問とはタマモクロスの食欲不振疑惑🪭!

豪勢な食事が配膳される記者会見の場で何も食さない白い稲妻に違和感を覚え答え合わせに打って出たわけです。その観察眼を褒める小宮山トレーナーは、図らずも会話の流れでサポートウマ娘:ベルノライトにとって重要なヒントとなる言葉を口にする。

「タマちゃんのこと世界一分かっているのは私だからさ」―――と。


おや?これがどのような気づきを与えたか気になる顔がちらほら見えますねぇ。せっかちさんですこと。その答えは……―――後ほど登場すると約束しましょう🪭!

 

さぁ時間がない🪭!タマモクロスへのリベンジチャンスは次の1戦のみ。であるにも関わらず残された時間猶予はごくわずか🪭!夜間を惜しんで自主練を進めるオグリキャップだが、がむしゃらに走り続けても自身に足りない“何か”の答えは降って降りてはきてれない。

そんな折、声をかける主がいた🪭!

ディクタストライカ🪭!!

有マに出走する3強の一角と目されるウマ娘がオグリキャップに―――「遊ぼうぜぇ」と模擬戦を申し込む。何故、このタイミングで本番さながらのレースを提案してきたのか……それについて語るは野暮というもの。

あえて申すならばディクタストライカ担当の小内トレーナーの言葉をお借りしよう。

「お人好し」

この言葉に全てが詰まっていると言っても過言ではなし🪭!

かつて日本ダービー18着という挫折を味わったウマ娘ディクタストライカが本格的にスポットライトを浴びるエピソード。そしてオグリキャップの答え探しという物語が交錯する時、そこには珠玉のツンデレ回が待っている🪭!!

 

おっと、失礼。すごくいい感じ締めくくりそうだがもう少しお付き合い頂きたい。ベルノライトの課題と答え探しがまだ語れていません。

オグリキャップとディクタストライカが模擬レースをしていた同時刻、別の舞台で孤独な戦いを繰り広げているものがいた。それはもちろんベルノライト🪭!小宮山トレーナーからもらった言葉から閃きNo.1の模範解答ではなく、個々にチューンしたオンリー1の正解が、サポート方法があると辿り着いたベルノライトは中山レース場を攻略する走法を単身模索する🪭!

約2mの急勾配。中山に聳えるコースという壁を打倒するはテクニック🪭!力任せに踏破することも可能だが、技法を駆使しての最適解を見つけ出してこそ勝利の活路が拓けると導き出したベルノライトのトライ&エラーが繰り返される。その試行回数は片手どころか両手両足の指を駆使しても足りません。

身体が三つは欲しいところ。指が60本あれば足りるはず。

その計り知れない数字を刻んだ彼女の挑戦をレースと呼ばずになんと呼ぶ🪭!レースとは他者と競い合うだけにあらず。自分自身との戦いでもあり🪭!どこかで妥協することもできたはずだが、それをせずオンリーワンのベストアンサーを模索し続けたウマ娘ベルノライトの走りに敬意を表しよう🪭!

 

ウマ娘シンデレラグレイ第2章“白い稲妻篇”のクライマックスを目前とする幕間の物語。そこで描かれた二つのレースは“答え探し”を核に据えられていたことは十分伝わったのではないでしょうか?

タマモクロスやオベイユアマスターにあって自分にはない“何か”を探し求めたオグリキャップ🪭!サポーターとしてできることは“何か”を探し求めたベルノライト🪭!

ディクタストライカと小宮山トレーナーという外的要因に助けられ答えに至るきっかけを手に入れた彼女たちの物語。彼女らがたどり着いた答えなど・・・まだまだ語るべき魅力は尽きませんがそろそろ時間が来たようでして。

答えはコミックス本編・あるいはTVアニメ『ウマ娘シンデレラグレイ』にてご確認あれ🪭!


 

~~講談風プレゼン閉幕~~

 

 

如何だったでしょうか?

今回は講談風プレゼンというアプローチでウマ娘シンデレラグレイ第63~66R=4話分の物語を断片的ながらお届けしました。

本編の旨み成分については大分オミットしています。講談風が前面ですがあくまでも本質的にはプレゼン。題材が持つ本来の味に興味惹かれるよう心がけましたので是非ともコミックスをお手に取っていただければ何よりです。

🪭講談=第3者視点での物語・歴史を語る日本殿堂芸能の一つ。シングレに秘められた魅力をプレゼンしようにも本編そのままを説明するというのは野暮というもの。そこで少々変な角度でプレゼンしようかと発想し、🪭講談という芸を採用する形となりました。🪭講談として成立しているかは正直わかりません。プレゼンらしくスライドビューも採用してしまっていますしねぇ。

あくまで講談“風”ということでよしなに。上手くできていたかな?

それでは本プレゼンは以上となります。また別の記事にてお会いできることを楽しみとしております。ご愛読いただきありがとうございました。

 

このブログではプレゼンノウハウの提供・実践競走馬ウマ娘シリーズの魅力の紹介をあの手この手を駆使して自由に🪽フリーダムに行なっております。

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