ウマ娘に名を刻む7名の英傑。オグリ・クリーク・ヤエノ・アルダン・バンブー・ディクタ(サッカーボーイ)・チヨノオー・第2次競馬ブームを牽引した筆頭世代ことクラシック1988世代の競争成績を一望しよう。

おはようございます。「フィルム&プレゼンテーション」へようこそ。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。
今回は「戦績観測シリーズ」。複数の競走馬・ウマ娘の歩みを一望し、マッチアップの関係性を整理してインプットする試みです。
🎯対象はこの7名。
- オグリキャップ
- スーパークリーク
- ヤエノムテキ
- メジロアルダン
- バンブーメモリー
- ディクタストライカ(競走馬サッカーボーイ)
- サクラチヨノオー
第2次競馬ブームを牽引した筆頭世代ことクラシック1988世代。オグリ世代と呼んだ方がしっくり来る方も多いのかな?
ウマ娘としてデビューを果たしているのはアプリ組として6名。コミックス『ウマ娘シンデレラグレイ』から1名。合計7名の競争成績=戦績を一望できる表をこの記事に掲載しました。
出走時期・レース名・着順・故障&引退時期・マッチアップ関係———この5つを把握できるようなデザインにしましたので、注意点としては着順という⚠️ネタバレを食らいたくない方は見ないことを推奨します。
作るのは大変でしたし、手前味噌のリサーチなので正確性がどこまであるかは定かですが……作ってみてよーーーーく分かったことが☝️一つあります。バンブーメモリーの描かれ方が上手すぎるなぁ〜〜〜〜と強く感じた次第。
バンブーメモリー。アニメの方では第1クールに本のわずかカメオ出演した程度ですが、コミックスでは第3章“永世三強篇”より大活躍する重要ウマ娘。登場が遅い分、著者らからの寵愛を受けていると見て良いのかもしれません。

さて、そろそろ本編へと突入しましょう。まずはレポートパートと題した戦績一望表をずら~と並べたチャプターを。その後、当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion杉下右京で観測表から得られる“気づき”についてお伝えします。是非とも脳内再生ボイスは名優:水谷豊さんでお楽しみあれ!
レポート:戦績一望表1988世代

それでは第1部、レポートパートを進行していくとしましょう。
上記表は1988世代7名の競争成績にまつわる数字をまとめたもの。以下には戦績を一望できる表を掲載していきます。
7名もの戦績を一つの表に一望できるようにまとめる・・・・・・ぶっちゃけますと文字が小さくなって見づらいこと必死でしょう。スマホならなおのこと。拡大してみることを強く推奨します。もしくは大きな端末で見ることができることはそちらをご活用いただければ何より。
逆に言えば遠目に眺めて着順ネタバレ回避なんて使い方も・・・・・・できるかも。
1987年 ジュニア級

1988年 クラシック級

1989年 シニア級

1990年 シニア級

1991年 シニア級

エミュレートプレゼンSTART
クラシック1988世代。第2次競馬ブームを牽引したオグリキャップを筆頭とする競馬史でも屈指のスターホースが揃った群雄割拠の時代ですねぇ。
リアルタイムでその熱気を浴びることは叶いませんでしたが、『ウマ娘シンデレラグレイ』を通じて当時のそれを味わうことができている。著者らには感謝しかありません。
今回、皆さんにお出しした戦績一望表を作って僕が気づいたことが複数ございます。それら全てを語るのはボリューミーすぎる。なので3つに厳選しプレゼンしていこうかと思います。
《武道設定と関係あり?》故障歴のないヤエノとバンブー

ウマ娘のオフィシャル設定で🥋武道の嗜みを持つヤエノムテキとバンブーメモリー。両名に共通する興味深い事実として故障の経験がないことがわかりました。
単なる偶然かもしれませんが、他のメンバーが故障を経験し、その運命を大きく狂わされた歴史を背負っていることを考慮しますとCygamesは意図的にヤエノムテキとバンブーメモリーに武の道との接点を設けたのではないかと思わずにはいられません。
シングレ本編におけるバンブーメモリーの描き方が匠の領域

