プリティーラッシュにご用心【スターブロッサム】第48話「京都遠征」感想

スターブロッサム第48話「京都遠征」感想 スタブロ最新話

既存読者、そして新規ユーザーにも届きうる会心の新章開幕エピソード。ダービー要素は🤏。残りのページ数はキャラクター6名のプリティーラッシュに注力する潔さ……——天晴れ‼️ご新規でもウェルカムなエピソードですね。

おはようございます。『ウマ娘シンデレラグレイ』🎞️映画化を夢見るフリープレゼンターの🦉あーさんと申します。スターブロッサムもメディア化して欲しいと切に願っていますとも‼️

📚『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第48話を読みました。となりのヤングジャンプで期間限定無料公開なので、是非皆さんも好機を活かしてみてはいかがでしょう❓単行本で一気読みするのも、それそれで格別なのでこの辺の判断は・・・やはり人それぞれになりますね。

さて、この記事では第48話の魅力をプレゼンしようかと思います。

毎話思うことなのですが、面白いです‼️これが無料で読めてしまって良いのか⁉️と思うほどに面白い。

今回の第48話「京都遠征」の面白さを形作っているのは何かと問われたら…🦉筆者はキャラクター紹介の巧みさにあるのでは——と睨んでおります。新章開幕に相応しい主役陣営のメンバー紹介エピソードとしてよく出来ているなぁ~~~と唸ってしまう。

リード文はこのくらいにして、そろそろ本編へと参りましょう。本記事は2部構成。

  • 第1部:レポートパート
  • 第2部:エミュレートプレゼンパート

第1部では48話がどのような内容だったのか淡々と記していきます。後編のプレゼンパート用の資料コーナーと言ったところですね。
そして、第2部は当ブログ恒例の🪞エミュレートプレゼンversion“杉下右京”で魅力を解説していきます。『相棒』の主人公:右京を模倣したテキストで文章を彩っていきますよ。是非、水谷豊さんの声を思い浮かべながら、お楽しみください。

 

  1. サクラローレル
  2. 明石椿
  3. ヨシノプリヴェール
  4. サクラチヨノオー
  5. サクラチトセオー
  6. サクラバクシンオー
  7. 明石梧郎

以上の7名がメインキャスト。

ストーリーを4つの区画の編成すると大体このような感じ。

🔻中山金杯~パドック紹介~

サクラローレルが中山金杯に出走。パドックを歩く姿が描かれ、打倒ナリタブライアンの決意をモノローグする

🔻過去回想(京都遠征)

約2ヶ月前(菊花賞後の11月)の過去回想シーンに移行。ローレルは比良山特別に、バクシンオーはマイルCSに出走するためのチームアルケス7名による京都遠征。

🔻京都観光

梧郎トレーナーは別行動を取るため、6人で京都観光をすることに。観光の言い出しっぺはサクラバクシンオー。

🔻バクシンオーのマイルCSへの想い

京都観光後の旅館でのひと時。ローレルとバクシンオーの会話劇が展開される。
 

 新章開幕。実に甘美な響きです。これまで紡がれていた物語に一つのピリオドが打たれ、新たなる門出を宣言する文言。端的ながら既存読者だけでなく新規層=潜在的ユーザーを呼び込む引力がこの4文字には込めらています。

 既存ユーザーには未来への希望・高揚感を示し、新たなるユーザーにはここからなら自分にも途中乗車する好機かもしれない・・・そう思わせてくれる言葉ですね。

 しかし、著者らにとっては甘美とは程遠い厳しいクオリティを求められるわけでして・・・。新章のファーストエピソードとはいわば準第1話。正真正銘の第1話と比較すれば成すべき課題は少ないでしょう。ですが、通常のページ数で第1話に準ずるミッションをこなして行かなければならないというのは・・・険しい道のりです。場合によっては第1話よりも難産となるかもしれませんねぇ。

