アッシュとラズベリーさんの再会!
アッシュとナラ。互いの過去が垣間見える両者の邂逅
ギアスを研究するクリストフ。変態にしか見えない様相で復活するアーノルド君
窮地に追い込まれるサクラ(サービスカット有り→これはとても大事なことです!)
おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。
今回はディズニープラスで好評配信中のアニメ『コードギアス 奪還のロゼ』第6話「薫衣 -Lavender-」を視聴したのでその感想記事となります。
いや〜面白い!KMFのバトルない方が盛り上がっているのではないかとロボットアニメとしての存在意義に疑問を感じてしまうくらい人間同士のドラマが面白い!!
前回の第5話のラストでダモクレスが墜落するという異常事態が起きての第6話。意外とあっさりダモクレス墜落の危機を解決というか最小限の被害に留めることに成功してしまったのには拍子抜け。もっとじっくり時間をかけてこの窮地を突破すると予想していたのですが、全くの見当違いでしたね。
ナイトメアフレームの出番はイントロから数分足らずというロボットアニメ好きには物足りない第6話になると思いきや、日常パートで大きく盛り上げてくれるではありませんか!アッシュとラズベリーさんの再会、アッシュとナラの対面、ギアス研究を進めるクリストフ、復活のアーノルド(外観がどう見ても変態)、サクラに訪れる危機。ロボットアニメなのにロボット出てこない時の方が盛り上がっていることに疑問を感じなくもないですが、それだけ魅力的なキャラがいる粒揃いな作品であるということなのでしょう。
それではレビュースタート。
待ちに待ったアッシュとラズベリーさんの再会!
第6話で一番テンション上がったシークエンスがアッシュとラズベリーさん姿になったサクヤの再会。
ラズベリー姿のサクヤが喫茶店から買い出しに出かける
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サクヤが目の前の道を歩くアッシュを目撃する
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思わず身を近くの物陰に潜めるサクヤ。サクヤにとって、ラズベリー姿に扮しているという状況下で最も出会いたくない相手であるアッシュ。身を潜めた後タイミングの悪いアッシュに小言を呟いてしまうくらい会いたくないというのが面白い。
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アッシュ「奇遇ですね。ラズベリーさん!」
サクヤの思いとは裏腹にラズベリーに気づきすぐさま声をかけるアッシュ。
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サクヤ(ラズベリー)は苦笑い。
このシーン。最高ですね!
会いたくないサクヤとすぐラズベリーにかけより嬉々として声をかけるアッシュ。ロゼとアッシュの会話中には見せないテンションなのがとても心をくすぐってくる。まるで大好きな飼い主を発見した犬のようなテンションの高ぶり。戦闘のプロフェッショナルたる冷静なアッシュの様相から想像し得ないハイテンション振りが痛快です。
恋は人を変えると言いますが、ここまで通常時との温度差を感じさせる男も珍しい。アッシュの恋の行方がどうなるのか乞うご期待!
アッシュとナラ。互いの過去が垣間見える両者の邂逅
ラズベリーにテンション高く話しかけるアッシュの前に見知った顔の如く現れたネオブリタニアの筆頭騎士**アインベルク**の一人ナラ。
ナラを見かけた途端、通常時に近いテンションにスイッチを切り替えるアッシュ。ナラも美人なんだけどアッシュのタイプではないのでしょうね。(私はナラのようなキリッとした女性好きですよ。)
アッシュはラズベリーへ別れを告げ、ラズベリーはアッシュに通信機が仕込まれた小道具を渡す。そして、アッシュはナラが運転する車へと乗り込みその場を去っていく。
アッシュとナラの過去。そして皇重護の死に関わる重要情報
アッシュとナラの会話が繰り広げられ、ふたりが同じ施設出身であること、数年前まで同じ組織に属していたこと、そしてサクヤにとって最重要なサクヤの父=皇重護を亡くなったのはアッシュの責任ではないとナラの口から語られる。
これにはサクヤも我々視聴者も目が見開く衝撃を覚えます。視聴者目線だとサクヤに感情移入しているので、アッシュの皇重護を殺したのは自分だ発言しか情報がない状態だったので、これが真実だとしたらアッシュがたどる運命はサクヤにボロ雑巾のようにこき使われるルートになってしまうと心配していましたが、今回のナラの発言でその可能性が潰えるかもしれないのです。
これは朗報です!