バンブーメモリーが本格参戦しだすのはコミックス12巻のマイルCS戦。史実ですと……1989年の11月になりますね。
彼女の代表勝利レースとなる安田記念(1989)は既に通り過ぎており、次に勝利する1990年のスプリンターズSも劇中で描写される様子はございません。その間の勝ち星を上げる高松宮杯も描写なしで最終章の有マ記念に突入した。
となると、どう考えても彼女がシングレ本編で勝利を収めるシーンは0のままタイトルは完結を迎えてしまいそうなのですよ!
ですが!彼女の対して弱いというイメージは一切湧いてきません。不思議だと思いますでしょうか?それもそのはず!著者らによって意図的に印象を操作されているのですからねぇ。
安田記念を制覇済みという春のマイル王の肩書きを持った上での登場に加え、バンブーメモリーの誠実で真っ直ぐな人柄。魔術師と呼ばれるトレーナー:奈瀬英人の采配を実行できるパフォーマンス力を誇る確かな実力。これらが合わさることで全くといって良いほど彼女に対して勝てていないなどのネガティブなイメージは抱かない。よくよく振り返ってみてようやく劇中での勝ち星がないことに気づく。
僕も今回の戦績表を作らなかったら・・・その事実に一生辿り着くことがなかったのかもしれません。
彼女の代表勝利となる1990スプリンターズSを描いて欲しいという気持ちを抱きつつも、その手札を切らずとも十二分にバンブーメモリーを魅力的に描写できているので、こちらとしても文句のつけようなどなし。
オグリキャップの物語は出来過ぎている

最後はやはり世代の真打ことオグリキャップについて語るとしましょう。
彼女の物語に対しては、出来すぎているっ・・・と思考がついつい走ってしまいます。
地方での破竹の快進撃によりから中央へ移籍。中央での初期はクラシックレースに参加できず、同期との接点は控えめ。その後、タマモクロスとの芦毛対決トリロジーを経て……———本格的に同期との決戦の火蓋が切って落とされる。
どう考えてもこのシナリオは完成度が高すぎるっ‼️一級のシナリオライターでも生涯に一度描けるかどうかの道筋を誰に操作されたわけでもなく歩んでいるのですから敵いませんよ。
第1巻の後書きにて著者の1人=企画:伊藤隼之介先生の言葉が脳をよぎります。少しだけ彼の言葉を借りとしましょう。
私は世界に溢れる物語史上「最強の物語」それは「オグリキャップの物語」だと、信じて疑いません。
初めてこの言葉を拝見した時、僕は大仰だと感じました。物語とはどこまでいってもその人の価値観に左右される。その物語に出会った時期・やこれまで摂取してきたタイトルとの比較=相対的な評価でジャッジを下すもの。絶対的に最強な物語などこの世界のどこにも存在し得ない———そう考えていたのですが、今その考えは揺らいでいます。
シンデレラグレイの物語は確かに史上最強たり得る……そう思う今日この頃。果たして、これ以上の物語に出会う日が来るのか否か…。
結びに

如何だったでしょうか。今回は第2次競馬ブームを牽引したクラシック1988世代ことオグリ世代の競争成績=戦績を一望できる表をご紹介しました。
全体を俯瞰で見ることで、見えてくるものがある。
ヤエノムテキとバンブーメモリーの武道設定のルーツへの仮説を立てることが叶ったり、シンデレラグレイにおけるバンブーメモリーの扱いの巧みさに気付かされたりなど。僕自身、表を作る前にはなかった気づきとの出会いがあり大変意義のある時間を過ごせたと思います。
これはあくまでも僕の“気づき”。見る者が変われば着目するところも当然変わることでしょう。さて、“あなた”はどこに注目するでしょうか?
それでは本プレゼンは以上。ご愛読いただきまして誠にありがとうございました。また別のプレゼンにてお会いできることを楽しみとしております。

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