 もし、僕が✍️執筆する立場でしたら、あれこれ詰め込みたくなる気持ちとページ数・制作期間の板挟みになって中途半端な代物を提供してしまうでしょう。

ですが!流石のスターブロッサム著者陣営です‼️限られたページ数・制作期間で見事な逸品を仕上げてくれました。
 

 第48話「京都遠征」。少々変則的なアプローチながら読者に見応えと未来へのワクワク感をお届けしてくれた秀逸な作品であったと断言できます。

 その秀逸さの核となったのはサクラローレル所属のチームアルケスのメンバーを紹介する構成——でありました。ストーリーラインにおける🔻京都観光のシークエンスを活用し、自然な流れで6名のメインキャストの個性を披露する。

彼女たちがこの新章を担っていく主要メンバーであると——著者らの声なき声が聞こえてくるようでした。

🔻トレーナーを支える女房ポジション:サクラローレル

 主人公サクラローレルは後述する椿トレーナーとのバディ関係がとてもよく出力できていたと思います。慌てふためく担当トレーナーに寄り添い支える・・・本来であれば逆の構図が然るべきかもしれませんが、彼女たちに対してそのようなことを思考を巡らせるというのは野暮でしょう。

🔻責任重大な役にてんやわんやな椿トレーナー

 唯一の大人として京都観光の引率役を担う椿トレーナー。彼女はまだまだ未熟な少々頼りない一面の持ち主。本作は椿トレーナーの成長譚でもありますので、ここであえて頼りない一面を大々的に見せる。今後の彼女の描き方に要注目と言われているようです。

🔻木刀に興奮するヨシノプリヴェール

 スケバン風の勝負服でお馴染みのヨシノプリヴェール。京都のお土産といえば筆頭候補に出てくる木刀に目移りし大興奮する彼女の姿は非常に“らしさ”に富んでおります。少しばかり血の気の多い彼女の気質を可愛らしく表現する見事な描写。
 

🔻良識&THEプリティー担当サクラチヨノオー

 サクラチヨノオーといえば、どんな場所でもその可愛らしさ愛くるしさを披露することで定評のあるウマ娘。シンデレラグレイでの活躍が有名かもしれませんが、スターブロッサムでも彼女は歩く“プリティー”。京都観光で羽目を外す周囲のウマ娘のツッコミ役として表情を目まぐるしく変化させる彼女は必見ですよ❗️

🔻薬膳・薬膳・薬膳サクラチトセオー

 サクラチトセオーといえば何かご存知でしょうか?薬膳です‼️第39R「薬食同源」で初お披露目されたサクラチトセオーの圧倒的個性。チームアルケスに復帰早々。謹製の薬膳カレーを食すシーンに象徴されるように彼女は無類の薬膳愛好家。京都観光では、その個性が遺憾なく発揮され京都ならではの商品ラインナップにご満悦の彼女の姿が実にユーモアたっぷりに描かれました。
 

🔻ムードメーカー:サクラバクシンオー

 そして、この京都観光をの言い出しっぺサクラバクシンオー。彼女は一見猪突猛進タイプに思いきや周囲に気配り意識を兼ね備えるムードメーカー的な一面があることが示唆されました。

京都に来た目的はレースに出走するため。つまり勝利を掴むためです。緊張こそ最も警戒すべき大敵。自らもレースに出走するプレッシャーを背負いつつも遠征地で気負い過ぎているサクラローレルの心理的負担を減らすために観光を申し出る。流石、皆をまとめ牽引する委員長サクラバクシンオー・・・と言ったところですね。
 

 如何でしたでしょうか?この記事では『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』第48話「京都遠征」の魅力についてプレゼンしました。今回紹介した内容を☝️一点に集約しますとこのようになります。

第48話はチームアルケス主要メンバーのプリティープレゼンラッシュであった

——と。

 開幕にパドックシーンにダービー要素を込め、残りのページ数にプリティー要素を押し出す采配。限られたページ数で、既存読者にも新規層にも魅力的なコンテンツを届ける選択としてベストであったと支持します。

 『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』の最たる特徴の一つはチームを一つの主役のように扱っていること。準第1話とも言える新章第48話のアプローチとしてこれ以上の選択は考えられません。1話のボリュームで6名ものキャラを立て魅せる……——お見事でした!
 

『ウマ娘プリティーダービー スターブロッサム』となりのヤングジャンプにて大好評連載中です。公開から2週間程度は無料で何度でも読めてしまう破格のコンテンツ。ご活躍を検討してみてはいかがでしょうか?

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