この第6話に至るまで数少ない描写でアッシュの人物像に触れてきました。普段は寡黙で、戦闘のプロで、犬好きで、喫茶店で出会った運命の女性に猛アプローチを仕掛ける不器用で可愛い姿。これらの姿を見てきてアッシュが悪人だとは思えない自分がいました。アッシュが善人であると信じたい自分がいるという方が正しいですね。そして、今回のナラの発言でその可能性が真実であるかもしれない光明が見えてきたのです!
アッシュも善人である可能性があるし、ナラも会話のやり取りでネオブリタニアを内側から変えようとしていることが察せられます。ネオブリタニア側にも良心を持った人がいるというのが今後物語にどう作用してくるのか楽しみです。
緊張感と安心感のある不思議な会話劇を繰り広げた声優陣に拍手
今回の二人の会話は車中という逃げ場のない環境下で互いに銃口を突きつけ合う緊迫したやり取り。互いに嘘偽りのない本心で言葉を発しているのが感じ取れます。お互いにいつ引き金を引くのかわからない緊張が漂う中、どこかそのトリガーをどちらも引くことはないという安心感も感じさせる不思議なやり取りでした。二人の中には信頼のようなものが見え隠れしている。それを直接表現することなく会話のやり取りでTVの前の視聴者に汲み取らせてくる。ここは声優さんの演技に拍手しましょう!緊張感を出しつつも両者の間にある信頼感のようなものを感じさせる芝居に拍手!
サクヤのギアス被害者を研究するクリストフと彼の側にいる復活の男アーノルド君
クリストフ・シザーマン。吉野裕行さんの芝居で見事にマッドサイエンティストを視聴者に届けています。今回はサクヤのギアスを受けた人間を拷問するかのような姿を披露して遂に本領を発揮してきた模様。倫理観なんて最初から持ち合わせていないかのような狂気を纏っていていいキャラですね。
そして、恐らくクリストフ製のゴーグル?と呼んで良いのかわからないヘッドギアを身につけてかのオレンジ君のように再び姿を現したアーノルド君!細身な肉体に上半身裸に等しく変なヘッドギアをつけているせいで外見は変態です。そして、やたらテンションの高い演技を披露する斉藤壮馬君の演技がいいですね。改造されて何か狂って復活したというのが伝わってきます。
窮地に追い込まれるサクラ(サービスカット有り)
今回新登場したキャラ**ヴァルター・リントシュテット**がサクラを追い詰めえる。
特に意味深なシーンもなく唐突に湯浴みを終えて下着も身につけていないバスローブ姿のサクラの背後に突如現れるヴァルター。サクラの身体を押さえ、口元を手で覆い身動きも声も出せない状況に追い詰められたサクラという場面で第6話は幕を引く。
このシーンの前にサクラがナタリアと会話して猫というダミーワードでサクヤの近況を知るというやりとりがあったのですが、ここで何かに気付いたのか?
それともサクヤの母君の騎士だったというヴァルターだから知っている情報で影武者サクヤの存在にたどり着いたのか?
真実は定かですが第7話以降に判明することでしょう。
ここでは身体を押さえられた衝撃でバスローブがはだけてしまいサクラのナイスボディが色々と見えてしまっている状況に感謝しておきましょう。眼福。眼福。
終わりに
今回は『コードギアス 奪還のロゼ』第6話「薫衣 -Lavender-」をレビューしました。
ナイトメアフレームのバトルはないのにキャラクターだけの会話劇でここまで面白くできてしまうのかと感激に浸っております!
ラズベリーへの恋を加速させるアッシュ。
アッシュとナラ。旧知の二人が異なる道を進みそれぞれどこに辿り着くのか。
サクヤのギアスに迫るクリストフの狂気。
復活したアーノルド君はアッシュと因縁を果たすことになるのか。
窮地に追いやられたサクラはこの危機を脱することができるのか。(薄い本的な展開はご勘弁を)
今後に期待です。
と、言いつつ私は既に劇場で先行公開された7〜9話を視聴しているので今後の展開をある程度知っているのですけどね。一応今後の展開を知らない体でレビューしてみましたとさ。
7〜9話のレビュー内容は過去記事:コードギアス奪還のロゼ第3章 感想にまとめてありますのでご興味ございましたら覗いていただくと嬉しいです。
ようやく7〜9話の展開を理解するための情報をインプット完了できて大満足な気分です。1〜3話をみた状態で7〜9話を先に見るという変則的な視聴をしてしまいましたがようやく追いついた。これで心置きなく最終第4章を楽しむ準備が整いました。
劇場で先行公開される10〜12話を見届けたらレビュー記事を投稿する予定ですので、そこで再び会えたらと思います。それでは。
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