今回は非常にシンプルながら本質をついたプレゼンのコツをシェアします。
今回の参考図書はこちら。
スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン 人々を惹きつける18の法則 [ カーマイン・ガロ ]
非常に学びが豊富な書籍です。
誰もが認める世界最高峰のプレゼンター故スティーブ・ジョブズ氏も実践し、5つ全て満たしていた人の心を突き動かす“アリストテレスの説得5STEP”を読者の皆様と共有したいと思います。
説得。
活用する場は誰にでも訪れることでしょう。
お小遣いアップ。賃金交渉。何かの承認を得たい時。許可が必要な場面。
大なり小なり、人生は誰かを説得するシーンに溢れています。
何故、あの人は俺の・私の・僕の話しに頷いてくれないだ!?と憤ることも多いことでしょう。
それを解決するシンプルで明快なSTEPは古代ギリシアの哲学者アリストテレスがすでに導き出していた。
5STEP。
片手でカウントできるたった5つの条件を知るだけで、あなたの説得力は間違いなくレベルアップします。
あなたの人生にYESを増やすことは可能です。
それではやる気も漲って来たことでしょうし、共に学んでいきましょう。
チェックシート式5STEP公開
まずは結論からということで、上のチェックシート式表が今回提示する5つのSTEPとなっております。
ぶっちゃけてしまうと、これだけです。もうこれでラーニング完了。全て理解したと満足した方はここでブラウザバックでもOK!
もっと深く・詳しく知りたいというかもご安心を。詳細は後述していきますので、
Q:何故学ぶ必要がある?→A:ジョブズはマスターしているから
詳細解説に突入する前に改めて、学ぶ意欲を刺激しておきましょう。
なぜ、プレゼンのコツを学ぶこの記事カテゴリー:プレゼンtipsでアリストテレスの教えを取り上げたのか。
その理由は単純明快です。
スティーブ・ジョブズが実践していたから。
厳密には彼のプレゼンテーションは5STEPの全てを満たしていたから。
これ以上の理由は不要でしょう。
世界最高峰のプレゼンターが満たしていた説得の技術を我々も齧っていく。模倣していく。学びというのは真似いていくことが最初の一歩。
説得5STEP
それでは具体的な解説を進めていきましょう。ブログ管理人である私が語っているというよりアリストテレス本人が語りかけているイメージを持っていただけるとより深く心に染みると思います。
STEP1:聞き手を聴き手へ。物語を届ける
人間は感情の生き物です。ストーリーに心動かされる。
人が困難を乗り越えるエピソードには興味関心を惹かれてしまう。それが人間という生き物。
物語には聞き手の耳を傾けさせるパワーがございます。
聞くと聴く
同じ発音でも意味は微妙に異なる。後者の方がより能動的な姿勢を示しています。相手の傾聴姿勢を引き出すことができれば、説得の成功率は飛躍的に向上する!
【プレゼンtips#1】ジョブズも実践!プレゼンは物語である
上記記事でも物語の重要性について綴っています。併せて読んでいただくとSTEP1の教えを補強できるかと。
STEP2:重要な悩み・問題・疑問を提出する
説得の頭にストーリーを提示したら、次はすかさず相手にクリティカルヒットする問題・疑問を繰り出しましょう。
その問題を解決することが重要であることが肝要です。これは自分に深く結びついていると思わせればこちらの勝利。
人は誰しも豊かに生きていきたいものです。豊かさを阻害する悩みの種を取り除ける話が聞けるかも思わせましょう。
STEP3:問題を解決する答えを与える
問題に食いついた相手には明確な答えをセットでお伝えする。
問題だけ提出しても共感するだけで終わってしまう。しっかりと解決策を提出することは重要です。
説得のゴールは共感ではない。相手を動かすこと・承認を得ること・許可を得ること。
STEP4:答えによって得られるメリットを具体的に伝える
答えを提示したら、それによって得られる具体的なメリットを伝えましょう。
答えが問題を解決するものでも得られるメリットが見当違いなものだと思い込まれたら、説得は失敗に終わる。
明確に相手の期待に応えるものであると理解してもらう。期待を超えるものであると示してOK!
STEP5:行動を呼びかける
最後にトドメの一撃をお見舞いしましょう。
行動を促すのです。
インプットしてもらうことが説得の目的地ではない。アウトプットに辿り着いてこそ、真に目指していた景色。
一言で良いです。
あまり押しが強すぎても警戒心を刺激してしまうので、軽いジャブのつもりで相手の背中を押す。
最後に
如何だったでしょうか?
今回はアリストテレスの説得5STEPを紹介しました。
ここまでのテキストボリューム約2000。
たった2000文字で綴られたメッセージでも深い学びがあったことだと思います。
最後にまとめとして、チェックシートに再登場してもらいました。
右の空欄は✅を打つための欄です。
是非ともご自身のプレゼンや説得場でYESを勝ち取るために、説得前に空欄を埋められるか記入してみて下さい。
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