仮面ライダーガッチャード #43 感想

仮面ライダーガッチャード感想 ウルトラマン

おはようございます😊ブログ管理人のあーさんです。

今回は仮面ライダーガッチャード第43話「愛・哀・AI? 憎しみを消す力」を視聴完了しましたので、その感想レビュー記事となります。

錆丸先輩メイン回後半戦。

錆丸先輩とお兄さん**鍵一**との関係性。

錆丸先輩にとって因縁浅からぬ**仮面ライダードレッド**との決戦。

ひたすらキモさマシマシのグリオン。

ドジっ子ミナト先生。

見所ありまくりのエピソードの感想を述べさせていただきます。

8月いっぱいで完結を控えてもいるのでどのような終わりを迎えるのか考察も合わせて行っていきます。

STORY

金剛ラボラトリー所長の真美(佐伯日菜子)は、かつてグリオン(鎌苅健太)と共同研究を行っていたことを宝太郎(本島純政)らに告白。その後、危険な思想を抱くグリオンと袂を分かち、現在の研究所を作ったが、グリオンはここの研究を狙っているという。

マルガムになったケミーは本当に錆丸(富園力也)の兄・鍵一(中山義紘)が作ったのか?宝太郎が疑問を錆丸にぶつけると、名前をカメドーンというケミーは幼いころに兄と錆丸が一緒に作ったものだという。錆丸らはカメドーンの錬成を試みたというが、なぜかその時以来、鍵一は錆丸に冷たく当たるようになったらしい。

 また昔のように兄と仲良くしたい…。錆丸の思いを受け取った宝太郎は、その気持ちを兄・鍵一に伝えるべきだと、と錆丸の背中を押す。

 宝太郎に言われた錆丸は、兄に寄り添おうとするが、自分の研究はなんの役にも立っていないと反発。鍵一はカメドーンを錬成した手柄を独り占めしたことで錆丸が恨んでいると思い込んでいた。そんな心の闇から抜け出せない鍵一は苦しみ始めると、グリオンによってカメドーンと融合、マルガムに変貌してしまった。

 グリオンが生成したゴーレムをなんとか倒したガッチャードとライダーヴァルバラドは、鍵一の研究データが入ったタブレットを手にするグリオンと対峙。鍵一の研究をもとにグリオンは錆丸の前でドレッドライバーを錬成、自らの意思をAIで制御するドレットルーパーを作り出す。

「兄さんを助けなきゃ…」
 恐怖を振り払い必死でドレットルーパーに立ち向う錆丸に、マルガムと戦うガッチャードは「これを使って」とエクスガッチャリバーをパス、錆丸は猛然とドレットルーパーに攻撃を仕掛ける。

 カメドーンは兄と二人で作ったケミー、そのケミーを汚されて悔しくないのか!錆丸の痛切な叫びにカメドーンマルガムの動きがとまった。その瞬間を見逃さなかったガッチャードはカメドーンマルガムを撃破、カメドーンをカードに召喚するとそのカードを錆丸へ。

 錆丸は受け取ったカードをエクスガッチャリバーに装填、強烈な一撃でドレットルーパーを倒すと、同時にカメドーンもカードから消失していく。

 亜琉美(小井圡菫玲)を救出したスパナ(藤林泰也)は、鍵一が作ったアイザックのおかげだと強調。研究は無駄ではなかったことを噛み締めた鍵一は錆丸との仲を修復する。

 一方、アトロポス(沖田絃乃)クロトー(宮原華音)の前に戻ったグリオンは、二人の前でドレッドライバーを複数同時に錬成。黄金郷の実現も近い、と不気味に言い放つ。

テレビ朝日 仮面ライダーガッチャード公式サイトより引用

スタッフ

脚本:内田裕基
監督:田口清隆
アクション監督:福沢博文 (レッド・エンタテインメント・デリヴァー)
特撮監督:佛田 洋 (特撮研究所)

錆丸先輩メイン回に相応しい大活躍っぷり

今回のエピソード。錆丸先輩は大活躍でしたね。

  • ドレットルーパーへの勝利
  • 兄との和解
  • りんね・蓮華・ミナト先生の救出

個人的には**ケスゾー**を活用してアカデミーに残ったメンバーを助ける場面が秀逸だと思ってしまいました。

ミナト先生が調合したアイテムで解決しようとしていた問題を別のアプローチであっさり解決してしまうのはケミーについて知識豊富な錆丸先輩ならではでとてもキャラの特徴を活かせた良い場面だと思いました。

ドレットルーパーとの戦闘

今回の見所は何といっても錆丸先輩のアクションでしょう。

第12話「暴走ライナー!暗黒ライダー!」にて強制的に仮面ライダードレッドに変身させられてしまった過去を持つ錆丸先輩がドレッドとニアイコールと言えるドレットルーパーと相対する。

これこれ、これが見たかった!

と、思わず言いたくなるような展開です。

錆丸先輩はドレッド初戦では所謂助けられるヒロインポジションのようなものでした。それが巡り巡ってドレッドを倒す側に回るというのは粋というものです!

ここまで要所要所で錬金術を用いた戦闘描写を披露していたので、錆丸先輩が全く戦闘できないというイメージはなく、むしろ仮面ライダーとなることができなくても戦闘可能なメンバーであるというのは視聴者に刷り込まれている。

そして、満を持してガッツリと敵との戦闘を繰り広げる至った今回のエピソード。過去の積み重ねがあったからこそだと思います。

宝太郎からパスされたエクスガッチャリーバーを受け取り始めての本格的戦闘を繰り広げる錆丸先輩。

素面役者による格闘戦なので役者本人の顔へのダメージ描写がいい味出してきます。

口元や頬のダメージ演出として赤く傷口ができている錆丸先輩。痛々しさを感じさせながらも目の前の因縁の相手ドレッドに立ち向かう姿は美しさを感じました。

キモい!とにかくキモいよ!グリオン!

復活したグリオン。

キモさマシマシです。

金剛真美所長に耳打ちするムーブは色気を感じさせますが、圧倒的にキモさが優っている。

何というかあらゆる言動がネッチョリしているように見えるんですよね(笑)

ニチアサだぞ、グリオン!自重しろっ!

そう言いたくなるレベルでキモさを醸し出している。

アトロポスに対する父親ムーブもなんか気持ち悪い。

役者さんの演技力と監督率いる演出陣の何が何でもグリオンを気持ち悪く見せてやるという熱量を感じます。

今回の監督はあの**ジャグラスジャグラー**の生みの親である田口清隆監督

なるほどと納得してしまった自分がいます。

田口監督はあの闇の仕草を世に排出した張本人。

キャラが持つキモさを引き出すのは監督の得意技なのかもしれません。

ドジっ子、ミナト先生

今回のミナト先生。可愛かったですね。

動けない蓮華姉さんとりんねを救出するために用意した薬をうっかり転んで自分にかけてしまう。

そして、自分もカチコチ状態となって微動だにできなくなる。

まさか、ミナト先生まで動けなくなるとは思っていなかった。先生は優秀な錬金術師のイメージが強いので生徒の窮地を救ってくれるものと思い込んでいました。

初期の先生の印象からはかけ離れたシーンですけど、この1年近く宝太郎らと接してきて良い意味で影響を受けてきた結果なのかと思うとホッコリします。

普段優秀な人物がうっかりミスをする姿といのは親近感を与えます。先生もうっかりミスをするくらいには心の緊張が解けた状態になっているという事実が何だか嬉しくあります。

かつて敵対していた時期があったことを考えると今回のドジっ子ミナト先生の姿はとても愛着の湧いてきてますね。

終わりに

今回は仮面ライダーガッチャード第43話「愛・哀・AI? 憎しみを消す力」について感想を記事としました。

残すところあと7話くらい。そして劇場版も控えているというクライマックスな状況。

終盤に差し掛かったことによりレギュラーキャラの掘り下げに突入しました。

次は誰の掘り下げとなるのでしょうか?

結構レギュラーが敵味方問わず残っているので予測できません。

ラスボスは誰なのか。グリオンは映画でも敵ライダーに変身するようですしTVでは誰がラスボスになるか読めません。ギギストかもしれないし、グリオンも有り得る。全く予想できないですね。

スパナとギギストの因縁も積み重なってますし、りんねとアトロポスの関係性もどのように着地するのか気になります。

クロトーの姉妹に対する想いも報われるのか否か。

宝太郎は敵との因縁が薄いのもあって余計に読めないですね。

宝太郎と言えば父親の存在が鍵となるやもしれません。意味深に姿が伏せられているので父親の存在が物語のクライマックスに宝太郎を大きく絡ませてくるのかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました